第一回コラボイベントその後 その03
第一回コラボイベントその後 その03
機械の少女はファンタジー武装に興味を抱き、機械の獣たちは家電に目を輝かせる。
メカドラとメカトラが家電でどう変化するのか、ある意味興味津々だ。
「さて、ここからが本題だ…………ポイント交換を始めるとしよう」
コラボイベント終了後、新たに追加されるコラボアイテム。
高額過ぎるからか、あるいはポイントを求めてのやり過ぎを避けるためか……。
ともあれ、すでに大量のポイントを得る手段の無いこのタイミングで開示された情報。
それを確認し、アイテムを交換する瞬間が訪れた。
「まずはモンパズ……なるほど、戦闘エリアとして出現したフィールドそのものか」
コラボ中、向こうのモンスターが出現しては休人に倒されたあの舞台。
そこに再び戻ることができる、それにはある利点があった。
「ジェムの回収が捗りそうだな。ある程度の数は確保できているし、一日一回ランダムでジェムが手に入るアイテムもある。けど、一気にかつある程度属性を絞って得られるというのは確かな利便性だしな」
《ハウスでも迷宮でも、ステージごとに展開するために別途費用が必要なようです。どれもお高めですが──》
「うん、アイスプルなら問題ないな。ついでに、【大富豪】の効果でジェムの質やら採取量を増やせれば……夢は広がるな」
設定を絞れば、星の一部にジェムの発生区画を構築することも可能だろう。
そこに【大富豪】で手を加えれば、更に増やすことができるはず。
「銀花との約束の装備も、これなら早急に手が出せそうだな……解析に回す分も増やすことができるだろうし」
《ジェムと魔石、双方に大きな差は確認できませんでした。しかし、EHOの仕様で言うのであれば、異なる理によって生成された品であるため、僅かな違いがありました》
「そこを突き止めるためにも、ジェムの大量確保は必須ってことだな──ということで、交換っと」
他の休人であれば頭を悩ます選択肢も、周回を重ねて大量にポイントを稼いでいる俺ならばあっさりと押せる。
交換後、『SEBAS』がすぐに迷宮でその仕様を確認し、それからアイスプルのどこかでジェムの回収ができる仕様にしてくれるだろう。
「結構使ったけど、ポイントはまだまだたっぷりあるからな……必要な量が未公開だったヤツは分からんけど、現状では全部交換できそうだ」
先に見てしまってもいいのだが、それはそれでつまらないし。
しいて言うなら、ポイントを少量であれば得る手段も残っている。
ジェムなど、各コラボイベントの象徴的アイテムは、消費することでポイントを増やすことができる……応急処置のようなものなので、俺にやる気は無いけども。
ともあれ、最悪そちらを選べばいい。
……まあ、期間限定と載っているので、あまり期待はできないけどな。