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第2092話 ゼフィルスVS天プラ4人!サターン切り札大爆発

ゲーム世界転生〈ダン活〉~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を 〈はじめから〉プレイする~ — kakuyomu.jp · All chapters

第2092話 ゼフィルスVS天プラ4人!サターン切り札大爆発

「「「「「クゥーン……」」」」」

「バカな!」

サターンが思わず叫んだ。

あの〈バトルウルフ(最終形態)〉をこうも簡単に光にされた事実に、目が飛び出そうなほど見開いてる。いや、ちょっと飛び出しちゃったかもしれない。

これはパフォーマンス。

〈1組〉もこうも簡単にボス補正が無いとは言えすべてのレイドボスを倒せるわけではない。

コストがこの中で最も低く、かつダメージを受けていて倒しやすかった〈バトルウルフ〉に攻撃を集中させて総攻撃し、反撃される前に屠ったに過ぎない。

だが、それもここまでだ。

「ヴォオオオオオオ!」

「任せてもらおう! 『制空権・ 神閃域 ( しんせんいき ) 』!」

「反撃だ! 『ゼルワン・カイザーバスター』!」

〈ヘカトンケイル〉が暴れ、大量のパンチの連打をリカが弾きまくって防御し、ラウが強力なバスター系でダメージを与えるが、そのダメージはHPの1割にも満たない。

さすがに高コスト持ちは倒すのに時間が掛かる。

なのにそんなレイドボスがあと3体もいるのだから、実はサターンの判断は正解だった。〈1組〉でもさすがにてこずる。

「! 援護しろ! レイドボスの勝つ道を作り出すのだ! 喰らえ『アルティメットフレイムソウルピラー』! 『大魔法・メテオ』!」

「「「「お、おおおおおお!」」」」

〈3年50組〉も隠せないほど動揺はしていたが、サターンの声に何とかやることが見えて攻撃を開始。

レイドボスの援護に舵を切る。悪くない、むしろいい手だった。しかし。

「今だ〈ヘカトンケイル〉! 多連――」

「見つけました。あなたが術者ですね――『 闘神拳 ( とうしんけん ) 』!」

「あちょ!?」

最初に崩れたのは〈ヘカトンケイル〉の術者。

討ったのはセレスタンだった。〈バトルウルフ〉が一瞬でやられた動揺が効いており、不用意に指示を出してしまったところ、セレスタンにズドンされてしまったのだ。しかも、

「ニ、ニシムー!!」

「ニッシー!?」

「ニッシーがやられたぞ!」

今の彼はニッシーことニシムーだったのだからさらに動揺は広がった。

六段階目ツリーを開放していたはずの、〈3年50組〉の実力者。

準決勝戦では他の六段階目ツリー持ち5人が負け、絶体絶命の状況で〈 悪魔王 ( ア・クマオウ ) 〉を率いて〈245組〉の拠点を強襲し、陥落させた英雄だった。

それが、まさかの一撃での退場……! 〈3年50組〉の動揺は大きい。

「ふははははははは! 強いやつはウェルカムだ! 『ヘル・レジェンド・バーサークモード』!」

だが、ここで敢えて笑った者がいた。

きっと動揺するクラスメイトを鼓舞する狙いだろう。

「む! これは、【バーサーカー】系ですか。ゼフィルス様」

「おう、いったれセレスタン!」

「『イエス・マイロード』! では、倒させていただきましょう」

ここでセレスタンと戦うのは〈ウェルカムのムカル〉。

〈3年50組〉の六段階目ツリー開放者だった。しかし。

「うおおおおおお!!」

「ふ!」

レイドボスが居なければ、1対1でセレスタンに敵うはずもなく、一瞬で大量の拳を喰らってぶっ飛ばされていた。

「ぐはっ!」

「ム、ムカルーーー!?」

「ジーロンはどこだ!」

「ふふ! ここです!」

しかし、ここでセレスタンに凶刃が迫る。それはムカルを助けようとしたジーロンの剣だった。

だが、これはガンっと金属音を鳴らしながら弾かれる。

「俺を忘れてもらっては困るぜ? なんてな!」

「ふふ!? まさか!」

そこに立ちはだかったのは――勇者ゼフィルス。

片手剣で大剣を操るジーロンに打ち勝ったのだ。

「ジーロンの相手は俺がしようじゃないか!」

「ゼフィルス! ふふ、まさかヘルクのセリフまでものにするとは!」

「おい、ジーロン!」

「ふふ、ここは任せてくださいサターン。あなたはレイドボスやクラスメイトに指示を!」

「くっ!」

