LNCrawler

第37話

いつもの登山に行っただけなのに — fujossy.jp · All chapters

第37話

「ひゃっ♡や、やめて……恥ずかしいです……ッ♡」「恥ずかしい? だがお前の身体は正直だぞ。ほら、乳首がもうこんなに堅くなっておる」薄い着物の上から乳首を指で転がされ、僕はびくりと身を震わせた。 大磯守様は満足そうに鼻を鳴らしながら、今度は僕の腋に顔を近づけた。「ここも……良い匂いがする。働いた男の匂いだ。……真雪、腕を上げておけ」「で、でも……汗で……汚いです……っ」「汚いなどと誰が言った。わしは好きで嗅いでおるのだ。もっと嗅がせろ」言われるままに腕を上げると、大磯守様は躊躇いなく腋に鼻を押し当て、深く息を吸った。 くすぐったさと羞恥と、妙に甘い快感が混ざり合い、腰がくすぐるように熱くなる。「んぁッ♡だ、だめ……そこは……ッ♡」「ふふ。ここを嗅がれるのも感じるのか。……お前は本当に、どこを触れても正直だな」腋を舐め上げられ、同時に胸の乳首を摘ままれる。 上下から責められ、さっきまでもやもやしていたことなど、すっかり掻き消えてしまった。 今、僕の中にあるのは、大磯守様の熱い吐息と、身体を溶かしていく快感だけになった。「はぁッ……♡あ、あんッ♡♡そんなに匂い……嗅がないで……ッ」大磯守様の堅く熱いものが、僕の太腿に押し当てられる。 布越しでも分かる熱さに、僕の方もすぐに反応してしまった。 「真雪。今夜はお主の匂いをたっぷりと味わいながら、可愛がってやる。良いな?」「ふぇ……ッ、♡あ、は、はい……っ♡」大磯守様の低い声に、僕は恥ずかしいのに頷いてしまった。 今はただ、この人の熱と匂いに溺れていたい。それだけで、あとは何にもいらない。大磯守様は僕の薄い着物を乱暴にではなく、急かすように押し開け、素肌に直接顔を埋めてくる。 胸の谷間、脇腹、下腹部……と、ゆっくりと匂いを嗅ぎながら舌を這わせ、時折強く吸い付いてこられる。「んひッ♡♡ あ、あうッ♡……そこ……弱いです……ッ、♡」「そうであろう?だからこそ、執拗にやっておるのだ。……お主の弱いところを、全部わしの匂いと舌で満たしてやる」甘い言葉が、耳に溶け込む。 大磯守様の髪が肌をくすぐり、熱い吐息がかかり、鼻先が敏感な部分を擦るたびに、僕の頭の中は更に真っ白になっていく。