三日目
三日目
⚠️注意⚠️
・オリキャラが出てくるよ!
・口調崩壊とキャラ崩壊注意!
・設定ガバガバかも!
いい人はどうぞ!
【苛立ち】
「ペイン!パニック!」
ハデスが手下2人の名前を呼ぶ。それを聞いて、さっきまでウトウトしていた二人は慌ててハデスの元に走る。
「ペイン!」
「パニック!」
「「参りましたです!!」」
するとハデスは少しイラッとした顔を見せながら階段を登ろうとする。
「いいか?運命の女神がきたらすぐに教えろ。わかったな?」
「あっ、それならもう来てます」
「何ッ!?ならまず報告せんかっ!」
頭の炎を赤くし、ペインとパニックに向かって叱責するハデス。ペインとパニックはお得意の言い訳を披露する。
「「私たちは虫です〜!無視して下さい〜!」」
それを見てため息をつきながら一言残してハデスは去る。
「結構だな、覚えておく。後でお仕置きだ」
こんなことは一回だけじゃない。ペインとパニックがドジを踏むのはいつものこと、ハデスもヴァゼルもそれを理解していた。だが、ハデスは度重なるそのドジに心底苛立っていた。今も階段を登りながら運命の女神たちに会うために燃え盛る頭の炎を必死に落ち着かせていた。ヴァゼルはそれをずっと見ていた。
【アニマルセラピー】
運命の女神たちとの話が終わった後、ハデスはペインとパニックに仕事を渡して自分は仕事部屋での職務に勤しんでいた。しばらくするとコンコンコンと部屋がノックされる。OKを出すとガチャッと扉が開かれる。そこにいたのは仕事を終えて報告に来たヴァゼルだった。
「ボス、仕事の報告に参りました。」
「はーい、そのまま言っていいよ。」
ヴァゼルはそれを聞いて報告をする。
「以上で報告を終わります。」
「ん〜」
すると少し止まった後、ヴァゼルは言った。
「恐れ入りますが、ボス。苛立っていますか?」
核心をついたその言葉に驚きを隠せないハデス。仕事の手を一旦止め、ヴァゼルを見る。
「まぁね、いろいろと」
「成程、ペインとパニックですね?」
「なんで分かんのよ…」
ハデスは自分の眉間に指を当てながら話す。
「こうも忙しいとなんか癒やし欲しいよね〜」
「癒やし、ですか…」
少し考えた素振りを見せてからヴァゼルはハデスに近づいて背中を見せる。
「……何?」
「翼です。ふわふわで評判いいんですよ」
「嫌だね、セクハラで訴えられたらたまったもんじゃない」
「では契約書でも書きますか?」
一歩も引かないその様子に少し困惑しながらもハデスはヴァゼルの翼をちょんと触ってみる。羽はふわふわで羽毛布団のようだった。ハデスは無言で翼をモフる。
「……………いいね、これ。」
「お気に召されましたか。つい最近の『あにまるせらぴー』とやらを参考にしたのですが…」
「凄いね、翼でアニマルセラピーって」
そうツッコむとヴァゼルは嬉しそうに言った。
「お役に立てて、光栄です」
それは飾りでもなんでもない。ただ純粋な主に認められた喜びだった。
「(そんな顔するんだな)」
そう思いながら手を止めるハデス。
「終わりますか?」
「うん、そろそろ戻らないと一生やってそうだったから。」
ヴァゼルはその場から歩いてハデスの部屋を出ようとする。
「あ、でもアニマルセラピー気に入ったから。また、いつでもやれるようにしてくんない?」
その言葉にバッと振り向いてコクコクと頷くヴァゼル。それを見てハデスは思わず吹き出してしまった。
「はい!いつでもお待ちしております!」
顔を綻ばせながらヴァゼルは言い、部屋を出た。それを見送ったハデスは机の上にある書類とヴァゼルが去った扉を交互に見てから叫ぶ。
「ヴァゼルちゃん!やっぱまだ居て〜!」
【オマケ〜ハデスにモフられてた時のヴァゼル】
心の中
(あ〜!めっちゃモフられてる。お気に召したのかな?役に立てたかな?もしそうだったら嬉しい嬉しい嬉しい!でもちょっとくすぐったい…)