〈ヘカトンケイル〉が消えて、残っているのは〈ベヒモス〉〈ヨウネル〉〈 悪魔王 ( ア・クマオウ ) 〉の3体。

また不意に術者がやられなければ相手が〈1組〉であってもなんとか対抗できる。

つまりは指揮力が試される場面だ。

リーダーのサターンはゼフィルスに魔法をぶっ放したかったが、今それをするとレイドボス部隊が崩れる。ここはジーロンに任せるしかない。

「いいのかジーロン? 1人じゃ俺を抑えられないぜ?」

「ふふ。もちろん僕1人で抑える気なんてありませんとも。ほら、来ました」

「お?」

「ニャオオオオオオオオ」

「〈ベヒモス〉の援軍か!」

「ふふ、レイドボスと共闘し、今日こそゼフィルスを倒します!」

「良いじゃないか! だが、そういうことならこっちも俺だけじゃないぜ? リカ、ラウ、フィナ!」

「任せてもらおう! 『抜刀術・ 壊斬大一閃 ( かいざんだいいっせん ) 』!」

「〈ベヒモス〉と言えど――『獣王に引き裂けぬ物は無し』!」

「教官、援護します――『天盾飛翔突撃』!」

〈ベヒモス〉がこっちに来るのなら、元々〈ベヒモス〉を受け持っていたメンバーもこっちに来るのが道理。来たのはリカとラウ、そしてフィナだった。

良いメンツ。

〈ベヒモス〉が見覚えのあるエフェクトで右手を光らせたかと思うと、ゼフィルスの〈三ツリ〉『ライトニングスラッシュ』を放ってきた。さすがは勇者猫。

しかし、それはリカのスキルブレイク『抜刀術・ 壊斬大一閃 ( かいざんだいいっせん ) 』やラウの防御スキル『獣王に引き裂けぬ物は無し』で相殺。

そこにフィナが盾を構えた状態で強力な〈五ツリ〉盾突撃スキル『天盾飛翔突撃』を顔面に決めて受け止めた。怯む〈ベヒモス〉。

「ナイス! 『フィニッシュ・セイバー』!」

そこにゼフィルスが飛び込んで〈五ツリ〉の強力な一撃を与えんとするが。

「ふふ! やらせません! 『 壊刃 ( かいじん ) 』!」

ジーロンが飛び込んできた。

狙いはゼフィルス。

〈六ツリ〉の一撃でゼフィルスを狩ろうとする。

だがゼフィルスもジーロンがこのタイミングで仕掛けてくることは分かっていた。

狙いを〈ベヒモス〉からジーロンに変更。スキルを振り切ったのだ。

ゼフィルスとジーロンの攻撃がぶつかる。

結果は、ゼフィルスが1割弱ダメージ、ジーロンが5割のダメージを受けて吹っ飛んだ。

「ふ、ふふ!? バカな!」

「装備が違うぜ!」

ゼフィルスは全身を最上級の新装備で固めている。

昨日出来上がったばかりの勇者の新装備だ!

対してジーロンは上級装備だ。レベル差もあり、これは必然。

「ニャオオオオオオオオ」

だが、ここで〈ベヒモス〉がゼフィルスを狙う。

「あれは『ガードラッシュ』だ! リカ、『 貫嵐 ( かんらん ) 』!」

「『抜刀術・ 貫嵐 ( かんらん ) 』!」

そこに割り込むように飛び出したのはリカ。スキルは〈五ツリ〉のカウンター&防御破壊が付いた『抜刀術・ 貫嵐 ( かんらん ) 』。

防御しながら3連攻撃を放つ攻撃&防御スキルの『ガードラッシュ』の天敵のようなスキルだ。さすがはゼフィルス、自分のされたくないことをよくわかっている。

当然のように防御スキルは 破壊 ( ブレイク ) され、大きな隙を作った。

この隙を逃す〈エデン〉メンバーではない。

「『ゼルワン・カイザーバスター』! 『 神 ( しん ) ・ 獣 ( じゅう ) ・ 願 ( がん ) ・ 獣王獅子戦牙 ( じゅうおうししせんが ) 』!」

「『エル・バランレード・ラグナロク』! 『天界の一撃・スペリオールジェネシス』!」

「『 天光勇者聖剣 ( あまのひかりのゆうしゃせいけん ) 』! 『ゴッドドラゴン・カンナカムイ』!」

「『二刀斬・ 如法暗夜 ( にょほうあんや ) 』! 『二刀斬・ 一念通天 ( いちねんつうてん ) 』!」

ここでいつもレイドボス戦で使用する超強力な〈六ツリ〉スキルが火を噴いた。

ゼフィルスたちは今まで〈六ツリ〉をなるべく温存してきた。

ボス補正の無いレイドボスには〈五ツリ〉で十分なダメージになるため、ここぞという隙に一気に決めるよう最初から構えていた形。

「ふ、ふふ!?」

すさまじい威力の攻撃が〈ベヒモス〉に叩きつけられ、そのHPがものすごい勢いで減っていく。

途中『聖剣』系で斬られたため反撃できず、そのままダウンを取られてしまった〈ベヒモス〉は、ジーロンが何とか助けようとするも叶わず、ついに光にされてしまったのだった。

