第六話 ロベルの事情
第六話 ロベルの事情
キャプション注意書きは、読んでいただけましたか。
今更かもしれませんが、今回とくに顕著です。「元気のないロベルさんは解釈違い」と思われる方は、向いていないと思います。
解釈違い起こっても大丈夫、という方は、どうぞお読みください。
夕刻 サイド
お店へ襲撃があって、俺があの発作を、原因は魔力の暴走らしいけど、あれを起こしてから四日目。落ち着いた時間が取れて、気持ちの整理もかねて、久しぶりに日記を書こうと思う。
まさか発作を、魔力を持ってからたまに意識を失ってその間に暴れていた発作を、襲撃で起こすとは思ってなかった。
今までは何の前触れもなく、ただ、感じたことのない喉の渇きと空腹感が襲ってきて、頭の中からようわからん声がして、目の前が暗くなるってばかりだった。
で、意識を失っている間に暴れていたらしく、周りに迷惑かけてしまう。こっちの街に来てからはほとんどなかったし、とくにたまきさんと会って店で働くようになってからは一度も起こらなかったから、このまま収まってくれたら、なんて思っていたのにな。
発作を起こして、地下室で縛られていたのはほんまに驚いた。しかも、次に起きたら部屋で、すっごい心配そうな顔した夢ちゃんがいるって状態で、目まぐるしかった。
また気を失ったのがいつか、よく覚えていない。お店で何があったか覚えているかって夢ちゃんに聞かれて、思い出しているうちに、あの声が頭の中で響いたなって思い出したころからたま記憶がないから、その辺りなんやろうか。また発作を起こしてたんかな。なんの前触れもなかったし、みんなもなんにも言わんけど。
それから、みんなが待っててくれた休憩室で話し合いや。最初から発作のこと、黙っていないで話せって怒られた。発作が魔力と関係しているって思ってはいたから、相談すればよかったかな、とは反省している。みんなは魔力を持っているって、ハナから教えてくれてたからな。知っている人に聞くのが一番だった。
あんな、言い訳やけどな、自分しか読まない日記に、自分しか読まないからこそ書きたい。みんなには絶対に言えないから。
魔術師に襲われてから一か月間、前の街で二回発作があった。手がかりを得てこの街に来て、だいたい一か月で一回だった。それも、二か月目でたまきさんに会って、組織に入って、三か月間一回も起こらんかったんや。このまま収まるかなって思っていたのよ。
なんか聞くのも怖いし、発作と向き合うのも、怖かった。正直。
……書いてみて、改めて言い訳やなと思うよ。でも、言えるか?俺の問題に深入りさせるようで嫌やったんや。
さすがに、あの事は言われへん。個人の問題や。仲間だからって巻き込めない。でも、確かに、発作の相談まではしてよかったかもな。
愚痴と反省はたっぷり繰り返した。もうこれで切り上げよ。
書いておきたいことは、そうやな、みんながどんな種族でどんな特徴を持ってて、ってこともやし、あの訓練のキツさとかも、まあ、たっぷりある。
だけど、一番は優しさかな。
速攻で事情を聞かれて、魔力をひたすら抑え込むしかしてないし、使うなんて全然できてないって言ったら、「魔力を使いこなせ、そして食べて補給もしろ」と満場一致で言い渡されたんや。
使えたら、暴走させることはなくなるし、身を守れるからって。食べたくなるタイミングやらも分かるようになるからって。
暴走させんですむなら、まあ、教わった方がいいんやろうなって思ったから、教わろうと思った。そのときはこんなスパルタ教育と思ってなかったし、なにより、俺のために覚えろって、教えるからしっかり使いこなせって言ってくれてるの、伝わったから。
そんで、一日休みを挟んでから、一週間みっちり訓練が決定したんよ。今はまだ三日目や。ほんとにな、すぐに対応してくれるのがすごい。お店は襲撃があるってわかった時点で、黒幕を締め上げるまで休業するって決まったらしいけど、でもよ。でも、昼間は俺のために誰か一人が交代で訓練の先生やってくれるって。
