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011 スキル不足

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011 スキル不足

初めての魔法!そんな 魅惑 ( みわく ) 的ワードと共に 意気 ( いき ) 揚々 ( ようよう ) と私はユキの教えを受けた。

が…

「できないことが多い…。こう…、離れたところに出したり、色々動かしてみたかったのに…」

「スキル不足だからね〜。初めから出来たらみんなスキル集めなんかしてないよ〜」

そう、思ったより弾幕を自在に操れたりはしなかった。というのもユキの言った通りスキル不足が原因である。

私が現在持っているスキルのできることはこんな感じ。

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スキル:魔力

カテゴリー:魔力系

ランク:白

概要:MPを感知できるようになります。魔力を魔弾として放出することが可能です。また、魔力を 媒体 ( ばいたい ) としたスキルを発動させることができるようになります。

スキル:火

カテゴリー:属性系

ランク:白

発動:アクティブ

概要:火をMP消費で発現させ、魔弾として飛ばすことができる。火弾は物体着弾後、燃え広がることなく 鎮火 ( ちんか ) する。

スキル:回す

カテゴリー:動作系

ランク:白

発動:アクティブ

概要: 起点 ( きてん ) 物を中心に単一方向に魔弾、物を回す。起点物からの距離はいつでも自由に変えることが可能。

スキル:植物鑑定

カテゴリー:鑑定系

ランク:白

発動:アクティブ

概要:植物に対して鑑定できる。植物なので木や 海藻 ( かいそう ) なんかにも使用可能。毒などの危険物もわかり、どんな効果があるのかもわかる。

スキル:躱す

カテゴリー:動作系

ランク:白

発動:アクティブ

概要:魔弾やものが相手の攻撃を1度だけ回避する。回避後はできるだけ元の進行方向に戻ろうとする。2回目は何も起きない。

スキル:火炎

カテゴリー:変化系

ランク:白

発動:アクティブ

概要:MP消費して火炎弾を飛ばすことが出来る。火炎弾は火弾と違い。当たった場所を燃やす。可燃性なら 永続 ( えいぞく ) 的に、非可燃性ならば一定時間燃える。液体で鎮火可能。また、接触した自魔弾も可燃する。

スキル:叩く

カテゴリー:体術系

ランク:白

発動:アクティブ

概要:叩く動作に対してモーション補正。手のみ使用可能。自己生産物なら魔弾を〔叩く〕ことで魔弾速度上昇。攻撃威力1.1倍上昇。

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思ったように弾幕を広げたいなら他にもスキルが必要とのこと。

基本的に弾幕を張りたいならMPが必要、細かい数値は分からないけど1MPで10弾出せる。弾のことを「魔弾」。それが集まったものを「弾幕」と呼んでいる。

一通り見せてもらったけどユキはスキルを沢山持っているのか、色んな 編隊 ( へんたい ) を組んでみたり、はたまたカラフルに虹色の弾幕を 展開 ( てんかい ) したりと楽しそう…

なるほど、こうやって。

バトルで色んなことをするにはスキルが必要。

↓

そのためにスキルを探す。

↓

ゲットしたスキルでバトルをする。

↓

バトルを見たプレイヤーがそのスキルに 憧 ( あこが ) れる。

って 循環 ( じゅんかん ) していくんだね。

「とりあえず〜、できる範囲で 模擬 ( もぎ ) 戦してみよっか〜」

「勝てる気しないよ?」

慣れるためには必要。ただユキ相手に勝てる気配は 微塵 ( みじん ) もない。

「さすがにまだ負ける気は無いよ〜?それこそ空中に逃げちゃえばナユカはもう何も出来ないし〜」

ぐっ…、やはりショップで〔飛行〕を買えなかったことが 悔 ( く ) やまれる…。不便なことこの上ない。それに移動速度も徒歩と飛行じゃあ 雲泥 ( うんでい ) の差だ。

ひとまず私とユキは一定距離離れお互いの方に向き直る。

「先手はあげるよ〜。好きなタイミングで初めてね〜」

こうして私の初めてのバトルが始まった。