二日目
二日目
⚠️注意⚠️
・オリキャラが出てくるよ!
・口調崩壊、キャラ崩壊注意!
・ガバガバ設定あり!
いい人はどうぞ!
【仕事のご褒美】
「ヴァゼルちゃーん」
「はい、ボス」
仕事部屋から堕天使、ヴァゼルを呼ぶハデス。ヴァゼルが部屋につくなりハデスは仕事の内容について話す。
「〜なんだけど、ここまでで質問ある?」
「ありません。すぐに取り掛かります。」
ペコッとお辞儀をして部屋を出るヴァゼル。
「(この子、めっちゃ有能!!!)」
ハデスは机を指でトントンと叩きながら思う。でも少し顔が堅いのが唯一の弱みだ。たまーに、極稀に顔が綻ぶ事があるが未だ彼女の満面の笑みを見たことがない。
「ちょーっと営業スマイルでもしてくれねぇかな」
独り言のように呟いた。
一方その頃、ヴァゼルはハデスから頼まれた冥界にくる魂を仕分ける仕事をこなしていた。真顔で静かに仕事をする。心の中でハデスへの感謝と敬愛を誓いながら今日のスケジュールを黙読する。
「(これが終わったらボスに報告、その後はペインとパニックの仕事の見回り、後は……)」
「ヴァゼルちゃ〜ん、ちょっといいかなぁ?」
背後からヌッと出てくるハデス。ヴァゼルはビクッとしてすぐさま振り向く。
「ぼっ、ボス。どうなさいましたか…?」
ハデスは近くにあった岩に座りながら話す。
「あ〜いやいや、特にねぇんだけどさ。ちょっとした見回り。続けて〜」
その言葉に少しホッとしたような顔を見せてから仕事に向き直るヴァゼル。その様子をじーっと見つめるハデス。しばらくの間沈黙が流れる。数十分経った頃、ハデスはスクッと立ち上がってヴァゼルに向かって言う。
「OK、休憩ターイム。ヴァゼルちゃんも来な」
「はい、ボス」
ハデスの後ろをトコトコとついていくヴァゼル。ハデスは少しアヒルの親子のようだと思いながら目的地へと向かう。
「ついたぞ〜」
「ここはどこですか?ボス。」
辺りを見渡すヴァゼルだが、周りにはゴツゴツとした岩と洞窟があるだけで目立つものはなにもない。ハデスはその様子を見てニヤニヤしながら話し出す。
「ここの洞窟、この先に迷惑な怪物がいるんだよね。それ倒したらもう仕事終わっていーぞー」
これの意図は特にない。強いて言えば『実力テスト』だろうか。別に死ぬことを望んだりしないが、これで死ぬとこれから生き残れない。死にそうになったら助けるけど…(優秀だから)
「…どんな怪物なんですか?」
「さーね、俺も知らない」
洞窟の奥に進んでいくとそこには見るに耐えないような醜い化け物がいた。そいつは魂をこっそり食らっていたようだった。
「仕事をしている中で魂の数が合わないと思ったら……そういうことですか。」
ヴァゼルが槍を構えながら言う。
「ピンポーン、正解だ!……えっ、数えてたの?」
「勿論です。」
そんな会話をしているとこちらに気がついた怪物が襲いかかってきた。ヴァゼルはそれを翼の速さで素早く逃げ回りながら急所に刃をいれていく。するとあっという間に怪物が倒されてしまった。ハデスは驚きながらも拍手をしてヴァゼルに近づいた。
「フー!やるねー!仕事終わるついでにご褒美あげる。何がいい?」
ヴァゼルにそう聞くと少し考える素振りを見せて答えた。
「新しい飾りが欲しいです」
「おー、いいじゃん。どんなの?」
「…ドクロの、ボスと似た感じのやつです。」
ぼそっと恥ずかしそうに呟くヴァゼルを見て面白そうにするハデス。
「へーぇ?お揃いがいいのか?」
ヴァゼルは耳を赤くしながら頷く。
「オッケー!んじゃ、首輪でどう?」
ハデスの手の上の燃え盛る炎から出てきたのはハデスと同じドクロのついたデザインの首輪だった。流石に嫌がるだろうとからかい半分のつもりで出したものだった。が、彼女はその首輪を手に取り、言った。
「ボス、ありがとうございます!」
きょとんとしながらハデスは答える。
「え?……あの、もっとちゃんとしたのあるよ?」
「いえ、大丈夫です。」
ハデスの提案をきっぱり断って嬉しそうにその首輪をつけるヴァゼルを見ながら顎に手を当てるハデス。
「(マジでこれでいいの???)」
そう思いながらハデスはご機嫌なヴァゼルを連れて洞窟を出た。
【ペインとパニック】
ペ「なー、ヴァゼルいるだろ?」
パ「うん、それがどうした?」
ペ「なんか今日機嫌よかったよな」
パ「確かに、いつも「ボスのために働け!」とかいってるのに…今日は言わなかったな」
ペ「ま、そのおかげでサボれたからいいけど」
ハ「へぇ?いいこと聞いたな」
ペ&パ「(終わった……(泣)」
お仕置き3秒前