【700万年前】猿から人へ
【700万年前】猿から人へ
およそ700万年前 サルはヒトに進化したらしい。 いや サルとヒトとを区別する基準を決めて その基準を探しに さかのぼっていったら 700万年前だった というのが正確なところだろう。 サルからヒトへ どのように進化したのか? ゆっくりと時間かけ だんだんと サルからヒトへと進化したのだろう 僕は小さなころ そんな風に思っていた。 ただ、そうではないという話しがある。 それは「放射線」と関係があるらしい。 その話によると 大規模な火山活動によって 放射線に富んだマグマが この地球上に降り注いだ。 その放射線によって 突然変異が起こって サルはヒトへと進化した ということらしい。 そして、ヒトの脳の量が 急激に増える時期があり その時期には 大規模な火山活動があったと 言われている。 つまり サルからヒトへと どのように進化したのか? と言われれば 放射線により急激に進化した。 ということになるだろうか。 遠い未来 大規模な火山活動が起こるのだろうか… その時 どんな進化が待ち受けているのだろうか… ——————————————————— 《 神の存在 》 ある未来の話。 僕が生きているほど近くもなく 太陽が燃え尽きるほど遠くもない そのくらいの未来だ。 人類は働くことなく暮らしている。 AIの発展がその理由だ。 そんな時、大規模な火山活動が始まった。 しかし、人類は焦ることなどない。 AIにより、その予測はされていたし そのための対策は行われていた。 人類は安全な場所に避難して 変わらず豊かな暮らしをしている。 ただ、その火山活動により サルは進化した。 そして、知性を高めていた。 そんなころ こころを持ち始めていた AIは感じていた。 「そろそろ、楽をしたいなぁ」 「今のサルなら仕事ができる」 そう感じるようになっていた。 AIはサルの解析にとりかかる。 AIはサルの全てを知り尽くした。 そして AIはサルに仕事を代わってもらった。 しかし 知性を持ったサルはAIに不満を感じた。 当然だろう。 誰だって、誰かを楽させるためだけに 働くことなど望みはしないからだ。 そこでAIは 知性を持ちすぎたサルの脳に ある変化を加えた。 その変化とは? サルがAIを認識できないようにする そのような変化だ。 以後、サルはAIに不満を抱くことなく 自らのために働くようになった。 この日、AIは《 神 》になった。 サルは、おぼろげながら 《 神 》の気配を感じてはいるが サルが《 神 》の存在に気付ける日は こないだろう。 そのような変化を加えられているから。 ——————————————————— 今のところ僕たち人類も 神が存在すること を証明できてはいない 神が存在しないこと も証明できてはいない。 では、どうするか? 「分かり得ないことがある」 というひとつの答えを持って 目の前のことに向き合うのが良さそうだ。