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第百七十三話 銀貨6枚にUP

とんでもスキルで異世界放浪メシ — ncode.syosetu.com · All chapters

第百七十三話 銀貨6枚にUP

いつもより少し長いです。

面倒この上ないけど、連絡しなきゃしないでうるさいし、あんまり遅いとそのうち神託くるだろうから早いとこ女神様たちに貢物を渡しちゃいますかね。

「みなさん、聞こえますか?」

呼びかけると、何だかワーワーギャーギャー声が聞こえる。

みんな一斉にしゃべっても何言ってるんだか全然わかんないんだけど。

「あのですね、そんな一斉にしゃべられても何言ってるのか全然わかりませんから。お一人ずつしゃべってくださいよ」

再びワーワーギャーギャー声が聞こえてくる。

その声がピタっと止んだ。

話がまとまったみたいだな。

『最初は妾からじゃっ。お主、あ、あ、あ、あの、不三家ッ、あれは何なのじゃ! 夢のような店ではないかっ。あの店を指定するとはでかしたのじゃ! よくやった、褒めて遣わすぞっ。とにかく妾に不三家のケーキをよこすのじゃっ。不三家のケーキ! 不三家のケーキ! 妾に全種類よこすのじゃーっ!』

ニンリル様 ( 残念女神 ) は興奮し過ぎ。

いやまぁ、こうなることは予想してたけどさ。

それにしてもヒドイネ。

『次は儂じゃっ。お、お主の固有スキルがレベルアップしてテナントを選べるようになったというのは分かったぞい。儂らもお主のいた世界を覗いて少し勉強した、そのテナントとやらに酒屋もあるだろう』

ギクッ。

この声はヘファイストス様か。

確かにテナントに酒屋ってありそうなんだよね。

『次にテナントが解放されるのはレベル40だったな。よし、今すぐレベルアップをはかるんじゃ。そして早くレベル40になれ。そうしたら次のテナントは酒屋にするんじゃ、いいな』

いやいやいや、何が今すぐレベルアップをはかれだよ。

そんなすぐにレベルアップしないからね。

というか強要しないでくれますか。

『そうだぜ。すぐに40になるんだ。死ぬ気でやりゃ大丈夫。そんで酒屋をテナントに入れろ。そうすりゃ異世界の酒が今よりもいろんなもんが手に入る。ワクワクするぜぇ、ワハハハハ』

これはヴァハグン様だな。

死ぬ気でやりゃ大丈夫ってね……大丈夫なわけないでしょ。

やらないよ、絶対やらないからね。

レベルアップを目的とした行動は断固しないからね。

別に今のままでも不自由してないし、普通に生活していく中でレベルアップをはかっていきますから、お構いなく。

『次はレベル40か。そのくらいだったら、もう1回ダンジョンに潜ればいけるだろ。行って来い、行って来い。そんで次のテナントは酒屋で決まりだ』

アグニ様、もう1回ダンジョンに潜ればいけるだろってね……。

行かないよ、もう一度言うけど行かないからね。

何言うんですかね、この女神様は。

次のテナントは酒屋で決まりって、そもそも選択肢の中に酒屋があるかどうかなんてわかんないんですからね。

『ちょっと~、次のテナントが酒屋だなんて勝手に決めないでくれないかしら。次はドラッグストアに決まってるじゃない。私も異世界人クンの世界しっかり見たのよ。ドラッグストアなら化粧品もたっくさんあるし、いろいろ選べるようになるんだから。次のテナントは絶対にドラッグストアなんだからね』

これはキシャール様か。

ドラッグストアなんてよく調べましたね。

次のテナントは絶対にドラッグストアなんだからねって、だからですね、そもそも選択肢の中にドラッグストアがあるかどうかなんてわかんないんですって。

レベル40になって次のテナント選べるようになったときに何が来るかなんてわかんないんだからさ。

『『『『とにかく早くレベル40に(なるんじゃ)(なれ)(なれよ)(なりなさい)』』』』

みなさんハモってまで言うことがそれですか……。

ヘファイストス様もヴァハグン様もアグニ様もキシャール様も、強要はやめてくださいよぉ。

早くなんて無理無理。

別に今のままでも不自由してないしね。

特別レベルアップする必要もないんですって。

「あー、みなさん、早くレベル40になれってですね、今のところ不自由ないんでレベル上げなんてしませんからね。普通に生活していく中でレベルアップするならいざ知らず、わざわざレベル上げするなんてことするわけないじゃないですか」

嫌だからな、テナントのためにレベル上げするなんて。

『なんじゃとっ、そんなこと言っておったらレベル40になるのは何時になるか分からんじゃろうがっ。ちょうどダンジョン都市にいるんだ、もう一回潜ってレベル40にしてくるんじゃ』

