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第18話 勇気

無限の巡力で人類最強!? ハイパワーロボットでステルスダンジョン攻略!! — novel land.com · All chapters

第18話 勇気

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「飲み込まれたみたいだな……」「あんな大きな建物全部ですか!?」『ゲートが急速拡大しています。一刻も早く避難してください。繰り返します、図書館周辺に発生したゲートが急速拡大しています。一刻も早く避難してください。繰り返します、図書館周辺に発生したゲートが急速拡大しています。一刻も早く避難してください。繰り返します、図書館周辺に発生したゲートが急速拡大しています。一刻も早く避難してください。繰り返します、図書館周辺に発生したゲートが急速拡大しています。一刻も早く避難してください』向こうからアナウンスを繰り返しながら低速走行してくるのは、森江支局の避難誘導車だった。俺たちは思わず近くの住宅の塀の内側に隠れる。「……つ、つい隠れちゃいましたね」「だな」実際、俺たちを知ってる人に見つかれば、止められるのは間違いなかった。「なんか悪いことしてる気分です……」それはまあ、俺たちを保護したいと思う大人達からみれば、十分な悪事だろう。車が通過したのを見計らって、俺たちはさらに図書館のあった方へと進む。「……そろそろゲートの端が見える頃だな」手元のスマホで災害用マップを確認する。そこにはゲートの発生状況や、拡大予想図が描かれていた。俺にはもう、俺の安否を心配するような人は残ってないが、柊木さんはそうじゃない。やはり彼女を 森江支局の避難誘導車だった。俺たちは思わず近くの住宅の塀の内側に隠れる。「……つ、つい隠れちゃいましたね」「だな」実際、俺たちを知ってる人に見つかれば、止められるのは間違いなかった。「なんか悪いことしてる気分です……」それはまあ、俺たちを保護したいと思う大人達からみれば、十分な悪事だろう。車が通過したのを見計らって、俺たちはさらに図書館のあった方へと進む。「……そろそろゲートの端が見える頃だな」手元のスマホで災害用マップを確認する。そこにはゲートの発生状況や、拡大予想図が描かれていた。俺にはもう、俺の安否を心配するような人は残ってないが、柊木さんはそうじゃない。やはり彼女を俺の事情に巻き込むのは間違いじゃないだろうか。「あ、薙乃さんっ。ゲートがありましたよぉ、おおぉぉおおおおお!?」迷う俺の気も知らずに、柊木さんは見つけたゲートの端にあっけなく飲み込まれた。いや、急速拡大してるって言ってただろ!?不用意に覗きに行くなよ!「仕方ない。俺も行くか」俺は姿勢保持用のベルトに触れて確認すると、大きく息を吸って、ハンドリムを漕いだ。最終位置情報の取得時間は5分前、場所は現在ゲートに飲み込まれているはずの森江中央図書館と重なっている。位置情報の再取得を試みるが、それ以降の位置情報は取得できない。どうして……。どうして俺の大事な人ばかり……。柊木さんが俺のスマホを横から覗いて息をのむ。「ご家族ですか?」「……ああ、俺の最後の家族だ……」「最後……?」「俺にはもう叔父さんしか残ってない。父さんも母さんも、ダンジョンから戻らなかった」答える自分の声が震えているのが分かった。「だっ、大丈夫ですよっ、今コンカーさん達が……」そこまで言って、柊木さんも気づいたらしい。森江支局では待機中のコンカー達へ出動指示がほんの 都合で危険に晒すなんて事……。「はいっ。私も薙乃さんの叔父さんを助けたいです!」柊木さんが両拳を胸の前で握り締めて言った。その手は小さく震えている。彼女は危険を分かってないわけじゃない。それでも行こうと言ってくれてるんだ。「……っ、ありがとう。一緒に行こう」俺はハンドリムを握って、強く漕ぎ出す。「はいっ」柊木さんも、力強く答えて駆け出した。ああ……そうだ。彼女はあの時も、エレベーターから、俺を守るために一人で飛び出す勇気を持っていた。***たどり着いた場所に、図書館は無かった。「ま、まさか図書館は、丸ごと……?」柊木さんの言葉の続きを俺が言う。「飲み込まれたみたいだな……」「あんな大きな建物全部ですか!?」『ゲートが急速拡大しています。一刻も早く避難してください』向こうからアナウンスを繰り返しながら低速走行してくるのは、森江支局の避難誘導車だった。俺たちは思わず近くの住宅の塀の内側に隠れる。「……つ、つい隠れちゃいましたね」「だな」実際、俺たちを知ってる人に見つかれば、止められるのは間違いなかった。「なんか悪いことしてる気分です……」それはまあ、俺たちを保護したいと思う大人達からみれば、十分な悪事だろう。