LNCrawler

第2081話 第三回戦開始!召喚盤の数は、ついに32個へ!?

ゲーム世界転生〈ダン活〉~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を 〈はじめから〉プレイする~ — kakuyomu.jp · All chapters

第2081話 第三回戦開始!召喚盤の数は、ついに32個へ!?

最初〈280組〉あったクラスも第一回戦で70クラスまで減り、そこから第二回戦を九試合を経て18クラスまで減ってしまう。

たった二試合で18クラスしか生き残りがいないとかハードだぜ。

だが、〈エデン〉のメンバーが所属する〈1組〉と〈2組〉は順調に生き残っていた。同様に〈エースシャングリラ〉のメンバーが所属するクラスも順調に勝ち進んでいる様子だ。

「ゼフィルス君ー!」

「私たちも勝ち進んだよー!」

「誉めてくれてもいいんだよー?」

「〈2組〉のみんな、勝ち進んで偉い!!」

「「「きゃー!」」」

〈3年2組〉所属のサチ、エミ、ユウカがきゃぴきゃぴしながら報告してくれたので誉めた。

いやぁ、このレイドボスが溢れる中々に混沌としたクラス対抗戦で勝ち進んでこられたとか、かなりすごいことだぜ。

「俺も試合見てたぞ! トモヨががっつりレイドボスの攻撃を止めて、返す刀でサチとエミとユウカがコンボ攻撃を叩き込んだところなんか手に汗握ったよ」

「あはは~。ボス補正があったらこうはいかなかっただろうけどね!」

そんなことを言いつつトモヨは自信が漲っているな。

ボス補正のあるレイドボスは六段階目ツリーのタンクのスキルすら粉砕してくる。

単発の防御スキルじゃ防げない攻撃も多いのだ。

しかし、召喚盤のレイドボスはそこまでのパワーは無い。

トモヨが六段階目ツリーで防御すれば、必殺技でもない限り受け止め、さらに反射させることすら可能だろう。

ここにサチたち、〈エデン〉で最も火力の高い3人のコンボ攻撃をぶちかますと、レイドボスでも大ダメージだ。

エミが回復も使えるし、時間を掛ければこの4人だけでも〈樹界ダン〉のレイドボスくらいなら倒せるだろうな。

「そして最大の功労者は――カルアちゃん!」

「カルアっち見事だったよー。リンゴジュース飲む?」

「影からエージェント猫が出て来たかと思うと、簡単に術者を倒しちゃうからね」

「ごくごく。リンゴジュース。美味しかった。次はカレーを所望する」

「「「ははー」」」

そして〈2組〉最大の戦力は――カルアだ。

今ユウカが言ったように大活躍。特に『エージェント猫召喚』の『エージェントアサシン』が恐ろしくここのルールに嵌り、レイドボスの術者にそっと忍び寄って〈敗者のお部屋〉へ送りまくったのだ。

なにせ、最初からレイドボスの召喚盤を保持する脅威の〈200組台〉も、術者は下級職である。上級職LV100のスキルを受けて無事なはずはない。

カルアは黒猫隊をアサシン隊にすると、レイドボスの術者を『ピーピング』などを使って確かめ、そっと刺客を放って術者を屠りまくったのだ。

あの作戦会議中に突如リーダーが退場してしまった〈250組〉の動揺シーンはもはや伝説になっている。リーダーのいた場所には黒猫が残っていただけだったからな。

彼らもさぞ何が起こったか分からなかっただろう。刺客の最初の一言は「ニャー」だったとか……。

その後は 再召喚 ( アシストモンスター ) のクールタイムが終わる前に〈2組〉が攻めてきてジ・エンドだ。

そんな感じで数字の多い組のクラスはことごとくアサシン猫の餌食になってしまったんだよ。

なお、黒猫だけじゃなく、カルアの神速にも付いてこられる者は無し。

組数の若いクラスが相手だと、アサシン猫では倒せないので、カルアが直接狩っていったらしい。

おかげで個人におけるレイドボス撃破数(術者撃破も含む)ではカルアがダントツのトップとなっていた。

「ぶい」

「こりゃ、うかうかしていられないな!」

「私たちは〈1組〉と戦わなくて済んで超ホッとしてるけどね」

「それなぁ」

トモヨが言っているのは、なんと〈1組〉と〈2組〉の対戦は無いという意味だ。

実は第三回戦では、〈1組〉と〈2組〉は、別々のグループで試合をすることが決まっている。トーナメントの別ブロックだったのだ。

そして今年からは新ルールが適用され、ブロックごとに勝ち残ったクラスは、学年を超えたクラス対抗戦――学年対抗戦へ出場することになっている。

学園で最も優れたクラスを決める決勝戦だ!

