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岡 伽奈38 影使い

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岡 伽奈38 影使い

じゃあ 今 詩織は…

元の詩織なの?

元?ライブ以前のわたしならもう居ないわよ

昨日の狂う寸前のわたしも居ない

正義さんの聞きたいのがその事なら

今は…そうね 待機中

待機中?

だって 三島さんに今日は調教はお休みって言われたでしょ?

欲しがらないでいいの

詩織はそれでいいの?

いいも悪いもないわ

従うのが わたしだもの

だから三島さんがあなたとセックスしちゃいけない って言えばしないわ

…

ご主人様としての三島さんはそんか無責任な事はしないでしょうけど…

わたしはまさにそのためにあなたに貸し出されたペットなんでしょう?

詩織

身体 冷えちゃった

帰って温泉に入りましょ

大浴場も今夜 ユキさんと行ってくるけど 取り敢えずお部屋の露天風呂でビール 頂こうかな?

付き合ってくれる?

手を繋いで坂道を下って歩く

正義さんはどうしたって今のわたしと付き合っていくしかない

いやらしいわたしとは結婚生活を送れないなら 当面 たまに抱いてくれる都合のいいプレイ相手で付き合って貰うしかない

三島さんはわたしを貰ってくれそうに無いし

今日は…

露天風呂でゆっくり冷えた身体を沈めて チリチリと痛いような熱さが治る頃には汗が額に滲んだ

あ〜 美味しい!

と 喉越しで一気に半分くらい缶ビールを煽る

詩織はホントに美味しそうに飲むなぁ

と やっと普段の顔に戻った正義さんが笑った

これはソフトドリンクよ

汗と一緒に流れちゃうから

他愛のない話の合間に6本持ち込んだビールが空になり

あ わたし 取ってくる

と 言うと

僕はもういいから君が飲む分だけ取って来なよ

と サッシを潜るわたしの背中に正義さんの声が追いかけて来た

お行儀が悪いとは思ったけれど 貸切別館だしと身体だけタオルで拭って部屋の冷蔵庫からビールを集めているとドアが開いた

キャッ

おや 目の保養だけど何 やっているの?

と 三島さんたち

あ あの〜露天風呂で飲み会してて

はは 邪魔したね

行って 行って

はぁい

熱い身体にビール4本抱えて露天風呂に戻ると 露天風呂の縁の岩に正義さんが腰掛けていた

何か ゆっくりだったね

あはは ビール取ってる所で三島さんたち帰って来たの

あ そうなの

わたし 裸だったから焦った

わあ そのままの格好で?

他に居ないし いいかなって

攻めたなぁ

なんか いいね

何?

普通で

…ああ そう言えばそうかな?

いいかな?わたし こんなになったけど

詩織は詩織だろ

それに考えたら詩織とそう言う関係になりたくて色々 ダメ元で試したんだからコレはご褒美じゃないか と

まあ ご褒美にされるなら随分 お釣りが必要だと思いますけど?

以降 頑張ります

まあ 合格 でいいか

ん!

と ビールを差し出した

いや 僕はもう…

ん!

無理に握らせて乾杯をしてほっぺにキスをした

あ〜 もういいかな?

と 声が掛かり三島さんたちが露天風呂にやって来た

はい 場所代

と お盆に冷酒の硝子瓶が3本と硝子の酒器

わあ 三島さん好き!