岡 伽奈2 影使い
岡 伽奈2 影使い
普段は修太さんの使わない大きな黒い車で窓はスモークが入った硝子だった
まだ 部活帰りの高校生たちが歩いている時間だった
道筋からすると何度か行った会員制のマンションらしかった
修太さんがいつからか所属している倶楽部会員が共同で所有しているマンションの一室だ
車が動いている間にシートベルトをしたまま服を全て脱ぐ
外は夕方の日常風景が流れて行く
腰を浮かせてパンティを最後に足元か抜く
足元の黒いバッグ
と 運転しながら修太さんが後ろのわたしに声を掛ける
手を伸ばしバッグを取り 中を確かめる
黒いオーガンジーのワンピース インナーは入って無い
黒いサンダル
…黒い細身のボンデージスーツ
広げて見ると局所を隠さないパンティーにトップスの無いブラが極薄の柔らかい革地で繋がっている
わたしは脚を通してお尻を納め 首の後ろでブラの釣り具を留め 背中に手を回してブラを留めた
頭からワンピースを被り 手を通すとノースリーブのミディアム丈のワンピースに浅黒い素肌が透けて見える
マスク
と 見ていたように声が掛かりバッグを探ると顔の上半分が隠れる装飾を取ったベネチアンマスクのような黒のハーフマスクが出てくる
わたしの顔型から作った特注品だ
顔に合わせて頭の後ろでしっかり留め具を締め髪を直す
レース生地の庇の長い帽子を被れば 身体の線が透けている事を除けば不自然な所は無い
家影の少ない道を辿ると8階建てのマンションが見えてくる
市街地から外れたマンションの地下駐車場に車を停め 修太さんはドアを開けてくれる
サンダルの足を下ろして帽子を被り直し 修太さんについてエレベーターに乗り込む
8階
エレベーター脇の部屋を修太さんはスマートキーを操作して開ける
晩夏のムッとする熱気が籠った部屋
明かりを付け エアコンを休息冷房で作動させてワンルームのマンションの窓のカーテンを開く
まだ明かるさの残った市街地を望む事が出来る
ああ 今 着きました…はい 大丈夫です
…はい 待っています
修太さんはスマホをテーブルに裏向けて置き わたしに向き直った
伽奈 首
わたしは帽子を脱いで修太さんに近づき 顔を近づける
修太さんは革の細い首輪をわたしにつけてリードを通し次いでの様にキスをする
伽奈 今日のお客は新人でね
初めてのプレイだそうだ
新婚らしいがノーマルセックスではどうしても性癖を満足出来ずにウチの倶楽部に辿り着いたんだと
だから 今日は彼と一緒に伽奈を可愛がる事にしたんだ
わたしは黙って頷いた
…準備は?
修太さんが聞いたので わたしは脚を広げてスカートをお腹まで捲り上げて股間を示した
そこには前のご主人様から頂いた金属製の拘束具がわたしのヴァギナに食い込んで光っている
修太さんは軽く頷いてスカートを下ろすように手を振った
これはわたしが前のご主人様のペットであった証であると共に前のご主人様がわたしのここを使わなかった証でもある
何の証拠もないのに修太さんはその事を言葉通りに信用している
だから 修太さんにとって忘れたい前のご主人様ではあるけれど これだけは忘れられない証でもあるらしい
もう何回も貸し出されたり複数人とプレイもしたけれどこれを外した事はない
カシャ とドアのロックが外れ 人が入って来た気配がした