第三回戦は二試合まで。9クラスが出場。

その勝者2クラスずつ、計4クラスが学年対抗戦に出場するのだ。

よって、クラス対抗戦では〈1組〉と〈2組〉のエンカウントは無しである。

最終日の学年対抗戦でぶつかることになるだろう。

最終日とか、とても楽しみすぎるぜ!

そんな感じでクラス対抗戦3日目は過ぎていった。

明けてクラス対抗戦4日目。

この日もアリーナでは爆発的な大歓声が起こっていた。

「今日の3年生の試合は準決勝戦だ! 18クラスが9クラスずつに分かれてぶつかり合い、上位の2クラス、学年対抗戦へ出場する計4クラスを選出するよ!」

――――――うおおおおおおおおおおお!!!!

ラダベナ先生の宣言のおかげだな。

「本日行われる試合は全学年合わせてたったの六試合! 使用されるアリーナは第一と第二に限る! よって今回、みなが注目しているであろうレイドボスの召喚盤は、各アリーナに32個ずつ配置することに決定した!」

――――――うおおおおおおおおおおお!!!!!!

マジパナイ。

第一回戦では9個、第二回戦では18個だったレイドボスの召喚盤が、第三回戦では32個配置される。

もう回収作業とかしても意味ないな。絶対回収が間に合わずレイドボス大戦になる。

また、1年生は第二回戦でレイドボスの召喚盤が配置されない代わりに上級ボスの召喚盤が大量にばらまかれたが、第三回戦ではそれにレイドボスの召喚盤が混じるという宝探し要素を混ぜたクラス対抗戦になる模様だ。新し過ぎる。

「それじゃあ本日最初の試合いくよ! 当然3年生の試合からだ! 全員、しっかり目に焼きつけて参考にするんだよ!」

――――おおおおおおおお!!

ラダベナ先生の発破の掛け方はいつもすがすがしい。

さあ、俺たち〈1組〉は例のごとく第一試合から出場だ。

「さあ、3年生の部、第三回戦第一試合の出場クラスはこれだよ!」

第三回戦――〈1組〉〈8組〉〈9組〉〈18組〉〈21組〉〈24組〉〈34組〉〈222組〉〈276組〉。

さすがは優秀なクラスの集まり、順当に一桁台のクラスが3クラスも残っていた。

いや、そこまで順当とは言えないか。コストが低すぎてレイドボスが召喚できなかったという〈3組〉は第一回戦で敗退してるからな。

〈8組〉は持ち点1670だが、〈フェアリークイーン〉や〈ネファイブ〉の召喚盤を運よく手に入れ、さらに〈9組〉と手を組むことで勝ち進んだ。

〈9組〉は持ち点1690だな。

〈18組〉は第二回戦で俺たちと同じ試合を勝ち進んできたところだな。

レイドボスを撃破した数少ないクラスとして注目されている。

〈21組〉〈24組〉〈34組〉も多くの上級職を保有するクラスだ。

そして〈34組〉から番号が一気に飛んで〈222組〉と〈276組〉。

この結果には学園もうなった様子だ。特に〈276組〉なんて低位職クラス。ここのリーダーは特に注目されている人物らしい。俺もびっくりしたもん。

本来なら18クラスに絞られる第三回戦ともなれば、上位クラスしか生き残れないような地位だ。そこになんと〈200組台〉が食い込んでいるのだからすさまじい。

ちなみにカルアたちの方のブロックには〈100組台〉が1クラス残っているというのだから学園長の思惑は大成功だろう。

いやぁ、この新ルール、すげぇわ! 公平性が神過ぎる! どのクラスでも勝ち上がれる可能性があるとか、さすがはカイエン先輩だぜ!(超尊敬)

転移陣で拠点へと飛ばされ、カウントダウンが始まると、俺たちも一気に攻めに出るために陣形を整える。

「いいかみんな! もう召喚盤を俺たちが確保しに行こうが行くまいが相手にレイドボスの召喚盤が大量に行くのは確実となった! 故にレイドボスの召喚盤はもう集めなくていい! 第二回戦の時のように一気に拠点を襲撃して落とすぞ! 最初の目標は――〈222組〉と〈276組〉だ!」

「「「「「おおー!」」」」」

〈200組台〉は時間が経てば経つほど召喚できるレイドボスが増えるので、なるべく力をつける前の早期に落としたいところ。

ブザーが鳴り響き、俺たち〈1組〉は即で駆けだした。

――――――――――――――――

あとがき失礼いたします。

第三回戦のイメージ図を作製いたしました!

こちらからどうぞ!↓

https://kakuyomu.jp/users/432301/news/2912051605335080009