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新しい季節7 影使い

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新しい季節7 影使い

は〜 座敷だぁ

落ち着く〜

俺の部屋について来た誠が座布団に腰を下ろす

梓がクスクス笑いながら横に座る

俺は荷物の中から缶飲料を2本 2人に放る

まあ 窓を開けとけばエアコン無くても過ごしやすいくらいには風が通るしな

誠も梓も一通りの伝授は済ませて今は奥義の仕込みに掛かっている

まるで違った顔立ちの2人だったが滑るような肌艶や締まった身体付きと言った雰囲気は双子のように似て来ている

冬までには怜子達と同じ皆伝になるだろう

誠が俺に視線を合わせて来た

ん?

理音たちは?どうですか

理音はまだ始めたばかりだな

おまえたち2人が終わりになったら本格的になるけどそうなると理音はゲストルームから出勤するようになるから暫くウチで同居だ

あ〜 いいなぁ

と 2人同時に声を上げる

何 言ってるんだ

今はおまえたちにかかり切りじゃ無いか

と突っ込むと2人して舌を出した

じゃ 飛鳥と由香さんは?

あ〜 由香は な

元々の体質と言うかおまえたちより早く仕上がるかも知れない

そうなんですか?

と 梓

ああ 後 遥と一緒に赤ん坊を産むつもりらしくて興奮も尋常じゃない

誠と梓はチラッと目を見合わせた

ただまあ 由香の飛鳥に対する保護欲も尋常じゃなくて な

俺が飛鳥に酷い事をしないか監視するって言うんで…

酷いこと?

ああ 俺が飛鳥を縛って甚振るんじゃないかってさ

それは飛鳥の希望次第じゃ?

ふふ と俺は笑って

まあ そうなんだが飛鳥も被虐趣味は強くないし伝授の間はそんなお楽しみもないんだが由香は自分の被虐趣味を重ねてしまうんだろうな

仕方ないから飛鳥には内緒でダルマ縛りにした由香を部屋の角に隠して監視と言う名のプレイをさせている…

え〜 由香さんズルい!

誠 おまえもか…

梓 おまえの時に誠 縛って転がしといていいか?

…誠さんが悪さしないんなら 私はいいですけど…

あ ひどーい!

一緒に可愛がって下さいよ

まあ 今日は本当に視察業務なんだから一休みしたら見て回るぞ

取り敢えずこれが周辺地図だ

今 此処だな

谷あいに細長く広がる集落の傾斜の比較的なだらかな裾野に立地してる訳だ

ここは将来的には?

ホスピスを含む施設群の一つにする

敢えて余り改修せずに行くつもりだ

施設群?

ああ デカい箱物に詰め込むんじゃ無くてホスピスの横に関係者寮と託児保育施設を隣接させて交流させるし 里の年寄りに協力を願って畑も作る

入所者の軽作業も出来るように な

近くに診療所もウチの資本で開業して貰ってるしいずれ 里の年寄りたちも入所して貰えるだろうし

あの…前に言ってた姉さん達の同僚だった人達って

ああ まあ警戒心もあるだろうし 怜子たちが勧誘するのも違うから今は現状 助けが居るような精神的経済的な状態の候補者には分からないように手を回している

…ただ まあ お互いが例の事件の被害者であるって事を隠して生活させるって言うのは経済的には安定するけど根本的なトラウマの解消にはならないんだよなぁ…

人それぞれですもんね…

と 梓

プレイに嫌悪感を持っているけど 身体が抜け出せない、って言う被害者は…

軽く鎮静してある

と 誠に答えた

ま 行こうか