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正餐

リリカルポエム — novelba.com · All chapters

正餐

お前らが食べたいものを提供すれば

目当てのものを 手に入れられるというルールを知っていた

お菓子なら 好きな味を選びたいし 飲み物なら 紅茶がいい

あの子みたいに 先に選んでいいよなんて言えなかった

選ばれたいなら 先に絶品を渡さなければならない

残ったものにしがみつかなくていい

好きなことをするために生きていて 私の武器は私だけ

ずっと選び続けられるぐらいのメインになっても 冷めちゃえば 手はつけないでしょう

私には それを叶える才能があって

なんとなくだけどこの才能を制御出来ることは分かってた

これでお前らを守りたかったのに 言うことを聞いてくれないことが腹立たしかった

あの言葉の奥に隠された心理とか些細な変化に気づくには 私は子供過ぎたな

私から遠ざける方法なんて幾つもあって

自分の力で誰かを守ることが間違いだったことを気づいた時には遅かった

醜く実ったお前らが選べるものなんて 何も無かったな

たったの一度も手を付けないで 私の人生を貫けば良かった

本当に馬鹿だな

泣いてるお前らも それを慰める私も

「存分に、味わえよ」