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皐月25 影使い

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皐月25 影使い

ご苦労様でした

と リビングの窓からの朝陽の中で珈琲を飲んでいる俺に身支度をした怜子が声を掛けた

おはよう

さすがに胸が痛んだよ

何故ですか?

本心 愛してあげるんでしょ?

私たち同様

それはそうだが…

じゃあ 罪滅ぼしみたいに接するのはやめてあげて

かえって皐月さんが傷つくわよ

あと

と 怜子は俺に顔を近づけて

美香さんや由香さんを調教したのが誰だかは教えないように

分かった

私にも珈琲 下さいな

今夜から でいいのよね あの子

ああ 仕事を決めたら その場で預かって貰って俺は帰る

あと 頼むよ

うふふ

理音ちゃんにも昨日 頼んでしまいました

早いな

だって かまって貰えないんだもの

遅番がひけてから来て貰って…あなた達 気が付かなかったでしょ

凄く皐月さん 鳴かせてたもの

そうか 理音来てくれてたのか

たまには理音ちゃんも遊んであげて

異性とのセックス 忘れてしまいましたって皮肉言ってたわ

おいおい…

灯りをつけて怜子に珈琲を渡し 朝食を用意して何気ない話で過ごしてキスをして送り出す

悪戯っぽい顔をした怜子は

仕上がりに期待しててね

可愛いペットにして上げる

そう言えば怜子の被虐ペット多頭飼いの夢 ついに1ダース達成だった

皐月はそれでも9時前に起きて来て恥ずかしそうに

寝過ごしました

と はにかんだ

さすがに昨夜のペットの装いでは無く買って持って来たフォーマルっぽいアンサンブルを選んだあたり 今からの予定を配慮するだけの心構えはあるようだ

朝食を持って来るよ

あ 一緒に用意します

おや?っと思う

随分と 気が回るようになったね?

…昨日 考えたんです

あの…愛して貰いながら

皆んなと同じなら私も あの…陽司さんの妻 だなって

そしたら いつまでもお世話になるんじゃ無くてママみたいにお世話をする方にならなくちゃ って

俺は思わず 皐月の頭を撫でた

少女は一夜で"女"になった

あの?

いや 皐月が可愛くてな

バカ!

皐月の朝食に付き合い 施設長に連絡を入れて皐月を伴って園を訪れる

素性が理事長の孫と知れて一も二もなく補助職員に採用となり 俺は施設の案内と明日からの仕事の説明を頼んで皐月に家の予備キーを渡した

怜子 遥 理音のスマホのIDは皐月のスマホに送ってあるから確認してくれ

あるか?

じゃあ あとは頑張るんだぞ

お母様にも伝えるから

もう?

ああ 夏季休講の間には顔を出す

またね?

はい!

と 力強く頷く皐月を残して戻った

暫く 由美の相手は大変だった

理恵に揶揄われてもおさまらないくらいのジェラシーに理恵は呆れていた

まあ 普通の神経なら自分の他に11人も女のいる男など願い下げだろうし そんな男にいつの間にか惚れてしまったのは由美の不幸なのだろう

碧や美香は経緯から自分より先に"飼われて"いたから納得させていた、と言う所か

ただ たまに美香の調教に加わってプレイする事が増えたのは軽い加虐嗜好があるのかも知れない