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第25話 コックピットカバー

無限の巡力で人類最強!? ハイパワーロボットでステルスダンジョン攻略!! — novel land.com · All chapters

第25話 コックピットカバー

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そこまで悪い人ではないということだけは、分かった。「では、この件は今後の状況次第でお返事させてください」と俺は返事をする。男は一瞬目を丸くしてから声を上げて笑った。「ハッハッハ。いや、最近の若い子はしっかりしてるなぁ」「褒められちゃいました」と柊木さんが嬉しそうに呟く。いや今のは違うと思うぞ。「柊木さんに何かあった時、開け閉めできないと困るからね」そっかぁ、みたいな顔で俺を見ている柊木さんに「ちょっと重いけど、こっち向きに回せば開くって覚えといて」と説明する。しっかり強化した分厚いガラスはずっしりと重いが、普段から車椅子を漕いでいる俺も、腕力ならそれなりにある。グイグイ回して五センチほど開けたところで、不意に強い巡力の光がそばに来た。黒髪をオールバックにした体格の良い男性の腕には腕章が三本巻かれている。エントランスで説明していた人より腕章が多いって事は、この人もボスみたいな身体能力強化の人なんだろうか。「話は聞いたよ。協力ありがとう。君はどこの支局の所属かな?」「ええと……」と口を開きかけた柊木さんを手で制して、俺は尋ねる。「それを答えて俺達が不利になる可能性はありませんか?」男は「そうだね……」としばらく考えてから「今後の状況次第ってところかな」と答えた。なるほど?この人が良い人かはまだ分からないが、そこまで悪い人ではないということだけは、分かった。「では、この件は今後の状況次第でお返事させてください」と俺は返事をする。男は一瞬目を丸くしてから声を上げて笑った。「ハッハッハ。いや、最近の若い子はしっかりしてるなぁ」「褒められちゃいました」と柊木さんが嬉しそうに呟く。いや今のは違うと思うぞ。くかっただろうな……。結果、コンカー達はそれぞれが1階のあちこちで逃げ遅れた人たちを庇う形になり、モンスター達と一人ずつ対峙することになってしまっていた。だがそれも、俺達の乱入でようやく均衡が崩れた 図書館がズズンと揺れて、俺はちょっと反省する。どうやら、今回のモンスター達はコンカーが一般人を守るものだと分かって、食べるつもりのない人間を攻撃することにより、コンカーの動きを制限しているようだ。これは戦いにくかっただろうな……。結果、コンカー達はそれぞれが1階のあちこちで逃げ遅れた人たちを庇う形になり、モンスター達と一人ずつ対峙することになってしまっていた。だがそれも、俺達の乱入でようやく均衡が崩れたようだ。「柊木さん、巡力止めていいよ。ありがとう」「ひゃぃぃ……」ほっとした柊木さんが左右のハンドルから手を離す。思った以上にヘロヘロだな。実戦という緊張感もあったんだろうな。「あと巡力はどのくらい残ってる?」「えーっと………………、10分の1くらい……でしょうか」返事にずいぶん時間がかかったな……。「柊木さんが無理しないで出せる量は?」「うぅ。残ってないですぅ……」「わかった、ありがとう」「ごめんなさい……」「柊木さんが謝るとこじゃないって。俺こそたくさん使わせちゃってごめん」「そんなことないですっ、前の時よりずっと楽でしたっ」「それはよかった」俺が肩越しに笑うと、柊木さんもふにゃっと安心したように笑った。コンカー達の数人が、書架が倒れて散乱した1階を少し片付けて、救護スペースを再建しようとしている。その近くで床に座る3人のコンカーと、それの手当てをしている医療班の人達。それを眺めつつ側に立つ傷だらけのコンカーは、順番待ちか。さっき俺達が助けた人だな。動けるコンカー達のほとんどは外に出て、防衛ラインを作り直している。上から見た時に外で倒れていたコンカー達は大丈夫だったんだろうか。コックピットカバーの内側に取り付けた、元々車椅子のハンドリムだったハンドルを、俺は腕を伸ばして回した。キィ、と小さな音を立てて、色付きのガラス部分が下から開く。完全密閉にしてしまったからな。少し空気を入れ替えておこう。「それ、手動なんですね」「柊木さんに何かあった時、開け閉めできないと困るからね」そっかぁ、みたいな顔で俺を見ている柊木さんに「ちょっと

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