194話 千斗達を迎え撃つ⑤
194話 千斗達を迎え撃つ⑤
本格的に戦い始めて数分が経過した
ベル「そろそろ消耗してきたかな?」
千斗「お前は…まだまだ余裕そうだな」
ベル「そうだね、まだ半分も力使ってないし?」
千斗「こっちはとっくに全力だって言うのに」
ベル「まだ奥の手が3人とも1つあるでしょ」
千斗「バレてんのか、じゃあ1人ずつ出しますか!」
実里「私から行くね!」
千斗「わかった!」
拓美「実里が使ったら次俺行くな」
実里「これ使ったらあとは2人にかかってるからね」
実里は瞬時に離れて詠唱の準備をした
実里(倒れることなんてとっくの前から覚悟の上よ!)
『我の魔力を全て支援の力へと変換し』
千斗「拓美!絶対実里だけは死守しろよ!」
拓美「言われなくてもわかってるさ!」
ベル(そんなに大声で言わなくても、何も邪魔しないから)
ベルは適当に千斗の近接戦と拓美の魔法を軽くあしらっていた
実里『彼の者に神をも凌駕する力を与え』
実里『戦いを司る闘神よ、さらなる力を我らに与え』
実里『そして今我らの前に立ちはだかる強者をうち倒せ』
実里『闘神の祝福』
{闘神の祝福とは攻撃と防御の支援魔法の最高峰とされていて、効果は物理攻撃力と魔法攻撃力が格段に上昇し、さらに物理防御力と魔法防御力も格段に上昇する。ただしこの支援魔法には欠点があり、術者の全ての魔力を使い発動するため、術者自身は使ったあと倒れてしまう}
魔法を発動したことで実里は倒れてしまったが、千斗と拓美はやる気に満ち溢れていた
千斗「初めてかけられたがやばいなこれは!」
拓美「ほんとだな、これは後で実里に感謝だ。じゃあ俺もやってくるは、あとは任せた」
千斗「おう、任せとけ!この力があればもちろん余裕だ!」
拓美(さてやりますか)
『怒り狂え』
拓美『神罰に値する償いを』
拓美『神聖なる最高神様により下された聖なる裁き』
拓美『我らの前に立ちはだかる敵の身を討ち滅ぼせ』
拓美『神滅!』
天井に大きな虹色の魔法陣が出現し、そこから白い極太の光の円柱がベルを飲み込んだ
千斗「これを見るのは2回目だが、実里の祝福も合わさってすごい威力だ」
拓美「魔力を9割つぎ込んだおかげで、こっちは限界だがな」
千斗「いやぁー終わった終わった!これでやっと帰れるな」
拓美「そうだなって言いたいが、扉開かないぞ?」
千斗「確かにそれはおかしい」
ベル「扉があかない理由は、私がまだ生きてるからだね。セイ!」
最後の声と共に神滅の光が跳ね返され、魔法陣を破壊してしまった