11話 ユウ&ミーシェside 前夜祭?
11話 ユウ&ミーシェside 前夜祭?
明日のアギリシ王国の闘技祭に出ることになった優は、明日に備えトレーニングをすることにした。
「ミーシェ、ランニング行ってくるからマシュマロと一緒に待っててくれ。飯作ってくれると助かる。」
「もちろん!今日は美味しい鶏肉が手に入ったの。楽しみにしててね。」
「おお…。それなら唐揚げ食べたいな。」
「唐揚げね。任せといて!」
「楽しみにしてるよ。じゃあ、行ってくる。」
「いってらっしゃい!」
「わん!」
「はぁ…はぁ…!」
アギリシ王国から少し外れた森の中を優は走っていた。
別に特訓しなくても俺のステータスなら心配ないとは思うが…どんな奴が出てくるか分からないからな。
ルシファーとの戦いの後俺はステータス補正のおかげでステータスがぶっ壊れてしまった。
ステータスオープン…。
藤山優
魔人
Lv 5000
HP 700000000
MP ∞
攻撃 ∞
防御 50000000
俊敏 ∞
魔防 45000000
運 1000000
スキル
グランスペルEXLvー 復讐の憎花Lvー
ステータス補正Lvー 高慢の姿Lvー
称号
異世人 召喚されしもの トイレの神様 創造神に愛されしもの
復讐神に愛されしもの ドラゴンキラー 魔神に愛されしもの
天使殺し 勇者
うん…。攻撃と俊敏どうした?
まあセバスさんとの戦いはスピードかなり大事だったけどさ…。
ルシファーとの戦いでもかなり力使ったとは思うよ?でも∞って何?上限がないってこと?
こんな力で殴られたらまず間違いなく相手はあの世行きだろうな…。
てか防御とかも鍛えればこれくらいになるのかな?
目の前にソードゴブリンが姿を表した。
「どれ…。」
優は体にソードゴブリンの剣をわざと受ける。
「全く痛くないな…。それどころかちょうどいい。ちょうどそこ痒かったんだよな…。」
おしい!もっと右…。だあああ!そこじゃねえよ!
ピシャ!
「あ、やべ…。」
優は思わずソードゴブリンをぶん殴ってしまった。
「いかんいかん。目的を忘れるところだった…。」
しかし目の前にいたソードゴブリンは皆逃げ出してしまった。
腕立てでもして帰るか…。
「ただいま…。」
「あ、おかえりなさい!遅かったね…。そんなにやり込んでたの?」
「いや…腕立て何回やっても疲れないからさ…。どんぐらいやったらつかれるかと思って試してたの。そしたら疲れそうになかったから5万回やって帰ってきた。」
「ご、5万…。」
「腹減った〜…。」
「あ、揚げたてにしようと思って…今から揚げるね!」
「さすがミーシェ。分かってるなぁ…。」
「ふふふ…。待っててねーん。」
ミーシェはキッチンに向かって歩いて行った。
「ここの宿屋はキッチンがついてていな。」
「そうだね〜。」
「…なあミーシェ。」
「ん?」
「もし俺の復讐が終わったらさ…。」
「う、うん。」
「どっか綺麗なところで2人で暮らさないか?」
「へ?」
ミーシェは手に持っていた箸を落とした。
「もちろんマシュマロもな。」
「わん!」
「ミーシェ?」
「え…えと…えええええええ?!」
「え?ど、どうした?」
「そ、そそそれって…プ、プ、プロ…」
「おい、唐揚げ焦げるぞ。」
「あ!そ、そうだね!」
ミーシェは急いで唐揚げと格闘を始めた。
「住むなら田舎がいいなぁ…。な?マシュマロ。」
「わん!」
「あ、あの…ユウ?」
「ん?」
「い、いや!か、唐揚げ出来たよー!」
「おっ、待ってましたー。」
食卓には唐揚げの他に、パンや、サラダ、スープが並んだ。
「美味いなぁ…。」
「良かったぁ。ささ、どんどん食べて食べて。」
「おう。」
「ほら、マシュマロ。お肉だよー?」
「わん!へっへっへっ…」
マシュマロも美味しそうにお肉を頬張り始めた。
「明日待ってろよ。塩一年分勝ち取ってやるから。」
「うん!塩はそんなに欲しくないけど頑張って!」
「ああ。そうだ、さっきの話だが…。」
ドキッ!
