LNCrawler

第7話

Kiss My Instep 4 — fujossy.jp · All chapters

第7話

「わざとに決まってんだろ。やっと触れるんだぞ。揉んどかねぇと」「俺のケツを揉んでなにが楽しいんですか…」「すっげぇ楽しい。この肉付きの悪さが遥登のケツ揉んでんなぁって思うんだよ」まぁ、分からなくもない。綾登のおしりを触るのはやわらかくて楽しい。自分のは肉付きが悪くて楽しいとは言い難い気もするが。されるがまま、もう一度胸に顔を埋める。本当にしあわせだ。触れられるからしあわせ、なんてことはないと思う。現に、小指を繋いでデートだって沢山した。後部座席で昼寝─深夜だったけど─をしたり、それまでと似たような時間を過ごさせてもらった。それだって、すごく愛されていると分かるしあわせなことだ。なのに、こうして長岡の部屋で長岡の体温と心音を感じていると、楽に息が出来ると思う。生きていると強く感じる。現金だ。すごく。だけど、この気持ちも本物だ。ケツを揉んでいた手は、腰へと上がり、ゆっくりとそこを擦りだした。「寝ても良いぞ。頃合いみて起こす」「なら、正宗さんも」「ん。アラームセットすっか」甘やかすように頭を撫でられ、頬が緩む。心の底から長岡が好きだと思う。ただ、その気持ちに浸る。アラームを設定し、ソファに置かれたブランケットをかけられ昼寝をする。