第38話
第38話
「はぁっ……♡ お、大磯守様の……匂いも……すごく感じます……っ、♡」「ふふ、どうだ。わしの匂いも、好きか?」「は……はいッ、♡好き、です……ッ♡」「正直でよい。……では、もっと近くで嗅がせてやる」大磯守様は僕の顔を両手で挟み、再び深くキスを落とすと同時に、身体全体で覆い被さってきた。 互いの汗と吐息が混じり合い、部屋の中に甘い熱が充満していく。さっきまで胸の奥でもやもやしていた気持ちは、もう完全に消え失せていた。 今はただ、大磯守様の匂いと熱に、身も心も委ねてしまいたかった。「真雪、こっちへ来い」大磯守様は壁に背を預けて座り直すと、僕の腰を引き寄せた。 僕は大磯守様に導かれ、膝の上に跨らされる。 正面から密着する形になり、互いのものが布越しに熱く触れあった。「ひぁッ……♡こ、この体勢は……」「これで可愛がってやる。お前の匂いを、もっと近くで嗅がせろ、真雪」大磯守様は薄い着物を完全に押し開け、下着も脱がせると、自分のものも解放された。 熱く堅いものが、僕のものに直接密着する。 亀頭同士がぬるりと触れあうと、僕の身体はびくりと跳ねた。「んぁっ♡……熱い……です……ッ♡♡」「ふふ。では、腰を動かしてみよ。ゆっくり擦り合わせるのだ」言われるままに腰を前後に動かすと、亀頭同士がくちゅ、くちゅと擦れあう。 敏感な先端同士が押しつぶされるように擦れるたび、甘い電流が腰の奥を駆け巡った。「あぁッ♡あッ♡、あぁんッ♡♡これぇッ♡擦れて……すごいです……ッ♡♡」「良い声だ。……もっと密着させろ。わしのものと、お前のものが離れぬようにな」大磯守様の手が僕の腰を掴み、リズムを誘導する。 同時に顔を寄せ、首筋や胸に鼻を押し当てて、深く息を吸い込んでこられた。腰を動かすたび、亀頭の裏側同士がぬるぬると擦れ合い、快感がどんどん積み重なっていく。 大磯守様の熱い吐息が耳元にかかり、時折乳首を軽く摘ままれるたびに、声が上ずった。