LNCrawler

本編 最終話1 ※R18

Ω×Ω(オメガ・オメガ) — fujossy.jp · All chapters

本編 最終話1 ※R18

「お前に言ってなかった、俺が一番嫌なことがある」 放課後、木野崎の部屋。 俺と西条さんが別れたことは、意外にもそんなに広まっていない。 西条さんはそういう話を言いふらすタイプじゃないし、俺がこのことに関してはだんまりを決め込んでいたからだ。 そして西条さんと付き合っていた時と同じように、誘ってくる相手と寝るのも断っている。 それは俺が木野崎と付き合っているからだが、このことはまだ誰にも言っていない。西条さんの為だ。木野崎も西条さんには悪いことをしたと思っているのか、それとも関心が無いのかはわからないが、俺が黙っていることを認めている。「俺のお袋、中学の時に男作って出て行ったっつったろ。運命の番が、現れたんだ。お袋Ωだったから。βの父親はαの運命の番に、母ちゃん奪われた。出会う確率は低いらしいから、βと結婚して俺が生まれて、中学になるまで出会わなかったのも頷ける。でもいい歳して、αの野郎と不倫して、見事に家族捨てて出て行ったよ。普通のαじゃねぇ……相性のいい、運命って呼ばれるほどの相性の相手だったから、そうなった。運命の番と出会うのは、Ωにとってもαにとっても一番幸せなことだ。今は二人仲良く、もしかしたらガキでもこさえて幸せに暮らしてるんだろうよ。……でも俺は、そうはならねぇ。お前のこと掴んで離さねぇ。」「……木野崎」「俺は、お前を手放さねぇ。お前が他の、αが良いって言ってもだ。お前は俺のモンだ。運命の番と一緒になるのが一番幸せなことだとしても、お前のこと放してやれねー。西条さんのこと振ってでも、ヒート中にαとヤった後でも、俺と付き合いたいっつったよな。一回俺のモンになるつったの自分だぞ。αに気持ちが傾かねー自分のことが、怖いか?」「うん……ちょっと、怖いし、俺はおかしいと思う」「駄目だ。流されんな。お前が自分のこと怖くて変だって感じるなら、そんなこと考えられなくなるぐらい俺がお前のこと、愛してやる。不安だったら、全部俺がどうにかしてやる」 木野崎が俺の服のボタンに手をかける。「……すんの?」「ヤる」「俺、もうすぐヒートだよ。お前もだろ。一緒にヒートになってから、してもいいよ」「今すぐヤる。ヒートになったら、なったで考えりゃいいだろ」「うん……シて。木野崎……」 ベッドにローションとコンドームと、それからよくわからない大人のおもちゃを木野崎がどんどん投げ落としていく。 シャツのボタンを全部外して、落としたものたちの間を縫うようにベッドに横になった。「俺はΩだから、お前のうなじ、噛まねぇ。噛みたいとも思わねぇ。αの真似事なんかはしねぇ。その代わり、お前の首、俺だけが愛してやっから」首すじにじゅっと吸い付かれる。「あっ……」「痛てーの、気持ちいい?」「うん……」「木野崎、抱かせて……」 ちゅっ、ちゅっ、と俺の首筋から胸元へキスを落としていく木野崎の頭をぎゅっと抱きしめる。 木野崎は、俺が挿れると挿入の衝撃でイくようになった。それが反射のように身体に染み付いてしまったようで、クセになってるみたいだ。こんな身体になるまで抱いて、作りかえたのは、俺だ。 木野崎がイくところを想像しながら俺は、木野崎のズボンのジッパーをジジジ……と下げる。ズボンを寛げ、ボクサーパンツと一緒に下へ下げる。 まだ萎えたままのチンコの先端を弄り、クルクルと刺激してやる。竿を扱きながら、タマをゆるゆると揉む。それを繰り返すと、木野崎のチンコにだんだん血管が浮き上がり、ビンビンに勃起しだした。先端から溢れたものでヌルヌルになっていく。カリ首がハッキリとくびれて浮き上がる。色が、血色を帯びていく。 同時に木野崎の尻の割れ目に指を這わす。散々使っている後ろの穴に指一本をゆっくり出し入れしてみて、抜いたら指二本にゴムを被せる。ローションをドバドバとかけたら二本の指で泡立つまで激しくする。イイところを指の先端で責める。「あっ、んっ、うぁっ」 木野崎の声が甘いものへと変化していく。「指……増やすぞ」 ゴムを嵌めた指三本で、ヌプヌプと穴を拡張する。 俺は、触られてもないのに木野崎を見ているだけで結構、キツイ。 下を脱がしてボロンと飛び出た俺のモノを扱く木野崎。「木野崎……ゴム」「ん」 木野崎にコンドームのパッケージごと咥えさせ、俺は手で全体を引っ張って外袋を破る。 ゴムを取り出すと、木野崎がパッケージをポロリと捨てた。 自分のモノへ装着する。「挿れんぞ」「っは……」 腰を抱えて、ズブズブ……と腰が密着するまで、進める。ズプンッと奥まで挿れると、木野崎が震えて、達した。ギュウウウッとナカが締め付けられる。「っ、~~~~~っ」 声にならない声をあげて俺の上でのけぞる木野崎の腰にぐりぐりと押し付ける。「相変わらず……」 挿れたら、イく。もう身体がそのようになってしまっているのだろう。「ちょっ、とだけ、待、て」 一旦休憩を入れようとする木野崎を無視して下から突き上げる。「待、あっ、あっ……イッ、たから、はぁっ、ああっ」「ね。気持ちーね」 片手は木野崎の腰を掴み、片手は俺の腰を制止しようとゆるく添えられた手を取り恋人繋ぎにして握る。 抜いては、反動と重力で戻るのを繰り返す。 奥を穿ちながら、イイところであろうスポットも擦りながら上下に運動する。「もっ……イくっ」「っあ、はえーよ」 木野崎がびくびくと痙攣する。「はぁっ……イッた?」「……あ……」「前出なかったの」 今度は空イキしたらしい木野崎のチンコを扱く。「触んなっ……今っ、はあ……ああ……」 木野崎の足の先がぎゅっと丸まる。足がびくんびくんと大きく揺れて、今度こそ木野崎は精液を吐き出した。 木野崎のチンコからゴムを抜き取る。「っはー……」 俺の足の間に、俺とは反対向きに仰向けに寝転がった木野崎は片腕で目を覆う。「はー……はーっ……」 数分、そうやってゆっくりと息をして、落ち着いてきたかと思うと腹筋の要領でバッと上半身を起こした。「うわっ」「っし、おもちゃ、使っていい?」 近くに投げ捨ててあったおもちゃを木野崎が掴む。「ん?うん……いいよ」と俺は木野崎の体力にびっくりしながら木野崎の膝を掴んだ。