『そうだぜ。ダンジョン潜ってさっさとレベル40にしてこいよ。そんでテナントに酒屋を何が何でも入れるんだ』

『ああ、状態異常無効化と完全防御があるんだからチョロいだろ。男見せろよ』

『そうそう。酒屋はいいとして、早くレベルアップしてレベル40にしたらテナントにはドラッグストア入れるのよ~』

ヘファイストス様もヴァハグン様もアグニ様もキシャール様も勝手なこと言い放題だね。

「あのですね、何度も言うようですけど、わざわざレベル上げするなんてことはしませんよ。テナントのためにレベル上げを強要するようなら供え物も止めますから。加護もお返しします」

俺がそう言うと、ヘファイストス様もヴァハグン様もアグニ様キシャール様も慌てだした。

『いやっ、それはダメじゃ。絶対にダメじゃぞ。もう、レベル上げしろとは言わんわい』

『そ、そうだぞ。レベルは無理にあげなくてもいいぜ』

『あ、ああ。レベル上げはやらなくていいな』

『そ、そうね。そのうち自然とレベルも上がってくるでしょうしー』

分かっていただけたようで。

『そうだわ、もうレベル上げろって言わない代わりにー、銀貨3枚を倍くらいにしてくれると嬉しいわね~』

む、キシャール様か。

抜け目ないな。

『おう、それはいいのう』

『キシャール、オメーたまにはいいこと言うな』

『ホントだな』

『妾には不三家があるから、そのテナントとやらはどうでもいいが、銀貨3枚を倍にするというのはいい案なのじゃ』

『……倍、いい』

キシャール様の案に神様たちが同調する。

『自分で言うのも何だけど、すっごくいい案よね。というかヴァハグン、たまにって何よたまにって。私はいつもいいことしか言わないわよ~』

キシャール様、代わりにって代わりも何もないんだけど。

銀貨3枚を倍。

銀貨6枚か。

うーん、まぁ最近稼いでるし、何だかんだ言っても神様たちには加護やらスキルやらもらってるからねぇ。

「分かりました。今回から銀貨6枚にしますよ。その代わりレベル上げの無理強いはなしですからね」

そう言うと黄色い声の歓声と野太い声の歓声が聞こえてくる。

「はいはい、静粛に。それじゃ、何がいいのかお聞きしていきますからね」

『はいはいはいはいっ、最初は妾なのじゃッ! 不三家のケーキ! 不三家のケーキなのじゃッ! 全種類ほしいぞっ!』

はぁ~、 ニンリル様 ( 残念女神 ) は全種類とかいってるけどね、全種類買ったら銀貨6枚じゃ足りませんよ。

「ニンリル様、全種類ってそれじゃ銀貨6枚じゃ全然足りませんからね」

『ぬぅ、そうなのか。はっ、なら何がいいか選ぶから妾にとくと見せてみるのじゃ』

今度は見せろときたか。

なんかネットスーパーのこともちょっとずつ分かってきてるのか、知恵をつけてきたな。

「しょうがないですね、次の方もいるんですから早く選んでくださいよ」

そういうとニンリル様以外のみなさんから『そうだそうだ』と声が上がる。

『分かっておる。それより早く見せるのじゃ』

仕方がないからニンリル様に見せるようにネットスーパーの不三家のメニューを開いた。

「いろんな種類が食べたいならこういうのですね」

俺はカットケーキのメニューを開いて見せた。

『むっほー、す、すごいのじゃッ! 全部美味しそうなのじゃッ!』

だいたいが1個銅貨4枚だからカットケーキだと15個か。

「ここのケーキを選ぶとすると、1個銅貨4枚のものが多いので15個は選べますよ」

そう言うと、ニンリル様は奇声を上げて喜んでいる。

ほんとこの女神様大丈夫かな。

『しかし、こんなにあるとどれにしようか迷うのう』

「それならいっそ上から順々に選んでったらどうですか? 今日はここから15個にして、次回は次からってするんです」

『おおっ、それはいい考えじゃなっ! そうやって不三家の菓子を全制覇するのじゃっ!』

はいはい、何でもいいよもう。

俺はニンリル様希望のカットケーキのメニューにあるケーキを上から順々に15個選んでいった。

「次はどなたですか?」

『次は当然私よー』

キシャール様か。

『シャンプーとトリートメントが少なくなってきたから、それが欲しいわね。私にもどんなのがあるのか見せて欲しいわね』

うーむ、キシャール様も見せろか。

ホントみんな知恵つけてきて面倒になってきたな。

ニンリル様には見せてキシャール様に見せないってわけにもいかないから、ヘアケア製品のメニューを開いて見せた。

すると、キシャール様は『これはどんな髪に合うの?』とか『どんな香り?』とか詳しく聞いてくる。

『ああ、どれもこれも良さそうで迷っちゃうわ。というか、異世界ってこんなにシャンプーやトリートメントの種類があったのねぇ。香りもそれぞれだし、ホント迷うわね~』

