192話 千斗達を迎え撃つ③
192話 千斗達を迎え撃つ③
ベルはそう思うだけで動こうともしなかった
千斗(拓美のこの魔法でどれくらいダメージ入るか……だよな)
ベルは拓美の魔法に無抵抗で当たると思われたが、残り約1mというところで突然消滅してしまった
千斗「はぁぁあ!なんで消えんだよ!」
拓美「っん!消えた!」
実里「あら?消えちゃったわね」
ベル「ここのマスターである私が魔法の感知すら出来ないとでも思ったの?」
千斗「感知はできても消滅した理由にはならないだろ」
ベル「感知した時点で対策するのは当たり前でしょ?そもそも詠唱とかしてタラタラしてるから簡単に対策されるんだよ?」
『この部屋の壁に無限結界 生成』
この無限結界のおかげでこの部屋で何しても外には全く影響は出なくなった
拓美「詠唱したら効果が上がんのはお前も知ってるだろ」
ベル「もちろん、魔法を使う人なら誰でも知ってるね。あとこれいらないから返すよ」
『吸収した魔力をさっきの魔法へ』
突然消えたのはベルが魔法自体の魔力を抜き取ったからだ、そしていましたのはその吸収した魔力を使い、拓美が使った魔法を完璧にコピーして返した
千斗「拓美これどうするんだ?」
拓美「俺に言われても何も出来んぞ」
千斗「じゃあ実里は?」
実里「私は一つだけ方法があるわ」
千斗「なければ俺が何とかしたがあるならやってくれ」
実里「そのかわりみんなの魔力が一気に増えるけどいい?」
千斗「そのくらい問題ないだろ」
実里「そう、ならやるわね」
『魔法魔力変換〈超〉』
ベルの返した魔法が1~2秒で消滅して、千斗達の魔力が一気に増えた
千斗「うわぁ……すげぇ魔力量だ」
拓美「すまんな」
実里「初めて使ったけどこれなかなかいいわね」
千斗「確かにいいなこれ、魔力量が無理やり上限超えて増えるわけだから、魔力総量を増やすのにも使えるな」
ベル「話は後でいいからさ、次は何してくるの?」
ベルは千斗達が魔法を対処している間しっかり待ってあげていた
千斗「様子見も終わった事だし、次は情報収集だな」
拓美「それもそうだな」
実里「情報収集は大事ね」
ベル(なんかのんびりしてんなぁ、ラスボス戦ってこんなのんびりしてていいの?)
「なに?私の情報が気になるわけ?」
千斗「まぁな、鑑定すら効かないわけだしな。しかも神眼のな」
拓美「千斗の神眼の鑑定が効かないのか、なら俺らのはさらに無理だな」
実里「そうね、千斗で無理なら無理ね」
ベル「鑑定してみたい?したいならできるようにしてあげるよ?」
千斗「見れるならみたいな」
ベル「ただ見れてもしっかり見れるかは知らないよ?」
千斗「今見れるならなんでもいい」
ベル(俺ってことがわかるとこだけ隠してあとは見せていいよね、多分見れないだろうけど)
「じゃあ見えるようにしてあげる」
『ステータスを最低限見えるように』
ステータスが見えるようになり千斗達はいっせいに鑑定をした