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世界で一番美しい

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世界で一番美しい

同級生と一銭を画するその姿も

誰からも必要とされているのに 誰も必要としていないその姿も

お前を困らせるものは皆殺しにしてもいいと 本気で言えるその口も

全てが美しくて いつだってお前に逆らうことは出来ない

凡人が望むような何かに成れるお前は こんな気持ち知らない

一度聴いたら忘れられない そんな音と言葉をくれるなんて神様じゃん

こんなこと出来るのはお前だけで 俺だけに見せられても困るよ

お前と同じスポットライトを浴びたい奴も そのスポットライトから降りたいお前も

同じぐらい 苦しい

でも そんなお前が 俺を本当に才能がないなあって笑うから

俺は笑って 全部を諦められるんだぜ

だから 一番に成れなかった凡人共に 同じ舞台に上がらせた

全員を道連れにしたお前は このスポットライトから逃げちゃいけない

お前は歓声を浴びる天才であると同時に 世界に消費される化物だなんだ

お前が腐り落ちたとしても お前が幕を下ろすことは許されない

だから 最後まで一緒に立っててあげる

一瞬でその舞台が焼け野原になったとしても お前の天才が否定されても

同じ舞台に立ち続けて お前が指差した 俺が正しかったことを証明する

お前は 俺に成ろうと思えば成れるんだろうけど

お前は 俺と同じようには出来ないだろう

だから それぐらいはしてあげる

死ぬまで その舞台に立たせてごめん

死ぬまで 俺と一緒にアンコールに答えよう

また 幕が上がる

きっと次は お前にとどめを刺す人が来る

「俺じゃなくてごめんね」