ま、その訓練の内容はほぼ全員スパルタかそれに準ずる厳しさやったけど。今んところは一番優しいのがベルさんだった。ちょっと荒っぽいやり方ではあったけど、型とか、魔力を使う感覚、体になじませて防御に生かし、体の負荷を軽減して疲れにくくするコツとか教えてくれたから。
ベルさんは初日だけで、しばらくはむこうの組織の仕事で来れそうにないって言うとった。
昨日のオリバー君も今日の神田君も、「ベルさんから感覚の掴み方は教わったよね、実戦形式で覚えるのが一番だから、始めよっか」みたいなノリでかかり稽古や実戦さながらの組手やら、模擬戦闘やらせるって、早すぎる。いくらなんでも早い。
いやまあ、分かるよ。たしかに感覚はしっかり掴みましたよ。一昨日昨日はご飯食べてシャワーしたらもうすぐに寝落ちたけど、三日目の今夜は体力少しある。
昨日よりも魔力の使い方を掴めたなって思って、先生してくれた神田君も「オリバーさんから聞いていたよりもずっと使えてるじゃないですか」って褒めてくれたしな。
ただな、最後にな、「明日も私が教えますけど、今日よりもっと厳しくできますね」とか言っとった。爽やかな笑顔で言う内容じゃないのよ。もっと厳しいってナニ、ねえ。
……まあなあ、ここまで新人のために手間をかけてくれるって、まず無いことやけど。他の組織じゃさ、ここまで一人に対して手を掛けたりしない。前の街の仲間たちならしてくれるかな。だけど、組織の上層部が許さないだろうな。
たまきさんは変わり者だし、イケボだ声が良いって言ってオタク出してきたりもするし、太客として特別に対応するときは、ハッキリ言わしてもらえばたまきさんがボスに設定されたレイドバトルだけど、でも、いい人や。
それと訓練についてもう一個だけ。場所が、お店から徒歩で20分くらいの場所にある廃工場群なんや。
大昔に開発しようとして、計画がとん挫して、そのまま建物だけ、あるいは骨格だけが残っている一帯や。最初のバイト先の先輩が、「ここはヤバいから近づくなよ。銃声がしたとか噂もあるし、治安がとにかく悪いから」って言ってた場所。
ベルさんが案内してくれた。ここはギャングスタ―のシマの一部だから暴れても平気だし、住み着いている危ない奴らは、魔力を持った自分らがいれば襲ってこない。だから、こういう物を壊したり暴れたりする訓練には最適な場所なんだって。
色々と聞きたいことがあるけど、あったけど、「訓練が終わって、お前が一人前になったら教えてやるよ」と言われたら、もう聞けなかった。
言われたときのベルモンドさんは、まさに『マフィアのリーダー』やった。上から命令をする、大事な場面では部下に有無を言わさない厳しさやった。あんなベルさん初めて見たで。
ああ、そうや。最後に一つだけ。夢ちゃんが気にしとった事を書いとこうか。
夢ちゃん、縛って尋問したときに本気出して怖がらせてごめんって、謝ってくれたんや。俺は全然気にしてないし、原因は俺が黙っていて、発作起こして暴れたからやし。そのまま伝えたけど、しおれてはったなぁ。夢ちゃんって自己肯定感低いからな。
だけどな、みんなの待つ休憩室で、事の説明してたらな、夢ちゃんに、ちゃぁんと叱られた……。なんで黙ってたの、言わなきゃダメでしょ!って。
オカンやった。記憶に残るって点では、地下室で縛って尋問されたときよりも叱られたときの方が上回る。そのくらい怖かった。
オカンが一番怖かった。
ここまで日記を書いて、ロベルは筆を置いた。しばらく固まっていた肩の筋肉をほぐすために、上に腕を伸ばす。
伸ばした腕の力を抜くと、そのままの勢いで「はあ」となんともつかないため息が漏れた。
心にひっかかるモヤの正体は分かっている。日記には書けていない。書く必要もないくらい、強く覚えている。
もう何度も思い出しているのだが、ロベルはまたその場面を脳裏に描く。