車が通過したのを見計らって、俺たちはさらに図書館のあった方へと進む。「……そろそろゲートの端が見える頃だな」手元のスマホで災害用マップを確認する。そこにはゲートの発生状況や、拡大予想図が描かれていた。俺にはもう、俺の安否を心配するような人は残ってないが、柊木さんはそうじゃない。やはり彼女を俺の事情に巻き込むのは間違いじゃないだろうか。「あ、薙乃さんっ。ゲートがありましたよぉ、おおぉぉおおおおお!?」迷う俺の気も知らずに、柊木さんは見つけたゲートの端にあっけなく飲み込まれた。いや、急速拡大してるって言ってただろ!?不用意に覗きに行くなよ!「仕方ない。俺も行くか」俺は姿勢保持用のベルトに触れて確認すると、大きく息を吸って、ハンドリムを漕いだ。「そんな無茶な……」彼女の言っていることは無謀だって、分かってる。分かってるけど……。今まで、俺が帰りを待っていた人が、ダンジョンから戻ってくる事はなかった。……これ以上、じっと帰りを待つだけなんて、できそうにない。「私も一緒に行きますから!」「え……? 柊木さんも……?」俺のために、巡力を使ってくれるという事なのか……?でも柊木さんは、あんな怖い目に遭ったばかりじゃないか。やっと元気になったとこなんだろ……?そんな子を、俺の都合で危険に晒すなんて事……。「はいっ。私も薙乃さんの叔父さんを探している時間はたっぷりあるはずです!」「ゲートの中にはモンスターがいるんだぞ!?」「う、それは、見つからないようにそーっと入って、すぐ出れば……」「そんな無茶な……」彼女の言っていることは無謀だって、分かってる。分かってるけど……。今まで、俺が帰りを待っていた人が、ダンジョンから戻ってくる事はなかった。……これ以上、じっと帰りを待つだけなんて、 守るために一人で飛び出す勇気を持っていた。***たどり着いた場所に、図書館は無かった。「ま、まさか図書館は、丸ごと……?」柊木さんの言葉の続きを俺が言う。「飲み込まれたみたいだな……」「あんな大きな建物全部ですか!?」『ゲートが急速拡大しています。一刻も早く避難してください』向こうからアナウンスを繰り返しながら低速走行してくるのは、森江支局の避難誘導車だった。俺たちは思わず近くの住宅の塀の内側に隠れる。「……つ、つい隠れちゃいましたね」「だな」実際、俺たちを知ってる人に見つかれば、止められるのは間違いなかった。「なんか悪いことしてる気分です……」それはまあ、俺たちを保護したいと思う大人達からみれば、十分な悪事だろう。車が通過したのを見計らって、俺たちはさらに図書館のあった方へと進む。「……そろそろゲートの端が見える頃だな」手元のスマホで災害用マップを確認する。そこにはゲートの発生状況や、拡大予想図が描かれていた。俺にはもう、俺の安否を心配するような人は残ってないが、柊木さんはそうじゃない。やはり彼女を俺の事情に巻き込むのは間違いじゃないだろうか。「あ、薙乃さんっ。ゲートがありましたよぉ、おおぉぉおおおおお!?」迷う俺の気も知らずに、柊木さんは見つけたゲートの端にあっけなく飲み込まれた。いや、急速拡大してるって言ってただろ!?不用意に覗きに行くなよ!「仕方ない。俺も行くか」俺は姿勢保持用のベルトに触れて確認すると、大きく息を吸って、ハンドリムを漕いだ。触れて確認すると、大きく息を吸って、ハンドリムを漕いだ。間違いじゃないだろうか。「あ、薙乃さんっ。ゲートがありましたよぉ、おおぉぉおおおおお!?」迷う俺の気も知らずに、柊木さんは見つけたゲートの端にあっけなく飲み込まれた。いや、急速拡大してるって言ってただろ!?不用意に覗きに行くなよ!「仕方ない。俺も行くか」俺は姿勢保持用のベルトに触れて確認すると、大きく息を吸って、ハンドリムを漕いだ。大人達からみれば、十分な悪事だろう。車が通過したのを見計らって、俺たちはさらに図書館のあった方へと進む。「……そろそろゲートの端が見える頃だな」手元のスマホで災害用マップを確認する。そこにはゲートの発生状況や、拡大予想図が描かれていた。俺にはもう、俺の安否を心配するような人は残ってないが、柊木さんはそうじゃない。やはり彼女を俺の事情に巻き込むのは間違いじゃないだろうか。「あ、薙乃さんっ。ゲートがありましたよぉ、おおぉぉおおおおお!?」迷う俺の気も知らずに、柊木さんは見つけたゲートの端にあっけなく飲み込まれた。いや、急速拡大してるって言ってただろ!?不用意に覗きに行くなよ!「仕方ない。俺も行くか」俺は姿勢保持用のベルトに触れて確認すると、大きく息を吸って、ハンドリムを漕いだ。ベルトに触れて確認すると、大きく息を吸って、ハンドリムを漕いだ。息をのむ。「ご家族ですか?」「……ああ、俺の最後の家族だ……」「最後……?」「俺にはもう叔父さんしか

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