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ハードナッツ24 影使い

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ハードナッツ24 影使い

中央公園ですか?

ああ

誠の言う中央公園とは名前は大きな公園のようだがバス停に近い 大きな幹線と交わる交差点に作られた小さな自然公園だ

周囲に目隠しの街路樹が植栽され中央に東屋が建てられている

じゃあ私 コンビニで飲み物買って来ます

身軽に駆けて行く誠と別れて東屋を目指す

チラホラと交差点を渡る人たちが公園を横切って行く

まだ理恵はボンヤリと俺の腕に手を掛けて自分の妄想に耽っているようだ

寒い季節に東屋には人影は無く 理恵を座らせ 口を吸ってやる

小さく呻きながら応えて口付けを返して来るのは程よい妄想の刺激なのだろう

コートの前を中程までファスナーを下ろして セーター越しに下着無しで露出した乳房に触れる

ピクッと身を震わせ反応する

キスを続けながら微かな愛撫を乳房に与えている所へ誠が帰って来た

はい!お待たせ!

理恵はビクッとして口付けをしている俺の胸を押して身を離した

え?え?ええ?

辺りを見回して俺と誠を見比べた

あ あ あの

今までの 現実だったの   …ですか?

今まで って言うのはどこまでだ?

誠から受け取った珈琲を理恵にも渡して熱い珈琲に口を付けた

誠はクスクス 笑っている

え?あの?お部屋でスーツのお披露目して…

うん

それから…

と自分の身体を見下ろして

え?あのスーツ?

うん

セーターとコートは着せたけどね

セーターはご主人様のでコートは私のよ

え?でも…

革紐は解いて取っておいたよ

首輪は残した

理恵は自分の首に手をやり確かめ 思いついて胸を触った

あ!あの?

うん あのスーツ

でも 胸とお尻が…

コートの下に隠れてるよ

少し安心したのか 今気がついたように手の珈琲を見た

まあ 飲んで落ち着いて

で?

と 理恵が珈琲に口を付けるまで待って聞いた

どんな夢を見ていたんだ?

夢?夢…そうですね

あのスーツを着せられて細いリードで子犬みたいに引かれながら街を散歩して…

目を上げて公園を見渡している

公園で人に見られながら頭を撫でられて可愛がって貰って…

概ね 合っているな

頭じゃなかったがね

私なんて県立美術館の遊歩道脇の東屋で全裸でしたけどね

理恵は目を大きく開いて誠を見た

あ 移動は例のトランクに入ってね

歩きは無かったな

理恵は思い出したように珈琲に口を付けて俺の方を向く

で 満足した?

と理恵に聞く

理恵は何を聞かれたのか分からないふうで見返した

え?

うん 満足したなら部屋に戻ろうかと

誠はまだ笑っている

見張っててあげるよ?

と誠が言う

躊躇うように視線を迷わせていた理恵は俺を見て頷き

あの やって見たいです

俺は頷いて

誠

と言い 誠は東屋の外へ出て 理恵の座っている後ろに回った

俺は理恵の前に立ってブラインドになった

俺が頷くのを見て理恵はコートの前を開いて腕を抜いた

そのまま立ち上がり太腿まで隠しているセーターの裾を持って上に持ち上げて首を抜いた

胸と無毛の秘所を晒した黒いスーツ姿が露わになる

コートを座面に落とした理恵を見て

誠?

と声を掛ける

後ろは大丈夫です

ああ こっちもおまえの後ろは大丈夫だ

じゃあ 理恵

と理恵の顎に手を掛けて首輪に指を引っ掛けてリードのように引く

2、3歩前に出た理恵の腰を抱いて東屋の屋根の下を出た所で立ち止まる

ガクガク膝を震わせる理恵がしゃがみ込まないように腰を支えたまま ふた呼吸程で東屋に戻して 頭からセーターを着せる

誠 いいよ

と言うと誠が戻って来て理恵を着付けてくれる

さあ おしまい!

戻るか 理恵

あ はい

理恵が良ければこのまま 飯に行くけど?

…喉を通りません

ふふ じゃあ誠 テイクアウトして帰るか 4人前

そうですね