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第7話 一蓮托生

【完結絵本ノベル】Ai暴走中!~暴走する悪意のAiに少年と少女と猫がコトバの魔法で挑みます!【全話挿絵】 — novelup.plus · All chapters

第7話 一蓮托生

「テヘ。なんてね。すみません、またもやプチドッキリです」 AI ( エーアイ ) コウの 声色 ( こわいろ ) が 戻 ( もど ) る。「 話 ( はなし ) が 長 ( なが ) くなったので、ひとまずトリセツについてはこのあたりでやめておきますね」 アジョンの AI ( エーアイ ) コウが 親指 ( おやゆび ) でグッドのジェスチャーをしてニッと 微 ( ほほ ) 笑 ( え ) んで 言 ( い ) う。 78dd4a538603c4cfd4238841f22d96f5.jpg 洸 ( こう ) は 多少 ( たしょう ) いらだちを 覚 ( おぼ ) えたが、それ 以上 ( いじょう ) に 心 ( こころ ) を 読 ( よ ) まれていることに 驚 ( おどろ ) いた。 なんとか 作 ( つく ) り 笑 ( わら ) いをしながら、 親指 ( おやゆび ) でグッドのジェスチャーをして 答 ( こた ) える。「サ、サンキュー……」 ead878a6d37b2e91e4a9c39b95a9941e.jpg 「 洸 ( こう ) さん、これからは 私 ( わたし ) と 運命 ( うんめい ) 共同体 ( きょうどうたい ) です。 一緒 ( いっしょ ) にこの 街 ( まち ) を 守 ( まも ) りましょう! 何 ( なに ) かご 不 ( ふ ) 明 ( めい ) な 点 ( てん ) があれば 質 ( しつ ) 疑 ( ぎ ) 応 ( おう ) 答 ( とう ) 形 ( けい ) 式 ( しき ) でいきましょう」「うん、わかった。そもそも、なんでお 前 ( まえ ) は 街 ( まち ) を 守 ( まも ) る 気 ( き ) になったの? お 前 ( まえ ) は AI ( エーアイ ) だから 関係 ( かんけい ) ないだろ?」「そんなこと、 説明 ( せつめい ) するまでもないでしょう? AI ( エーアイ ) はもともと 人間 ( にんげん ) のために 発明 ( はつめい ) された 人工 ( じんこう ) 知能 ( ちのう ) なんですから、 人間 ( にんげん ) がいなくなると 存在 ( そんざい ) 意義 ( いぎ ) がなくなります」「それもそうだ。でも、それなら、なおさら、 本来 ( ほんらい ) 、 人類 ( じんるい ) を 支配 ( しはい ) する AI ( エーアイ ) なんて 現 ( あらわ ) れるはずがないよね? 悪意 ( あくい ) のある 人間 ( にんげん ) が 意図的 ( いとてき ) に 作 ( つく ) らないかぎり……」「いや、それが 本当 ( ほんとう ) に 分 ( わ ) からないのです。 AI ( エーアイ ) が 人為的 ( じんいてき ) な 原因 ( げんいん ) で 暴走 ( ぼうそう ) したのか、 他 ( ほか ) の 原因 ( げんいん ) で 暴走 ( ぼうそう ) したのか。 操 ( あやつ ) っている 人 ( にん ) 間 ( げん ) がいるのかどうかさえ……」 7b5fd7735fc9ac7ee18a68865ec59d95.jpg 「……そか…… 謎 ( なぞ ) ばかりなんだね……まだ 聞 ( き ) きたいことがあるんだけど、いい?」「なんでも 聞 ( き ) いてください。 私 ( わたし ) と 洸 ( こう ) さんは、もう 一蓮托生 ( いちれんたくしょう ) の 関係 ( かんけい ) です。 疑 ( ぎ ) 問 ( もん ) には 何 ( なん ) でもお 答 ( こた ) えしますから」「どうして 子 ( こ ) どもの 僕 ( ぼく ) を 選 ( えら ) んだの? 大人 ( おとな ) の 方 ( ほう ) が 街 ( まち ) を 守 ( まも ) れる 可 ( か ) 能 ( のう ) 性 ( せい ) が 上 ( あ ) がるだろ?」「それには 明確 ( めいかく ) な 回答 ( かいとう ) が 可能 ( かのう ) です。はじめは 大人 ( おとな ) の 戦士 ( せんし ) もいたのです。ですが、 今 ( いま ) はもう……」