「バカな!」

他のところで手一杯のサターンが〈ベヒモス〉があっさり消えて目を見開いていた。

まずい。非常にまずい。

5体居たレイドボスの内、残り2体しか残っていないのだからそりゃまずいだろうさ。

幸い残っているのは〈ヨウネル〉と〈 悪魔王 ( ア・クマオウ ) 〉。

〈ヨウネル〉は接近戦で攻撃すると相手に反撃ダメージを与える特性があり、〈 悪魔王 ( ア・クマオウ ) 〉は単純にレイドボス最強格。故になんとか時間稼ぎはできていたが、〈1組〉に今のところ退場者は無し。〈50組〉は追い込まれていた。

〈エデン〉のメンバーは、みんなレイドボス戦に慣れている。

ぶっちゃけさっきまでの〈ベヒモス〉〈ヨウネル〉〈 悪魔王 ( ア・クマオウ ) 〉の3体同時大暴れの方がきつかったくらいだ。

あのままなら誰かしら退場者が出ていた可能性もあったが、今はそこまでではない。

「いってウーちゃん、ルーちゃん、フーちゃん! 〈ヨウネル〉を倒すよ」

「!! な、小さいが、〈バトルウルフ(最終形態)〉が3体だと!?」

フラーミナが活躍し、動きの速い〈ヨウネル〉を押さえつけることに成功したからだ。さらに。

〈 悪魔王 ( ア・クマオウ ) 〉も7人のメンバーによりほぼ抑えられており、動けない状態。

ほとんど膠着状態だった。

ここで〈ベヒモス〉までやられたのだから大ピンチ。サターンはすぐに対処する。

「トマとヘルクを連れてくるのだ!」

「なぬ!? それでは西は!?」

「西を気にしている間に拠点が落ちるぞ! 西は拠点の側で守らせる!」

西側からの宝剣による遠距離攻撃を防ぐことを任されていたトマとヘルクのことを、サターンは忘れてはいなかった。

もう西は一旦放置し、拠点の守りを強化するしか方法がない。

あれもこれも守れるほど、戦力が残っていないのだ。どこかを削るしかなかった。

すぐに伝令が動き、走りながらポーションをがぶ飲みしてなんとかHPを戻したトマとヘルクを連れてくる。だが。

「かなり粘られましたね。お見事でした。また手合わせ願いたいものです」

「へへへ、ウェルカムだぜ」

貴重な六段階目ツリー開放者のムカルが、ここでセレスタンによって転移されたのだ。

「ムカル!?」

〈50組〉、残り六段階目ツリー開放者は4人、レイドボスは2体。

「ジーロン、トマ、ヘルク! こっちにこい! 賭けに出るぞ!」

「ふふ!? サターンそれは!?」

「それを使うのか!?」

「俺様を忘れてもらっては困るぞ!?」

その腕に抱えられていたのは、大きな爆弾と時計。

時計だけで2メートルを超える大きさだ。

それをサターンはぶん投げ――られなかったのでその場で起動する。

「ああ。これより、〈マジカルタイムギャンブル〉を発動する!」

「「「なぁ!?」」」

サターンはこういう時、アイテムに頼ることができる。

〈大 爆砕 ( ばくさい ) の手袋〉然り、〈マホリタン〉然りだ。

上手くいったこともあれば、いかなかったこともあったが、サターンの目の付け所は悪くない。

上手くいけば大きな戦果が得られるが、失敗するとマジでピンチ、というか負けが確定してしまうような大きな賭けに出る。

「どうせこのままでは負けるのだ! ならば、賭けに出ようではないか!」

このままやられるのなら、やってやる。

大逆転につながる可能性の一手をな!