店の襲撃があり、ロベルが発作を起こした日。皆に事情を説明して、訓練を明後日から開始する、明日は休めと言われたロベルは、先に部屋に戻った。正確に言うと、「ロベちゃん、全然疲れとれてないから、もう寝な。明日は休み。明後日から訓練開始ね」と夢追が決めて、ロベルを部屋に追い返したのだ。
まだまだ店を襲撃してきた相手について、先輩達は話す様子であった。ロベルも聞きたかったのだが、口を開くよりも先に犬山に手を引かれて、しぶしぶ部屋を出たのだった。
犬山 サイド
まだ休憩室でみんなは話すことがあり、ロベルも話し合いに参加したがっている。しかし、本人は自覚が薄いようだが疲れが顔に出始めているため、彼を休ませるべく、犬山はロベルの手を引いて部屋に来た。
六畳ほどの広さと外開きの窓があるこの部屋は、ロベルが来るまでは物置に使っていた。かつて収納していた様々な物は、半分は犬山の複数ある持ち家へ移動させたり、ミニマリストが容赦なく捨てたりした。残りの半分を片隅に追いやり、ロベルは仮の、一時しのぎの自室として、ここで寝起きしている。
一時の宿、のように言っていたはずが、最近はベッドまで購入していて、他にも生活空間をより快適に整えている節が見受けられた。犬山は居座られる気がしていて、このまま住むなら残りの諸々の荷物を片付けてあげなきゃ、と思っている。
その新しいベッドにロベルを座らせ、自分は椅子に腰かけて、犬山は彼と向かい合った。
何か始まるぞと感じ取ったらしい部屋の主は、少しだけ眉をひそめて「なんですか」と聞いてきた。
今回ばかりは甘い顔をしていられないと、犬山はボスとして、仲間として、真剣に話し出した。
「ロベルさんさ、魔力を持たされた魔術師を探しているって、言ってたよね。その魔術師にされたのって、本当は、違うことなんじゃないの。
術をかけられた副作用で、魔力を持ったんじゃない?」
聞いた途端に、ロベルは体をビクリと震わせた。視線は泳ぎ、真っ直ぐに自分を見つめてくる犬山と、決して目を合わせない。
「な、なにをおっしゃっているのか、よう分からんのですけど」
最初の発音は声が裏返り、どうにか続けた言葉も不自然に堅苦しい。
「ボク、魔術師なんだ。後方支援兼、魔術による火力担当。だから、魔術については君よりも、みんなよりもずっと詳しいの。だから分かるよ。かけられた術式があるんでしょ」
眉間にしわが寄りそうになるところを意識して抑える。それでも犬山の目つきは険しくなっていた。
最初にロベルの事情を聞いたとき、『魔力を持たされた』と本人は説明したが、魔術を知る者としては納得がいかなかった。
なぜなら、魔力はロベルの体になじみ、体は魔力をエネルギーにしていたからだ。魔術師が『持たせる』と表現し、被害者が『持たされた』と認識するならば、本来、魔力はカプセルに入った薬のように体内にとどまっているだけの状態であるはずだ。決して被害者の体に溶け込まず、体が活用するなどあり得ない。
だから、詳しく言いたくない事情を抱えているのだろうと犬山は察した。裏社会に生きていたら、他人に触れられたくない過去の一つや二つ、古傷や探られたくない事柄など、持っているのが当たり前と言ってもいい。
仕事も帰る場所もないと言っていたロベルを、「働かない?」と誘った時、術の内容までは分からなかった。ただただ、本人が言いたくないなら探らないでおこうと思っていた。
術の内容も、気にならないと言えば噓になる。だが、本人が言いたくないのであれば無理に聞こうとは思わなかった。周りに迷惑をかけないのであれば。本人に著しい害を及ぼさないのであれば。
しかし、もう事情が変わった。
ロベルは大事な組織の仲間になり、彼は魔力を暴走させた。自身も周りも傷つく恐れがあり、原因は術式にある。
ボスとして、犬山はロベル自身のためにも、他の仲間のためにも、聞かねばならないのだ。
「ロベルさん。君のためにもあいつらのためにも、教えてほしい。かけられた術はなんだったの」
重ねて問うと、ロベルはため息をついて下を向いた。表情は垂れた前髪で分からないが、形のよい唇が辛そうに歪むのだけは見えた。
