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選ばれなかった女たち

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選ばれなかった女たち

才能があって見極めるのが早くて 何処にでもいる唯の女を

特別にしてくれるような君の才能に当てられて 私の人生を捧げた

自信をつけるのも 自信を無くさせるのも 君だった

じっとしていれば失うこともなかったのに なんで小説にしたんだろ

人の心を動かす気なんて 更々ないのにな

君の特別に成るのは 私だと思って 全部の主人公が君にした

私が勝ち続けるには君の女に成り下がらずに 君の才能を綺麗に書く事だった

口から出た言葉は二度と取り消せない

何度もあの日の君を思い出して 違う言葉を台詞にした

何も知らないから 隣に立てれた 何も聞かないから まだ此処にいる

私の駄目なところを見せても 何も変わらないぐらい 君の人生の何かに成れない

君が選び取ったその全ての名前を二度と聞きたくない

私だけは分かると思ってたってそりゃそうだろうな お前らなんて眼中になかったし

私は何者かに成りたくて 出来れば 特別な君の特別に成りたかった

お前じゃないって言われるのだけが怖いの

私の全部を知られたら 私みたいな女に取られるだけ

全部知ってる だからもう目の前に現れんな

勝手に面白くなくなったのは私らの方だろ

「使い切ったら、また俺のこと書け」