「超巨大爆弾設置! ルーレット開始!」

「ふふ! 奇数来てください!」

「この野郎サターン! 奇数が来なかったら承知しねえぞ!」

「俺様のお祈りも忘れてもらっては困るぞ! 奇数よ来い!」

それはまさにギャンブル。時計の針は1本。それがぐるぐる回り始めたのだ。

これは奇数と偶数で効果が違い、奇数なら敵へ、偶数なら味方へこの超巨大爆弾が爆発する、大ダメージと超特大の状態異常をプレゼントするとんでもない一発逆転装置。

ギャンブルでベットするのは味方の命だ。その威力は推して知るべし。

サターンにとっては自爆特攻はお手の物、2分の1で生き残れるならそりゃこっちを採用する。〈大 爆砕 ( ばくさい ) の手袋〉はお蔵入りだ。

「ちょ! サターン! なにやっちゃってんの!?」

「ゼフィルスか!」

ゼフィルスたちの次の狙いは――〈ヨウネル〉だった。

〈1組〉はレイドボスのポイントを総取りしたかったため、レイドボス優先。

そしてサターンとの決着は後に取っておくつもりだった。

だが、サターンたちがとんでもないものを使い始めたのでゼフィルスも焦る。

ゼフィルスが焦るほどの代物なのだ。このサターンの切り札は。

なにしろこれ、最上級ダンジョン産のアイテムなのである。つまり、ゼフィルスたちにも効くのだ。

「『 英勇転移 ( ブレイブポート ) 』!」

「俺様を忘れるな! 『 英傑運命 ( えいけつうんめい ) ファインアップ』!」

転移したゼフィルスが後ろに回り込んで時計をぶっ壊そうとするが、それはヘルクが割り込んで防御する。ユニークスキル発動状態だった。

奇しくもサターンたち4人VSゼフィルスの戦いにもつれ込む。

「ふふ! 飛んで火に入る夏の虫です――『究極奥義・ 破壊天剣 ( はかいてんけん ) 』!」

「ここで退場しろゼフィルスーーー! 『太陽落とし・デストラクションティーラ』!」

ジーロンとトマが選択するのは――上級ユニークスキル。

ゼフィルスを倒すには、これくらい全力で叩き込まないとだめなのだ。

「『究極魔法・インフェルノバースト』!」

さらにサターンも続く。

LV60を超える一握りの強者、その4種のユニークスキルが、今放たれた。

ゼフィルスはこれを見てニヤリと笑いユニークスキルを発動する。

「『 完全勇者 ( アブソリュートブレイバー ) 』!」

それは無敵モード。

ゼフィルスの上級ユニークスキル。これが発動している間、あらゆるスキル・魔法・ユニークスキルは無効化される。

直撃するサターンたちの全力攻撃。

「「「「やったか!!」」」」

「効かーーーーーーん!!!!」

「な、バカなーーーー!!」

ゼフィルス1人ならば勝てる。そう思っていたが、ユニークスキル3連撃を喰らったゼフィルスはぴんぴんしていた。さらに。

「『 勇気 ( ブレイブハート ) 』! 『 勇者の剣 ( ブレイブスラッシュ ) 』!」

「ぐはあああああああ!?」

「「「ヘルクーーー!」」」

ユニークスキル連打返し!

あまりの衝撃に一瞬動けなくなったヘルクはぶった切られて吹っ飛んでしまう。

だが、さすがはバフ系のユニークスキル発動中。あの攻撃に耐えている様子だ。

しかし、ここでさらにサターンたちにとっての悲報が舞い込む。

「〈ヨウネル〉がやられました!」

「なんだと!?」

レイドボスが残り1体。もうだめかもしれない。

だが、ここでルーレットが止まる。

「ルーレットが止まるぞ! これで終わりだゼフィルス!」

「あ、やば!」

ゼフィルスは『 完全勇者 ( アブソリュートブレイバー ) 』の使用中で他にスキルが使えない。

なんと〈マジカルタイムギャンブル〉を破壊するのに間に合わなかったのだ。

奇数、偶数、奇数と針は刻み、止まったのは――偶数。

「「「ん?」」」

〈偶数なら味方へこの超巨大爆弾が爆発する〉。

この〈マジカルタイムギャンブル〉の効果である。

つまり〈マジカルタイムギャンブル〉は、〈50組〉に向かって爆発。

巨大時計からポイっと投げられた爆弾が、地面に接触すると、〈50組〉メンバーズと〈 悪魔王 ( ア・クマオウ ) 〉の足元が大爆発。サターンたちは真上に吹っ飛んだ。

「「「「ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!?」」」」

「グマアアアアアアアアアア!?!?」

「上がったーーーーー!?!?!?」

サターンたち上がったーーーーーー!?!?!?

だが、ここで終わらなかった。

なんとサターンたち4人が吹っ飛んできたのを見た〈 悪魔王 ( ア・クマオウ ) 〉が不意に構えたのだ。

あ、あの構えは! そして〈 悪魔王 ( ア・クマオウ ) 〉のHPバーに光るアイコン。

あれは――〈混乱〉状態のアイコン!?

あの爆弾は、状態異常も強制的にプレゼントしてしまうのだ。

〈混乱〉状態の〈 悪魔王 ( ア・クマオウ ) 〉は、目の前にまで飛び上がってきたサターンたちを敵認定。そして――。

「クマアアアアッパーーーーーーーーーーーーーー!!」

「「「「ぐはああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!?」」」」

一瞬でしゃがみこんだかと思うと、足、腰、胸、腕とひねりを加えた、鋭すぎるアッパーカット――『必殺・クマアッパー』を放ったのである。

「さらに上がったーーーーーーーー!?!?!?!?」

サターンたちはそのまま天高く打ち上げられ、一番高いところで光になった。