LNCrawler

岡 伽奈12 影使い

ちょっとHぃショートショート — novelba.com · All chapters

岡 伽奈12 影使い

それぞれのパートナーと部屋に戻ったのが5時前

10時にフロントから退出を告げられてシャワーも浴びずに荷物を纏めて喫茶室で修太さんと珈琲を飲んでいると和泉夫妻も眠そうな顔で降りて来た

おはようございます

と 詩織さんは当たり前のように挨拶した後 大事な事を思い出そうとするような仕草をして首を傾げた

ご一緒にどうですか

と修太さんが声を掛けた

ニコニコして座った詩織さんと不思議そうな顔で妻を見る和泉さんが笑えた

どうしたんですか 詩織さん

いい事があったみたいに

と わたしから振ってみた

昨日はわたしにしたら酔ったらしくて良く覚えていないんですけど…

起きたらすっごい満足で嬉しい気がして…

いい夢でも見たのかな?

と 修太さんが聞く

あはは 言えません

朝からこうなんです 詩織

と 和泉さんがモーニングのトーストを齧りながらボヤく

特に僕には内緒らしくて

だってぇ

と 相変わらず 年齢には不似合いな仕草で和泉さんを打つ

いやぁ 僕なんて夢なんて見る間も無いくらい泥のように眠りましたよ

泥って 三島さん面白〜い

ああ だって明け方まで詩織さんが離してくれなかったからじゃ無いですか そもそも

詩織さんは見事に固まった

珈琲カップを持ち上げたまま 目を見開いて何処も見ていない

小さく唇を開いて

え?

と言った

でもまあ いい事だって言うなら頑張った甲斐があったと言うものです

え?

と 詩織さんは和泉さんの顔を見て 修太さんわたしと見回した

…夢の話をどうして?

皆んな知ってるの?

まだ何かに縋りつこうとして詩織さんはカップをテーブルに戻して皆んなを見た

まあ ひと晩きりの約束だったし 和泉くんも自分のペットの嫌がる事はさせないって言う事だったから 残念だけどもう詩織さんとは会う機会も無いかな?

いや!

と 言って詩織さんは自分の口を押さえた

わたし達は笑い出し 遅れて和泉さんも笑って詩織さんひとりキョトンとした

詩織さんは隣りの三島さんに

あの 正義さん 昨日の事ってホントにあった事なの?

わたしは凄い夢だったから信じて貰えないだろうし 正義さんを…裏切ったような…

まあ 食べませんか?

冷めてしまいますし

と修太さんが促して会話に上の空の詩織さんを置き去りに流れで寂れた山上展望台に行く事になった

ロープウェイ自体は市の運営でまだ生きているが展望台のティールームは委託運営の受け皿が無く廃墟に近い建物となっている

ちゃんと教えて

何処までが現実なの?

管理されている庭園の東屋に4人で座った途端に詩織さんが噛み付いた

あの バーでお酒飲んで どうしたの?

そこからなの?

と和泉さんが頭を抱えた

教えて!

詩織が飲み過ぎて酔っ払って…

わたしは酔っ払わないわよ?

…聞く気はあるの?

…ごめんなさい

どうぞ

苦しそうだったからブラを外せば って言ったんだ

夢じゃなかったの?あれ

夢じゃない

キミが遠慮したから三島さんがユキさんも外させたんだ

正義さんが外したんじゃ無い!ユキさんのブラ…

あ…

と 自分のブラをどうされたのか が繋がったらしい詩織さんは顔を真っ赤にした

あの…三島さん わたしを裸にしましたよね?

何処で?バー?ホテル?

聞き返されて色々 蘇って来たらしい詩織さんは混乱した

あの それってわたし 三島さんとしちゃったって事ですか?

ああ 僕は止めたんだけど…

和泉くんに許可貰ったみたいだから

正義さんの目の前で…

そうだね

!あんな格好!正義さん 見た?

詩織 見たも何も僕ともしたじゃない

!正義さんと三島さんと同時にわたし…

ああ アヌスのバージンはごめんなさい

調教の成り行きとは言え 先に失礼しました

と 修太さんがシレッと話をぶち込んだ

自分の体験を追体験して詩織さんの顔付きがペットのそれに変わって行く様子を駒落としのように観察出来た

全部?

詩織がどの程度 覚えているかに依るけど…概ね

あ〜 悔しい

もっとキチンと覚えておけば…

あるよ 動画

え?

ああ それも三島さんとの契約で…

一応 バーから撮った動画 分割して送ってます

と ホッチキス程度の大きさのアクションカメラを掌に乗せて修太さんが説明した

因みにオリジナルの方は初期化してもう和泉さんのスマホにしか無い筈です

…後で 見せて!

う うん

で 正義さんもしたの?…ユキさんと

え〜…

和泉さんが言葉を濁したのでわたしは修太さんに促されるより先に立ち上がり スカートを捲り上げ 下着を付けていない下腹部を見せた

金属がまるで食い込んだようなわたしの秘所を詩織さんは見た

スカートを降ろすと修太さんが

ユキとは物理的に出来ないんです

…わたしの許可が無いと

ユキは僕のペットなんでね

わたしは?わたしもペットなの?

正義くんのペットになれるように躾るのを頼まれたんです

…いやですか?

詩織さんは横に首を振った