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転生システム 中篇

転生して進化したら最強になって無双します — novelba.com · All chapters

転生システム 中篇

転生システム──正確にはレベルリセットによる強化。

俺はまだ実行するつもりはないが、いつかはやりたいと思っている。

「そういえば、転生すれば種族の方にも彩りが出るんだっけ? 獣人とか魔族なら希少種に、そうじゃなくともスキルの獲得制限が緩和されるとかどうとか」

種族を変更する、人族だと結構難しいそれも転生ならば比較的簡単に行える。

また、種族を変更せずとも行えるうえ、特典のような形で与えられるものもいくつか。

術式を扱える獣人、火を得意とする森人、神聖属性を有する魔族……など、一周目では少々苦労しそうなことからできないこ、そういった制限を取り外してくれるのだ。

「──ま、俺には関係無いけど」

《旦那様の場合、転生時のリソースが大変少なくなっておりますので。まったくない、というわけではないでしょうが、相応に経験値が必要となってしまうでしょう》

「だからこそ、レベルと 特典 ボーナス の両方を満足できるぐらいに貯めないといけないんだよな」

そも、俺というアバターは:DIY:を得る代償として虚弱な体で誕生した。

能力値も最低限、表示上では1とされるものも実際には小数点以下の微々たるもの。

魔力と器用さという例外を除き、それらはいっさい変動していない。

職業や[称号]の効果で変動する場合もあるが、それは外付けの強化のようなものだ。

「普人の場合、もともとスキルに関する幅は広かったはずだよな? 具体的に、どういう変化が起きるんだ?」

《各種族固有の属性や、時や空間などの希少属性への適性の獲得。また特殊なエネルギーに関する適性を後天的に得られます。主に精霊力や竜力、仙丹などが該当します》

「はー、いろいろあるんだな……まあ、その辺は『SEBAS』が何とかしてくれるから別にいいんだけど」

普人という種族は、種族としての性質としてほぼ全部のスキルへの適性を示している。

つまりは器用貧乏、突出はせずとも鍛えぬけば何でもできるようになる種族なのだ。

ただし、それは器の話。

それを扱う者に問題があれば、正しく扱い切れず意味を成さない──俺が指輪で呼び出した精霊を使役できなかったのと同じだ。

休人は万能の才能を持つ、種族として問題のあるスキルを除き、可能性さえ持っていればどんなスキルでも獲得可能だ。

だからと言って、[メニュー]からサクサクとスキルを習得できるわけではない。

師事を仰いだりアイテムを使ったり、希少なスキルは基本的に条件が存在する。

俺はそれを満たせていないものがほとんどだが、『SEBAS』がそれを擬似的に満たせるようにアイテムを設計してくれる──現状のままでも、いろいろできるんだよな。