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ハードナッツ17 影使い

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ハードナッツ17 影使い

母の理事長からは電話でイヤミを言われたが国岡さんの定年退職は仕方ない所なので知った事では無い

しかも一年も引き継ぎ、後継教育期間もあるのだ

事務所の執務室も手狭になる

調査員6人のデスクも後2人分増やすと言うし片付けをすると言うのでご主人様はじめ誠さんと梓さんも休日出勤した…なのに私は マネキンのようにガラスケースに入れられているのだった

美香は既成サイズで行けるから色々選べて良いな

とキャットスーツと言うらしいラバースーツでピッタリした私のウエストを撫でた

あ ご主人様 嫌らしい

と誠さんが言うと

こんなの嫌らしいうちになんか入るか

お前のスーツは自慢のバストが露出して居たじゃ無いか

とキャットマスクを私な頭から顔に器用に被せてフィットさせながら仕上げに口にもラバー生地のパーツを留めて塞いだ

ピンヒールのブーツを履かされて肌が露出している場所は何処にもない

背の高いスツールに腰掛けさせられて

梓 出来た

あ はい じゃあ美香さん 楽にして居て下さいね

と 梓さんがカメラを構えて撮影を始めた

次々と指示を出されて否応なくモデルをさせられる

ガラスケースを撤去する最後の記念に と言う事らしい

この前は誰だったかな?

写真は残って居ないけど梓は入りましたよね?

ああ あ!思い出した

飛鳥と理音が最後だ

へ〜 知りませんでした

でも 伽奈さんとか 飾ったら似合いそうでしたけどね

はは 伽奈な

確かに

知らない名前が出たけれど 後で聞いてみよう

これでは口も聞けない

あ そうだ美香

事務機器会社の配送が椅子とデスクの搬入に来るんだがお前はマネキンだから な

その間は動かないように

(え⁈)

私は身振りで無理です と言いたかったが撮影終了した梓さんがご主人様にOKを出してご主人様はガラスケースの扉の手をかけて

美香 脚は肩幅ほど広げて座り膝にそれぞれの手を膝に置け

軽く胸を張って いや そんなには…そうだ その姿勢でいい

と 言い扉を閉めて鍵を下ろした

搬入されるデスクのスペースを空けて掃除片付けをする3人を見ていると声が掛かったらしく執務室から誠さんが出ていき 暫くして作業服の2人がデスクを搬入して来る

私は身体を固くして姿勢を保ったが1人が出て行く時にチラッと見ただけで残った1人はデスクから緩衝材を外し 指示された場所にデスクを設置している

出て行った1人も椅子を2つ 押して入って来て こちらもビニールや緩衝材を外している

安心して作業を見て居たら作業が終わって去り際に2人が私を見て何かご主人様に話している

ご主人様も笑いながら指まで指して説明しているようだ

私は嫌な汗をかいた

ようやく作業員が出て行き ご主人様が扉を開けてくれ 手を貸して出してくれたので力が抜けて倒れ込んだ

ほらまた ご主人様 やり過ぎ

と言う誠さんの声が聞こえた

マスクを外して貰い 貰った飲み物のグラスから口を離すと

酷い いきなり…

とご主人様に言った

ほら〜

と 誠さん

ああ 誠 種明かしだ

と誠さんにケースに入るように手を振る

誠さんがケースに入り扉を閉めるとガラスケースがラメの入ったように薄く輝いて誠さんの姿が霞んで見えた

あの?何ですか?

ああ 特殊な偏光ガラスを使ってるんだ

スイッチを入れて電圧をかけるとああなる

美香よりずっと露出の高い格好で設置してた事があったんでな

因みにあっちのケースは普通のガラスだ

と同じに見えるガラスケースを指した

まあ 私なんて全裸のまま縛られてガラスケースで自然公園の真ん中に設置されて入園者に晒された事がありますけどね

と 誠さんが得意げに自慢した