黙って仲間の答えを待つ時間は、重たい緊張に満ちている。
自分のプライベートに深入りさせないのがロベルだ。知り合ってからの三か月で犬山も十分理解している。言いたくないだけの理由があるのだろうとも推測するが、ボスは引き下がらない。
沈黙を破ったのは、ロベルだった。
「ボス、お見通しやったんですね」
やっと話し出した声は、暗いながらもしっかりとしていた。
「うん。初めて会った時からね、術がかけられているなって分かったよ。基本は詮索しないけど、ロベさんのために、今回ばかりは教えてほしい」
「……ほんなら、話します」
覚悟を決めた面構えで、ロベルはまっすぐにボスを見て話しだす。犬山もまた、背筋を伸ばし無言で応えた。
「たまきさんの言う通りです。俺がかけられた魔術は、魔力を持たせるための術じゃない。『対象を魔術の使える人形』にするための術です。
……これだけで、詳しい方なら分かるんじゃないですか。俺が言いたくないのは、ただプライベートな問題に皆さんを巻き込みたくないだけじゃない。それ以上の理由がある。
これは禁じられて、執り行う手順も闇に葬られたはずの魔術。裏社会でさえ禁止するような依存性の高い麻薬や、殺傷能力の高すぎて世界中で廃棄された武器と同列の危険物や。使った魔術師だけでなく、術の対象まで政府に拘束されて当たり前っちゅう、な。
裏社会であっても締め出すために政府と手を組む。なんとしてでも撲滅させるヤバい魔術を、俺はかけられました。
危なすぎる状態だと知った上で置いていたら、絶対に迷惑をかける。けど、本当に俺の事情を知らないで、ただ俺が居ただけだったら。俺を普通の体と思って置いているだけなら、皆さんはどこからも非難されないし罪にも問われない。裏社会はそういう場所や。分かった上で置いていたら共犯、知らなかったならそれまで。
なら、話して万が一にも迷惑をかけないようにします。俺の問題に、誰かを巻き込んだりしたくないから。
……でも、……でもさ、ああやって副作用の魔力が暴走して、迷惑かけちゃって。それなのに、みんなは俺の事を心配して、訓練つけるぞって言ってくれる。たまたま、ボロボロの状態で体力なくなって、店の裏口に寄り掛かっていたってだけの俺を、働かないかって誘ってくれて。気が付いたら組織の仲間になっていて」
途中までは気丈に振舞って、しっかりと話していたロベルだが、限界が来たようだ。感情を漏らしだした途端に、彼の肩は震え出した。
犬山は立ち上がると、そっと仲間の肩に手を置いた。膝をついて下から顔を優しく覗く。
「ボクらのこと、考えてくれていたんだね。ありがと」
ロベルはやはり、初めて会ったときと同じ顔をしていた。
「ボクに話してくれて、ありがとね。いいんだよ、巻き込んで。みんなそうだから。みんな……とくに夢追と神田君なんかも、ヤバい過去持っているし。ロベさんだけじゃないし、一人で抱えてほしくないよ。君も大事な仲間だ。どんなに重たくっても、一緒に抱えてあげるから」
一言一言をゆっくりと、相手の心へ染み込ませるように犬山は話す。
こらえきれない感情を誤魔化すためか、ロベルは「ああもう」と呻きながら目元を乱暴に腕でこする。そのまま、声量に感情を乗せて話し出した。
「たまきさんも、みんなも優しいんや。そんな優しくされたら、もう言うしかないじゃない。俺は隠すの苦手で下手なんやから。ほんとは言いたくなんかなかったのに。暴れちゃってからずっと目まぐるしくって、色々なやることが山積みだったからどうにか直視しないでいれたのに。
なのにさ、もう無理だよ。隠してるの。話しちゃうって。夢ちゃんに聞かれたときはどうにかこらえたけど、もう無理。もう限界なの。話したらもっと迷惑かけるかもしれないのに。でも、頼っちゃうの」
あふれ出る言葉と感情は、それまでの苦労や辛さが一杯に詰まっていた。
「ロベさん。いいんだよ。ボクらには頼ってくれていいの。ボクらも君に頼る、君もボクらを頼る。そうしてここでは生きているんだよ。みーんな、そうだよ。