「う、うん。」
「ミーシェは住むならどんな所がいい?」
「わ、私は…そうだなぁ…。」
「俺は田舎がいいと思ってるんだけどさ。ミーシェはもっと街の中とかの方がいいか?」
「その…それって…プ、プロポーズとかなのかな…?」
「…」
「…へ?」
「…確かに。そうなるな…。」
「え?」
「でも俺たちまだ未成年だしなぁ…。」
「そ、そうだよね!まだ早いよね?!」
「ん?待てよ…。俺は魔族であってミーシェはエルフだろ?俺たちって…結婚出来るのか?」
「エ、エルフも人間と共存してるけど魔族だよ?」
「そうなのか?」
「私がエルフでユウは魔人。なんの問題もないよ?エルフと結婚するのは魔人族が多いって言うし。」
「そういうもんなんだな…。」
「それに魔族が成人するのは16歳。私たちなら問題ないよ。」
「ほう…。でもお前…神様だろ?」
「ユウもじゃん。」
「は?俺は健全な魔族だぞ?」
「健全?まあいいや…。ユウの称号に神様ってあるじゃん。」
「へ?…もしかして…トイレの神様?」
「うん。」
「は?!ふざけんなよ?なんでこんなに不名誉な神様にならなきゃならないんだ?!」
「わ、私に言われても…。」
「え?てか俺神様なの?」
「自覚なかったの?」
「あるわけないだろ?!あのクソガキ…。次あったらボコボコにしてやる…。」
「そんな訳で…神様同士なら問題ないんじゃないかな。」
「なるほど…。じゃあ…結婚しちゃう?」
「え?」
「もちろん俺の復讐が終わってからだ。その時にちゃんと言う。こんなノリみたいな感じになっちまったが…俺は本気だ。」
「ユウ…。」
「それまで…待っててくれるか?」
「うん!」
ミーシェは優に抱きついた。そして唇を重ねた。
そのまま2人はベッドへと向かった。
ミーシェの上に乗り、深い…深い口付けをする。
「ん…ユウ〜…。」
「もう我慢出来ないな…。」
「い、いいよ…ユウ。」
「ああ。」
「ん…あ…」
2人は大分夜更かしした後話をしていた。
「結局今日も最後までできなかったな。」
「う…い、痛いもん…。」
「分かってるよ。焦らなくていいさ。」
「ユウ。」
「ん?」
「さっきの話だけど…私はユウと一緒なら…どこでもいいや。」
「ミーシェ…。」
「どこに住むかじゃなくて誰と住むかだよ?」
「…そうだな。でも…やっぱり2人でちゃんと考えて決めような。」
「うん!」
「てか明日闘技祭なのに何やってんだ?俺は…」
「ははは…そうだね…。」
「まあ運動にはなったのか?」
「そ、それ以上言ったら殴るから…!」
「悪い悪い…。まあサクッと優勝してくるよ。」
「うん。ラゴスさんのお酒楽しみ!」
「そうだな、相当いい酒だろうな。ていうか俺ら成人なんだろ?なら後ろめたい気持ち無く飲めるな。」
「確かに…。」
「ま、何はともあれ明日だ。」
「うん。おやすみ…ユウ。」
「ああ、おやすみ。」
闘技祭は明日。それに備え仲良く眠りにつく2人であった。
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次回は小宮様sideですよ。お楽しみに。
風強いですね…。皆さんお気を付けて。
ここからは相談なんですが…特別編と本編を分けようかなあ?って考えてるんですよ。
詳しく説明すると本編は本編として投稿して特別編の学園編はそれだけで一つの作品として投稿しようかなぁ?って。このままでいいならこのままにしますが…読みにくいですよね…。
まあ分けるかもってことだけ頭に入れといてくださいw
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