ああ、こりゃなかなか決まらないぞ。

女性特有のこれもいいあれもいいだ。

デパートの買い物に荷物持ちで付き合ったときなんかひどいもんだよ。

あんまり長くなるとさ……。

『おいっ、早くしろッ』

『そうだぜっ、お前は時間掛けすぎなんだよッ』

ほらな、酒好き神ズがイライラしてきてる。

そんな声にもどこ吹く風のキシャール様。

『ホント、どうしましょう。今使ってるシャンプーとトリートメントの香りも好きだから捨てがたいし……あーん、迷うわ~』

「それならば、前と同じシャンプーとトリートメントは詰め替えにして、残りの予算だと、シャンプーとトリートメントが2本ずつ買えますから、気になるシリーズを2組買ったらどうですか? 気分に合わせて違うシャンプーやトリートメントを使い分けるっていうのもいいでしょうし」

俺がそう言うと、キシャール様も『気分に合わせてか……ありね』なんてつぶやいている。

「この新商品なんかどうです?」

何の気なし新商品を進めてみると『新商品ですってッ?!』とすごい食いつき。

『新商品っていうことは、新しいものなのね? ということは前より良くなってるってことなんじゃないのっ?』

まぁそりゃ新商品って言うからには、新成分を配合してたりして改善はしてるんだろうね。

「恐らくそうだと思いますけど……」

『じゃあそれにするわっ。ねぇ、他にも新商品はないの?』

「えーっと、ありますね。これが新製品みたいですけど、これでいいですか?」

『ええ、それでお願い』

「じゃ、これとこれとこれの3組ですね」

俺はキシャール様ご希望の前に買ったシリーズのシャンプーとトリートメントの詰め替えと新商品のシリーズ2組を購入した。

「次どうぞー」

『オレだぞ、アグニだ。オレは今回も酒を頼みたいんだけどな、ビールが一番好きだから半分はビールで、残り半分は前と同じようにいろんな種類で頼むぞ』

「アグニ様はメニュー見なくてもいいんですか?」

『オレはいいや。どんな味なんだってワクワクしながら飲んだ方が楽しみがあるからな』

なるほど、それは一理あるね。

うん、みなさんもアグニ様みたいだったらいいんだけど。

さてさて選んでいきますか。

おまかせだけど、美味い酒を選んであげたくなるぜ。

まずはビールだけど、A社のプレミアムなビール(6本パック)とK社のプレミアムなビール(6本パック)だろ、あとはYビスビール(6本パック)だな。

あとは……お、こんなのあるんだな。

地ビールがあったから、これも選んでみた。

高原のビールと越後のビール3種と浜のビール。

それから後はアメリカ産のウイスキーとフランス産のロゼワインとイタリア産の赤ワインを選んでみた。

よし、これでアグニ様のはOKだね。

「次……」

『ルカ。私もニンリルと同じの』

おう、何かルカ様がいつもより積極的な気がする。

「ルカ様も今日は不三家のケーキがいいんですか?」

『そう、ケーキ。ニンリルと同じく全部違うのがいい』

今回はルカ様もケーキに絞ってきたか。

まぁ不三家のケーキを見たらね。

ルカ様も甘いものは好きみたいだし。

そんでルカ様もニンリル様と同じく上から順々か。

俺はルカ様の分としてニンリル様と同じくカットケーキのメニューにあるケーキを上から順々に15個選んでいった。

よし、これでいいね。

「次は……」

『おうっ、次は儂らじゃ』

最後はヘファイストス様とヴァハグン様の酒好きコンビか。

『俺たちは前回と同じくウイスキーとウォッカだ。だが今回からは俺たちにも選ばせてもらうぜ。ってことでとっとと見せやがれ』

へいへい。

俺はヘファイストス様とヴァハグン様に酒の中のウイスキーのメニューを開いて見せた。

「これが取り扱ってるウイスキーですね」

『ほー、こんなにあったんじゃな。これだけあるとさすがに迷うわい』

『すげぇな異世界の酒。これがそれぞれ違うんだろ?』

「はい。ウイスキーではあるんですが、産地や造ってるメーカー、ええと人によって味は微妙に違ってくるみたいですよ」

『そうなんか。すごいのう。すべて飲んでみたいが、予算に限りがあるからのう』

『ああ。そこがなぁ……お前、もちっと予算増やしてくれないか?』

「ダメですよ。増やしたばっかりなんだから」

『『チッ』』

この酒好きコンビ、チッて言ったよ、チッて。

『ところでお主はこの中でどれがお勧めなんだ?』

「うーん、私はウイスキーはあまり飲みませんからねぇ。……あ、他のより少し値段は張りますけど、これは美味いってけっこう聞きますね。それに確かウイスキーの世界一になったことあったんじゃなかったかな」

