LNCrawler

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瑠璃色の誘惑 — fujossy.jp · All chapters

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「はい、服の外から見える範囲は綺麗に消えましたよ」 自分の仕事の仕上がりに満足したのか、ニコニコ如才なく笑い、璃音の頭を撫でた。「あ、ありがとうございます…」「本当に中身はお父様にそっくりですねぇ。 …だからこそ、鬼夜叉を怖れながらも、璃音様を皆が欲しがったんですが…。 まさか、璃音様ご自身が早々に将来の恋人を選んでしまわれるとは、誰も予想出来ませんでしたし。 身の危険を感じて、エロ魔神に噛み付いた訳じゃないと思いたいのですがね…」「…?」 苦笑いして、クリーム状の物を薬指に取る。「璃音様、すみません。 少しだけ我慢して下さい。」「え…? あっ、………やっ」 璃音が強張り、首を竦める。 弓削の、氷室とは違う細身の手が璃音の血が滲んだ胸の蕾に触れた。「ちょっとだけ、我慢です」 弓削の人差し指が、ゆっくりと蕾を撫でる。 ひくんっ。 璃音の体に電流が走り、力が抜けた。「やぁ……ん…っ」 輪を描くように撫であげられ、濡れた何かに蕾が包まれる。 チュク… 弓削の唇が、璃音の蕾を含んでいた。 チュプ…「ん、んん…」 全身から力が抜け、璃音はベッドに倒れた。 何故? 自分を狂わせる存在は、愛しい龍嗣だけなのに…。 璃音は戸惑いながらも、弓削の唇を拒めない。 脳髄が灼けそうで、思考も解ける。「璃音様?」 耳元で囁かれるだけで、どんどん力が抜けていく。「幼い璃音様が旦那様を噛んだように、水上の者が何人か璃音様の首筋を甘噛みしています。 移り気な旦那様を危惧した鬼夜叉が…、貴方の母上が、一族の中で最も貴方に執着の強い者達を選び出し、物心がつく前の貴方を噛ませたんです。 私もその一人ですがね」「う…そ…!?」「本当です」 尚も蕾を吸われ、体が跳ねる。「でなければ、今、私の愛撫に反応する筈が無いんですよ? 愛しい璃音…。 鬼夜叉が噛んでいいと許した時、全身を駆け抜けた衝動は忘れられません。 今は、貴方が首筋を噛んだ旦那様に優先権がありますが、もし、旦那様を落とせなかったら、貴方を噛んだ者達が、璃音様、貴方を奪う。 嫌なら、全力で旦那様を落とす事です。 でなければ、私も貴方を奪う事になりますからね?」 甘やかな宣言だった。