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昴

リリカルポエム — novelba.com · All chapters

昴

恐らく 二人の運命が二度と交差することはなくて

永遠の中で 重なったのは偶然だった

君と私のあの日々は 銀河の中に散らばって 深い深い星屑の海に溺れている

何百年もの前の光に照らされて 海の底で軋んで濁って

願うのをやめた私と 永遠を信じた君を待っている

ふとした時に巡る星の煌めきが 嫌になる程 目障りで

でも 君とじゃなかったら 私はこの運命に存在すらしなかった

星と星が繋がったあの日々は まだあんなに光っていると言うのに

冷たい場所に閉じこめて 静かに燃え尽きるのを待っている

恐らく 二度と掬い上げることはないのだろうけど

「世界でただ一人、私だけが貴方を救えると思っていた」