五日目
五日目
⚠️注意⚠️
・オリキャラが出てくるよ!
・口調崩壊、キャラ崩壊があるかも!
・捏造設定あるかも?
・ここだけに出てくるモブキャラいます!
・軽い性的描写あり…
・ハデス少なめ、メグ多めです!
いい人はどうぞ!
【メグちゃんとヴァゼルちゃん】
ある部屋での出来事だった。ハデスに報告に来たメグとヴァゼルが鉢合わせて口喧嘩になってしまっているところだった。
「メガラ、何回言わせる。ボスの命令を守れ。でなければ私はお前をミンチにしてしまう。」
「暴君な部下は上司に気に入られないわよ?そんなの猿でも分かるわ。」
その言い合いを近くで怯えながら眺めるペインとパニック。
「O〜K、二人とも落ち着いて〜」
部屋に入ったハデスはそれを軽々止めてみせた。ヴァゼルはメガラから目線を外し、ハデスに向かって報告を始めようとする。
「あ〜ちょい待ち。」
手を前に出してヴァゼルを止める。そして少し息を吸ってからハデスは話し始めた。
「メグちゃんとヴァゼルちゃん、仲があんまよくないね?そこでだ、今日二人には同じ仕事を一緒にこなしてもらう。分かったか?」
その話に驚きを隠せない二人は顔を見合わせる。
「んじゃ、頑張れよ〜」
そのまま部屋の外に出たメグとヴァゼルは無言のまま廊下を歩いた。ハデスの仕事部屋から大分離れた部屋でようやく口を開いたメグ。
「ねぇ、アンタの差し金?」
すかさず言葉を返すヴァゼル。
「まさか、私が好きでお前と組むわけないだろう」
話をしながらメグは棚にあった資料を探す。その間にも少し悪口が挟まるが、両者共に気にしていないようだった。
「今日の仕事は滝の近くの蛮族を味方につけることと、後は魂の仕分けか…」
ヴァゼルが独り言のように言うとメグは眉間にシワを寄せながら呟いた。
「ハァ、マジでやるの?」
「正直、吐きそうなほど嫌だがボスの命令だ。絶対に従う。」
「本当にアンタ、アイツのイエスマンよね。どこがいいの?あんな化け物みたいなや」
次の瞬間、メグはヴァゼルに蹴り飛ばされて本棚にぶつかる。メグが頭を抑えているとヴァゼルはメグを見下ろす体制になる。
「次同じ事を言ってみろ。お前のその自慢の美貌をズタズタに引き裂いて額縁に飾ってやる。」
そう言うとメグを立ち上がらせて背中に乗せ、目的地まで飛んでいった。
【滝の蛮族】
ヴァゼルは木の茂みに着陸してメグを降ろす。
「これから動くっていうのに…痛った…」
ヴァゼルを睨みつけながら頭と背中をさするメグ。
「ボスを侮辱したのが悪い。自業自得だ。」
ヴァゼルは後ろで腕を組むとメグに目で「行ってこい」と指示をだした。チッと舌打ちをするとメグは蛮族のいる巣穴に向かっていった。この時の計画はメグが蛮族を誘惑し、弱点を聞き出す。その弱点を人質にしてヴァゼルが半ば強制的に仲間にするというものだった。
「あっ、ここは…あら?とっても素敵な男性ね」
蛮族の巣穴に偶然入ったことにして早速誘惑を始めたメグ。あの憎たらしい美貌とスタイルに流石の蛮族も見惚れていた。
「(性格糞豚な癖に、顔とスタイルだけは一丁前。本当にムカつく野郎だ)」
ヴァゼルは遠くからその様子を観察しながら内心悪口満載だった。弱点を聞き出したらしいメグはこちらにしれっと合図を送っていた。
(穴からでたらもう少しやりやすいのに。)
そう愚痴をこぼしながら槍を出して穴に向かった。
【oh……】
穴の近くに行って様子を伺っていると話し声がうっすら聞こえた。それは蛮族のリーダーとメグの会話だった。
「なぁ、いいだろ?一発ヤらせてくれや」
「も〜、駄目よ?後でのお楽しみ♡」
臓器が全部口からまろびでそうなくらいの気持ち悪さだった。
「(メガラはよく耐えられるな。速攻刺し殺したいものだが…)」
そう思っていると何かが倒れる音と共に叫び声が聞こえてくる。
「ちょっと、嫌!離して!」
「もう我慢できねぇ、ナマで一発ナカに出してやる!」
ヴァゼルは察するとすぐに穴に入り、メグに当たらないようにそのリーダーに槍を突き刺した。痛みに悶えるリーダーを横目に見ながらメグを救出する。
「急所は避けた。さっさと仲間にならないとお前のその汚い短小包茎と一緒に首も落ちることになるぞ。」
ヴァゼルがそう言うとブフッと吹き出すメグ。怖気付いたのかその蛮族のリーダーは股間を抑えながら大人しく檻に入ってくれた。
【仕事終わり】
仕事を終わらせて冥界に戻る二人。メグはまだ腹を抱えて笑っている。それを見て若干引きながら問うヴァゼル。
「そんなに面白かったか?あれは」
「面白かったわよ!くくっ、アハハッ!」
ヒーヒーしているメグを部屋まで送る。
「私は報告に行ってくる。お前は部屋で休んでいろ」
「案外優しいわね。あなたのボスにあの言葉バラしたら?」
「引きずり回すぞこのアマが」
「怖いわね、冗談よ」
メグはそう言いながら扉を閉めた。報告にハデスの部屋に入るとハデスはパッと顔をあげてこちらをじっと見た。
「どうだった?ヴァゼルちゃん」
「仲良くはなれませんでした」
きっぱりそう言うとハデスは興味ありげな様子で椅子を引く。「こっちに座れ」と言わんばかりに。
「せっかくならこっちで話してよ」
「はい、ボス」
席に座ると雑談のような報告会が始まった。