LNCrawler

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瑠璃色の誘惑 — fujossy.jp · All chapters

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初めての体なのに、随分と激しく愛してしまった…。 璃音の後孔は氷室の昂りに突き上げ続けられた事で、擦れて出血していた。 バスルームで小さな体に飛び散った精の残滓を洗い流し、体内に放たれた白蜜も氷室が始末する。 璃音も、ボディーソープを泡立てて、均整の取れた氷室の体を恥ずかしがりながらも洗ってくれた。 新しく張った湯につかり、璃音の体中に散った紅い印に誘われ肩口に口づけると、璃音は氷室の首筋を甘噛みし、ソロリと舐めた。「………?」 奇妙な既視感が頭を過ぎる。 かなり前に、小さな子供に同じ事をされたような気がした。「………やっぱり龍嗣だったか…」 もう一度、首筋を甘やかに噛んでソロリと舐める。「やっぱりって…何だ?璃音」「龍嗣、僕がまだ赤ちゃんだった頃に抱っこしなかった? 多分、その時に、あんまり美味しそうな香りがしたから、甘噛みして舐めたと思うんだよね…」 クスクス笑ってこめかみにキスをする。「美味しそうって…どういう事だよ? それって、何か意味があるのか?」「………教えない」 悪戯っぽい笑みを見せる璃音。「龍嗣にだって好みがあるからそこはしょうがないけど、この甘くて美味しい香りは瑠維には解らないんだよね…」「………?」 ぎゅうっと抱きついて来た体を抱き返し腕の中におさめるが、疑問符が頭の中を駆け巡る。 璃音はというと、つつ…っと氷室の肩に指を這わせ、肌の感触を確かめたり、胸の辺りを舐めたりしている。「え…獲物とか思ってるんじゃないよな?」「獲物だよ? やっぱり、龍嗣の肌、甘くて美味しい…」 即答されて言葉も出ない。「………」「………う・そ」 クスクス笑って氷室の耳朶を噛む。 ペロリと舐められて、味見されてる気がしてしょうがない。 何度か会った時に感じた、「猛獣の子供」のイメージが、あながち嘘ではなかったのだと確信する。「僕が欲しいのは、龍嗣一人だけ…。 それだけの事だよ…」 愛しげに心臓の上に口づけて、璃音がバスルームから出て行った。 一人取り残された氷室は固まった。 何となく思う。 もしかしたら、捕まってしまったのは自分の方かもしれない…、と。