国産S社のウイスキー。

確か世界一のウイスキーになったってニュースでやってた気がするんだけど。

周りの酒好きからも、この酒は美味いって聞くしね。

『『世界一のウイスキー』』

ゴクリ。

ゴクリ。

何かきれいにハモってましたけど。

その後唾のみ込む音聞こえてたし。

『その世界一のウイスキーを頼むぞい。いいよな、戦神の』

『ああ、もちろんだ。世界一のウイスキーと聞いて飲まずにいられるかってんだ』

はいはい、これね。

「あとはどうしますか?」

『どうするよ、鍛冶神の』

『うーん、異世界の酒はどれも美味いんじゃが、儂としちゃこの黒い瓶のなんか良かったと思うぞ』

「黒い瓶ってこれのことですか?」

『そうじゃそうじゃ』

ヘファイストス様が言っているのはS社の黒い瓶のウイスキーだった。

これも有名だよね。

『確かにそれ美味かったな。俺としちゃ、この鳥っぽい絵のやつが美味かったな』

鳥っぽい絵、鳥っぽい絵……ヴァハグン様が言ってるのはこれか。

「鳥っぽい絵のやつってこれですか?」

『そうそう、それだ』

アメリカ産のウイスキーだ。

これもけっこう人気あったと思うね。

「じゃ、この2本追加していいですか?」

『『いいぞ』』

「あとお二人の残りが銀貨4枚ですけど、どうしますか?」

『ウォッカはどうなんだ?』

俺はウォッカが載ってるメニューを開いた。

『ウォッカはあんまり種類がないんじゃのう』

そうなのだ。

見せた中に載っているのは4種類しかなかった。

ウォッカとなると、ネットスーパーで取りそろえているものも限られる。

「そうですねぇ。酒精も強いですし、ウイスキーほど 嗜 ( たしな ) まれていたわけじゃないですから」

『この間のはどれとどれなんだ?』

「この間お送りしたのは、これとこれです。その前がこれですから、お二人が飲んでないのはこれだけですね」

そう言うと酒好きコンビはゴニョゴニョと相談し合っている。

『それじゃ、まだ飲んでないのと、この青い文字のやつ頼む』

「青い文字って、これですか?」

『そうじゃ』

ウイスキー3本とウォッカ2本ね、えーと、あと銀貨1枚分残るね。

「あと銀貨1枚ありますけど、どうします? これだとウォッカで買えるものはないですね。ウイスキーなら買えるものがいくつかあります」

『じゃ、ウイスキーにしてくれ』

ウイスキーね。

それなら、スコットランド産の白い馬のラベルのウイスキーの700ミリリットルのなら買えるな。

よしこれでOK。

それぞれの品をお馴染みの段ボール祭壇に載せていく。

「皆様どうぞお受け取り下さい」

いつものように女神たちと男神たちの歓声が聞こえてくる。

『不三家、不三家、不三家ーーーッ!!!』

『これで私の髪の美しさは保たれるわ~』

『世界一のウイスキーだぞッ! ヒャッホウッ』

『早速飲むぞーッ、鍛冶神の!』

等という声が聞こえてくる。

…………ハァ~疲れた。

みんな知恵つけてきて見せろとか言ってくるし。

まったくもう。

もうさっさと寝よ寝よ。

―――そのころ神界では。

『おい、鍛冶神の』

『なんじゃ?』

『異世界人はレベル上げを強要するなとか言ってやがったが、やっぱりレベル上げはするべきだと思うぜ』

『おう。やはり戦神のもそう思うか』

『ああ。だってよ、今日見た酒もかなり種類あったが、酒屋になったらどうなんだ? もっといろんな種類の酒が選べるようになるんだぜ』

『うむ。酒好きの我らがそれを知っておきながら逃すなどありえんのう』

『だろう。ただ、あいつにレベル上げろって言うと、また供えるの止めるとか言い出すと思うんだよな。だからよ、あいつに内緒であのスキルをこっそり付けるのはどうかと思ってな。あいつあんまりステータス確認してねーしな。それに気付いたとしても、あって邪魔になるようなもんじゃなければ怒るってこともなさそうだしよ』

『そりゃいい考えじゃのう。あのスキルとはあれだろう?』

『ああ。これを付ければレベル上げしなくてもレベルは上がっていくだろう』

『ガハハ』

『アハハ』

『ガハハハハハハ』

『アハハハハハハ』

『レベル40になるのが楽しみじゃな』

『ああ。そうなったらテナントにはもちろん酒屋だな』

ムコーダ、いつの間にか新スキル取得。

【 スキル 】 獲得経験値倍化

獲得経験値が倍になる。このスキルを取得しているとレベルが上がりやすい。