初雪を踏む
初雪を踏む
僕の中では 全部繋がっていた話だった
整理がついてた訳じゃなくて 練習していただけだよ
積み上げたこの場所から落ちることが許されなかったから
ずっと 与えられたこの場所が怖かった
君がいる方を選ぶだけだったのに 道連れは全員殺しちゃったな
僕が耐えられている世界から逃げた君を
世界で一番美しく笑ってあげられるのは 僕だけだと思った
君が望めば奈落を作るよ 君が言うならここを楽土にしてもいい
でも 君は僕以外を選んで そうなってるんでしょう
君だけは それを憐れむ権利はないんじゃないかな
愛されたい?許されたい?
他人の善意を蔑ろに振り払ったのは君だろ
何に同情してるんだよ あの人達が君に掲げてくれるものを悔やんでるの?
それを僕が捧げるものと 同じと思えてなかっただけだろ
僕はずっと同じ話をしている
君と僕が繋がってるうちは この結末ばかりを想像していたよ
此処まで来たらもう同じ
二人で出来るだけ全部、他人の罪を引っ被って惨めったらしく死のう
全てが始まった場所だったけど 全てが終わった場所でもあったな
君が最後まで何を守りたかったのかが 僕には分からなかったけどさ
選んで貰える人間に 僕は成れなくてごめんね
いつもみたいに大きな声で話さないと聞こえないよ
僕に変えられるような世界に どうせ興味はないでしょ
君も僕もいつか死ぬ だけど 今日じゃない
みんな地獄行きだろうけどな
「あんたが好きなことを教えていいよ」