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第百三話 ワイバーンの肉100%ハンバーグ

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第百三話 ワイバーンの肉100%ハンバーグ

今日は102話、103話更新です。

明日にはこの街を旅立つから、今日はその準備としていろいろと料理を作り置きしておきたいと思う。

もちろん今回も宿の中庭を借りての作業となる。

鉄板メニューになりつつある揚げ物類から作っていく。

レッドサーペント、ブラックサーペント、ロックバード、ジャイアントドードーの4種肉のから揚げ(塩、醤油)を揚げたら、とんかつと好評だったチーズINチキンカツも揚げていく。

それから残っていた挽き肉を全部使ってメンチカツも作る。

メンチカツは普通のものとチーズINのものを作ってみた。

スイがチーズ好きみたいだからね。

挽き肉を全部使い切ったから、また作っておくことにする。

手回しのミンサーでオークジェネラルの肉とブラッディホーンブルの肉をせっせと挽き肉にしていく。

何度もぐるぐる回して大量の挽き肉を作り出した。

「このくらいでいいか。ふ~疲れた」

あとは、昨日ワイバーンの肉を食って思ったんだけど、この肉ならしゃぶしゃぶとかすき焼きにしても美味そうだなと。

ということでワイバーンの肉の薄切りを大量に作っておく。

途中切れちゃったりしてるのがあるのはご愛敬だ。

けっこうな量のワイバーンの薄切り肉ができた。

これは皿に並べてラップをかけてアイテムボックスに保管する。

ワイバーンの薄切り肉を作るのに切り落としが大分出たから、それでワイバーンの肉100%ハンバーグを作ってみようと思う。

グルメ番組で国産和牛の切り落とし肉で作る和牛100%ハンバーグってのをやっていて、それをマネしてみようと思うんだけど、確かあれにはナツメグを入れてたな。

いつものハンバーグにはナツメグは入れてない。

なくても大丈夫なものは入れない主義だからね(キリッ)

なんてな。

ただわざわざ買いに行くのが面倒だったから俺の作るハンバーグにはいつも入れてないってだけなんだけど。

今回はいい肉を使うからちゃんと入れるよ。

見た番組ではその方が風味が増しますって言ってたからね。

ってことでナツメグをネットスーパーで購入した。

まずは玉ねぎはしんなり茶色になるまでよく炒めて冷ましておく。

ワイバーンの肉はミンサーに掛けないで、包丁でみじん切りにして使う。

ミンチと違って包丁で切ったものにはごろっとした肉もあってまとめにくくなってる。

だから水分があると余計にまとめにくくなるから、生よりも炒めたほうがいいってことだった。

いつもは玉ねぎ生派の俺もここはちゃんと守ってしっかり炒めたぜ。

次にワイバーンの肉を包丁でおおまかにみじん切りにしていく。

少し大きいかなと思うくらいの方が、ごろっとした肉の食感と旨味が味わえるから美味いって言ってたな。

肉のみじん切りができたら、それをボウルに入れて炒めた玉ねぎとパン粉と卵それからナツメグと塩胡椒を入れたらしっかりよく混ぜる。

そしたら成形して焼いていくのだが、最初は中火で1分くらい焼いたら次は弱火で4分くらい、裏面も同じように最初は中火で焼いて次に弱火で焼いてと。

この裏返して弱火で焼くときにワインを振りかけてフライパンにフタをして蒸し焼きにして出来上がりだ。

ソースはいつものケチャップベースのソースだけど、今回はそれにワインとバターを加えてみた。

いつものよりコクが出ててワイバーン肉のハンバーグに合いそうだ。

「よしと、フェルとスイでき……」

呼ぶまでもなく2人とも俺の真後ろで待ってたよ。

「どうぞー」

『うむ』

『わぁ~美味しそう』

2人がワイバーンの肉100%ハンバーグを食い始めた。

それを見て俺も食い始める。

ほ~肉汁がじゅわっとあふれ出るハンバーグだな。

このごろっとした肉の塊の食感もいい。

肉を包丁でみじん切りにするのは少し面倒だけど、こういうハンバーグも美味いね。

『む、これはワイバーンの肉か?』

「ああ、そうだよ。ワイバーンの肉は焼くだけでも美味いけど、こういう食い方もいいもんだろ?」

『うむ、美味いな。細かくしてある分、肉の旨味をしっかり感じるぞ』

『うんうん、これ美味しいね~。スイ、おかわりしたいな』

『我もだ』

はいはい。

フェルとスイのおかわりのハンバーグを焼いていく。

最終的には、多めに作ったはずのワイバーンの肉100%ハンバーグはフェルとスイの腹にすべて収まった。

それにしても、2人ともよく食うねぇ。

102話も103話もほぼ飯回でした……(汗)

次回か次々回あたりに旅立ちます。(予定)