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第19話

いつもの登山に行っただけなのに — fujossy.jp · All chapters

第19話

湯殿を出た後、大磯守様は僕の体を丁寧に拭いてくださった。 新しい着物を用意してもらっても、身体の内側はまだ火照ったままで、脚も少しがくがくしている。「立てるか、真雪」「は、はい……なんとか……」「ふふ。まだ腰が抜けておるな。……さあ、部屋へ戻るぞ」大磯守様に支えられるようにして、僕は湯殿から廊下を歩き、奥の部屋へ通された。 襖を閉めると、外の喧騒が遠ざかり、二人きりの空間になる。 部屋の中央には厚い布団が敷かれていて、行灯の灯りが柔らかく揺れていた。「そこに座れ」言われるがままに布団の上に膝をつくと、大磯守様は正面に座り込み、再びゆっくりと着物の紐を解いていかれた。 僕の視線の先に、綺麗な顔からは想像もつかないくらいの男らしい身体つきの裸身と、湯殿で太腿に当たっていたあのものが、姿を現す。 熱を帯びて、びんと張り詰めたそれは、僕のものより明らかに大きく、青筋まで浮き出していた。……なんだか、ここだけ別の生き物みたいにも見える。「……真雪。お主も出せ」「え……?」「着ているものを脱いでわしに全てを見せよ」「は……はい、……」そうしてまじまじと見てしまい、恥ずかしさで顔が熱くなるのを感じながらも、僕は言われるままに着物を脱ぎ捨てた。 まだ余韻で半勃ちのままのものが、冷たい空気に晒されてびくりと跳ねる。「ふふ、まるで童のような身体だな」大磯守様はこう言ってから、僕の腕を引き、「来い。ここで膝立ちをしろ」と続けた。僕が言われた通り、彼の膝の間に収まるように膝立ちすると、互いのものが、熱い肌と肌の距離で触れ合いそうな位置になる。「その手で、わしのものとお主のものを重ねて握れ」「か、重ねて……?」「そうだ。互いに擦り合わせるのだ」「は、はぁ……」僕には想像もつかない、初めての行為だった。 恐る恐る両手で、自分のものと大磯守様のものを一緒に包み込む。 熱さの差も堅さの差も、掌を通してはっきりと伝わってくる。「んっ……♡熱い……です……」「ふふ。では、上下に動かせ。ゆっくりでよい」言われるままに手を動かすと、ぬるりとした感触が二人のものを繋いで、くちゅ、くちゅと卑猥な音が部屋に響いた。 大磯守様のものは熱くて大きく、僕のものが擦れるたびに、先端から透明なものが溢れてくる。「ああ……お主の手、震えておるな。……気持ちよいか?」「は、はい……ッ♡でも、大きすぎて……うまく……」「上手くなくてよい。わしが教えてやる」大磯守様の手が、僕の手の上から覆い被さった。 力強く、しかし巧妙にリズムを変えながら、二人のものを同時に扱き上げる。 亀頭同士がぬるぬると擦れ合うたび、甘い痺れが腰の奥に走る。「んぁぁっ♡♡だ、だめぇッ、♡……そんなに強く……ゔぅッ♡♡」「だめ、などと言いながら、お主のものはまた堅くなっておるぞ。……身体は正直だな、真雪」耳元で甘く囁かれ、互いに擦り合ううちに、僕の呼吸はまた乱れ始め、腰が勝手に前後に動いてしまう。「ふふ、良いぞ、もっと押しつけてこい。わしのものと、お主のものを密着させて……そう、その調子だ」「はぁっ……♡ あ、あぁっ♡♡ 熱い……擦れて……変です……ッ♡」「そんなことはない。これが男同士の愉しみ方の一つだ」しばらくそうして擦り合っていると、大磯守様がふっと手を離し、僕の腰を掴んだ。