小説版単行本【第3巻】 8月15日出版のお知らせ
小説版単行本【第3巻】 8月15日出版のお知らせ
皆様、お久し振りです。旭山リサです。
第2巻の発売から長らくお待たせ致しました。
8月15日より、リンドバーグの救済【第3巻】をAmazonPOD&Kindleにて発売致します。
★PODが「紙本」です。
洋書でよく見られるペーパーバック形式です。
★Kindleが「電書」です。Epubリフロー型というデータ形式の為、文字サイズを読者様の端末から変更できます。ただしお使いの端末によっては、レイアウト表示に差異が生じる場合がございます。何卒御容赦ください。
★電書版★は予約を開始しました。
noteの記事にリンクを設けましたので、以下のURLをご参照くださいませ。
【note記事URL】
リンク https://note.com/lisa_asahiyama/n/n642f42008bc8
★ 紙本版 ★は発売日の14時以降に販売開始となります。販売開始となりましたら、こちらにURLを添付しますので、今しばらくお待ちくださいませ。
WEB公開版の文書を再度校正し、ふりがなを多く打ち、読みやすいように装丁を整えております。
今回【第3巻】の目玉は、WEB未公開の【書きおろし外伝】です。
主人公はギョーム陛下です。
1 ■ ギョーム陛下とキャロルとの出会い
王様の自分は冠の宝飾に過ぎないと、ギョームは自身を卑下していた。若年の即位による勝手の悪さに閉塞感を抱く中、王室廃止派の誹謗中傷に心を痛めた彼は、大好きだった城の図書室で首をくくることを決意する。しかしその現場に居合わせたのは、城で奉公を始めたばかりのキャロルシュタインだった。
ミミ・キャベンディッシュ同様に、過去のギョーム陛下も「図書室で首吊り」を計画していたところが注目ポイントです。過去のギョーム陛下を救ったのはキャロルで、未来でミミを救うことになるのはアルフレッドです。
ギョームは救われた命について、生涯考えをめぐらせることとなります。
2 ■ アルフレッド誕生の秘密
キャロルに惹かれてやまないギョームは、辛酸を舐めたある日の晩、彼女に想いを打ち明けます。キャロルはギョームの悲しみも愛も全て受け止めます。けれども第3幕の後半で少し触れた通り「 産褥熱 さんじょくねつ 」でこの世を去ってしまいます。一昔前までは、名医のいる大病院でも頻繁に起こっていました。
さて。婚外子として生まれたアルフレッドにとって、王城は危険の多い場所でした。結婚を強く押し進めようとする親族たちや、政略にからむ利権を憂慮したギョームは、アルフレッドの命を守るために【ポール・リンドバーグ】を頼ります。
実はポールにも秘密があります。ポールとギョームの貴重で痛快な会話シーンもあるので、ここもぜひ注目していただきたいところです。
3 ■ チャールズ誕生に隠された謎
現在発売中の【第1巻】【第2巻】に収録している【WEB未公開の書きおろし外伝】をお読みになられた方の中には「チャールズ出生の秘密」を薄々勘付いておられる方もいると思います。
注目ポイントは【第1巻:書きおろし短編】にて、チャールズがなぜ【ギョームの若い頃の肖像】を探しに行ったのかという点です。
アルフレッドもチャールズも赤髪で、とても似通った部分を持っています。
第1幕の冒頭で、首をくくろうとしていたミミが、書庫に突然入ってきたアルフレッドを見て
「チャールズ殿下?」
と一瞬錯覚するシーンがあります。ミミはその時の「既視感」を忘れていたわけですが、裁判でアルフレッドがチャールズを見て
「鏡を割りたいくらい似ている」
と呟いたことで、二人が血縁だと気付きます。
裁判のシーンでチャールズが
「おまえ僕と……いや、陛下と……」
と呟いたのは、自分が見た「ギョーム陛下の若い頃の肖像」と「アルフレッド」がそっくりだったからでした。この詳細は是非【第1巻:WEB未公開・書きおろし外伝】を読みくださいませ。
「なぜ自分は、兄上ほど、陛下と似ていないんだろう?」
陛下と似ている部分は確かにあるけれど、アルフレッドほど似ていない。その理由が、第3巻WEB未公開の「書きおろし外伝」で語られます。ヒントはアビゲイル王妃です。
チャールズの母親アビゲイル王妃は、絵に描いたような「悪役令嬢」でした。キャロルをいじめるシーンもあります。
実はギョームはアビゲイル王妃との離縁を画策していたのです。なぜそこまでギョームがアビゲイルを嫌っていたのか、そんな最中でなぜチャールズが産まれたのか。「真相」をぜひ【第3巻:WEB未公開書きおろし外伝】で見届けていただけたら幸いです。
政略モノですが、ハッピーエンドの大団円なので、ぜひお手にとっていただきたく存じます。
第3巻の後は、第4巻【ブロンテの救済】がスタートします。ザック・ブロンテを中心に描かれる物語で、第3巻の書きおろしの内容もガッツリ入ってきますので、WEB公開版をお読みいただいた皆様も、ぜひ書籍版の内容をお確かめいただければ幸いです。
事前予告となりますが、第4巻からは「KDPセレクト」いわゆる「Kindle Unlimited」でも配信を予定しております。完全書きおろしで、WEB上に公開版が無い為です。第4巻からは「電書」のお値段を若干お安く設定する予定ですが、第1巻~第3巻の書きおろし外伝の内容を把握されていないと、読解に難が生じるかもしれません。そこは何卒ご了承くださいませ。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
第4巻の準備も、こつこつ着々と進めて参ります。どうぞお楽しみに!
以上、旭山リサでした。
皆様のあたたかい応援、変わらぬご愛顧に、心より感謝申し上げます。
旭山リサ