贋作
贋作
ずっと最後を看取るのは俺だと思っていた
今更 舞台を降りることは誰も許さない
たった一度 もう二度とない確信を迎えれば あとは何を見ても同じだ
あの瞬間に業火に焼かれて 残るのは死体だ
それなりに波瀾万丈な日々が続くだろうけど あれ以上はきっとない
この感情に名前をつけて指差した
あんたらが成り損ねたものに成ってあげる
あいつが壊れるぐらいなら 他の全てが壊れればいい
いつか あいつが救わないものを救いに行くよ
悪役でも 英雄でも 神様でも 怪物でも 名前はなんだっていい
もう 離してやんない
「俺が、そんな分別も出来ない馬鹿だと思うか」