メタモルフォーゼ30 影使い
メタモルフォーゼ30 影使い
月曜日のリビングで4人で朝食をとりながら
一応 誠と梓とのプレイは終わったよ
約束だから伝えておく
申し込み順 となると由美たちの番だから言っておくよ
由美と理恵が顔を上げたが慎ましく
分かりました
と言うだけだった
伏せる前の目が悪戯っぽく光ったのは見えたが案外 お誘いは週末まで無かった
あの 陽司さん?
今夜 良いですか?
と 事務所を出掛けに由美が囁いて来た
おう 分かった
じゃ 理恵と定時に
と 普通の声で返して来て 一緒に肩を並べて事務所を出た
キトゥンズテイルス絡みの企業に顔出しして この頃来ないと皮肉を言われつつ新しいメンバーの事は褒められて紹介された所へ繋ぎに挨拶に行く
キトゥンズテイルスの営業関連にも人を引っ張って来る必要を感じる
定時前には事務仕事で梓に求められた最低限の書類を回して苦笑いをされた
武田さんと由美が帰って来たタイミングで理恵がやって来た
ライトグレーのパンツスーツにインナーはダークグレーのシャツを合わせてショートヘアに首元の細い赤のチョーカーが引き立っている
あ 理恵少し待って!
と由美は叫んで日報と報告書 添付書類や画像をパソコンに打ち込んでロッカーに飛び込んだ
事情を知っているのか武田さんが俺に目配せして来て俺は
あ 誠 俺は定時で上がるから後 頼む
と 予定を知らせていた誠に大きめの声でまわりに と言うかかなめに周知する
やがて シックな柄のミニワンピを着て由美が理恵と出て行くとあまり不自然にならないタイミングで事務所を出た
お待たせ
で?予定か希望はあるのか?
あ はい タクシー呼んでます
と由美が答える
勝手に夕食 予約してますけどいいですか?
いいよ 支払いは回してくれ
そのつもりです
と 理恵が悪戯っぽくふくみわら含み笑いをする
コイツもなんだか誠に似ている
タクシーがついたのは中層ビルの一階に入っているシックな設えのレストランだった
予約席に案内されて創作洋食のコースを食べる
綺麗で軽めの洋食だ
取り止めの無い話をしながら 途中所々でスペイン語の内緒話が入る
あ〜 そう言えば梓が喋る言語で性格が変わるって話を梓に聞いたぞ?
君らは大胆になるみたいだな?
2人は顔を見合わせて目をパチパチした
…考えた事 無かったけど
…そう言えばそうかも?
アルコールは避けて食後は珈琲で締めたのは2人の後の予定を考えたのだろう
俺にはどうぞ と勧められたが特に必要を感じなかったから珈琲を付き合った
で?2人を可愛がるんだっけ?
どうする?
あ 出る前にちょっと…
と 2人で化粧室に立った
レストランの入り口とは逆に奥の方へ2人に導かれて出た所が無人のエントランスとファッションホテルであろう無人の受付だった
理恵が受付のパネルを操作して暗証番号を打ち込むとキーカードが出て来た
予約してあるんです
行きましょう
と由美に腕を取られてエレベーターに入る
最上階で
と 理恵は反対の腕に掴まり 思い出したようにポケットから黒いハンカチのような布を取り出して俺の手に掴ませた
なんだ?
さあ?
と理恵が笑う
確認しようとしたらエレベーターがついたので後回しにした
由美が部屋番を確かめてカードキーを入れる
ワンフロア4室と言う事は大きな部屋のようだ
ファミリーユースにも対応したファッションホテルの事は聞いた事がある
ここもそう言った設備 カラオケやケーブルテレビ ゲーム対応の大型ビジョンの設置が見える が…
なんだ これ?
正面には大きなソファーとリビングテーブル 大画面モニターと各種の付属設備
左手は素通し硝子のバスルーム
右手は…所謂 プレイスペースか
多機能拘束椅子に木馬 磔台…
これか?
はい ネットで条件が合う所 探すの苦労しました
と 理恵
じゃ わたし 先にお風呂頂きますよ
と 由美はワンピースを首から抜いてソファーに掛けて小振りで整った裸を露わにしながらバスルームに入って行った
首を戻すと理恵もスーツを脱いでグレーのシャツの前ボタンを外している所だった
赤の薄い生地のボディスーツが理恵の身体のラインを強調して艶めかしい
それに白い乳房はボディスーツの胸に空いた穴から誇らしげに突き出されていた
思い出して手を開くと黒の薄い生地のブラとパンティだった
パンティ?
脱いだシャツをソファーの背に掛けて振り向いた理恵の下腹部も大きくくり抜かれてお尻の割れ目まで露わになっていた
赤いチョーカーと薄いボディスーツの理恵が床に正座して見上げている
ご主人様?
と 首を傾げた