夢追も神田君もベルさんもオリバー君も、みんなそうだから。あの人たちも他人にはおいそれと言えない事情を抱えたり弱いところを持っていたりして、支えたり傷を癒す場所を探していた」
落ち着かせるためにも、一人じゃないと示すためにも犬山はそっと仲間の頭をなでる。
「ロベさん、みんなには言いたくなったら言えばいいから。ボクからは絶対に言わない。約束するよ。
それと、一個、いいこと教えてあげよう。かけられている術はね、君が持っている魔力を使いこなせたら、確実に発動しない。簡単に言うと、君の持つ魔力が術の邪魔をするから、発動させられないんだ。だから、魔力の訓練がんばりな」
腕を下げて、充血させた目でこちらを見るロベルは、弱弱しく「そうなん?」と聞いてきた。
犬山は元気づけるために、わざと少し調子に乗った悪い顔をして、続きを話す。
「術ってのは、対象が持っている魔力と必ず反発するよ。ロベさんに仕込まれた魔術なんかは特にそう。病気に例えたら、魔術が外から体内に侵入してきたウイルスみたいなもんだから。ロベさんの体内にあってロベさんが使える魔力が、体に備わっている免疫機能だよ。魔力を鍛えて使いこなせれば、免疫力も上がる。
魔術を生き物に使うとき、対象は魔力を持っていない者を選ぶって、基本だから。ロベさんが魔力を持ったのは、絶対に誤算だったはずだ」
話を聞いていて、だんだんとロベルの目に明るさが戻っていく。
「ありがとう、たまきさん。俺、なんとかできる気してきた」
「うんうん、ロベさんはそれでこそロベさんだよ。ま、あいつらに訓練は厳しめで、って言っとくから、がんばってね」
「え、あの人たちの厳しめ、って、あの、ホストクラブの研修よりキツい感じですか?」
「んーと、分かんないけど、ま、ロベちゃんだったら乗り越えられるよきっと!」
じゃあね、と明るい笑顔で言い切って、有無を言わさぬうちに犬山は部屋を出た。今はこれでメンタルの回復を図れるだろう。術についてもっと詳しく聞きたいが、後日に回すと犬山は決めた。背後から困惑する声が聞こえてくるが、気にせず廊下を歩いて休憩室へ戻る。
ロベルの抱えている事情は、思っていたよりは重かった。だが、問題ではない。ようは、魔術を発動させないことと、魔術師を探し出して解除させればいいだけなのだから。
解決策の簡単さと力業加減から言えば、神田の抱えた事情と同程度。道のりは遠いが、どうにでもできるだろう。
「明後日からの特訓、楽しそう。初日だけはママみのあって優しいベルさんに頼んで、あとはみんなで鍛えてもらおうかな」
犬山の呟きは、誰もいない廊下に吸い込まれていった。
飛ばしても平気な あとがき
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
また、読むだけでなくいいねやブックマークなどの反応までしてくださり、ありがとうございます。反応、読んだ感想を送っていただけることは、書き手としてはもううれしくてしょうがないし、やる気みなぎってきます。
いい加減に、元気のいいロベルさんを読みたいです。「おしゃおしゃべりべりよ」をしているところ、見たいですよね。作者は見たいです。
マフィアっぽい活躍を人外設定混ぜながら読みたいし、ホストクラブ兼マフィアの情報収集をやっているところも読んでみたい。
そう思いながら、妄想を膨らませております。
皆さまも、お好みのシチュエーション、イケボで言われたいセリフ、読んでみたい場面など、ありましたらお気軽に教えていただけませんか。参考にさせていただきたいのです。とくにセリフについて。
作者は自分の読みたい場面とシチュエーションを一生懸命無理なく盛り込もうと、頭を悩ませながら、この物語を書いています。
この小説は、作者の「悪で魅力的な姿」厄介客を帰したり返した後の治安の悪い姿」を読みたい気持ちが動力源になっています、自給自足の小説です。
少しでもお楽しみいただけましたら、幸いです。