272話 1人の専属メイドについて
272話 1人の専属メイドについて
モナのちょっとした秘密を話した
ベル「実はね……モナは料理が上手なの」
レミア「……それだけ?」
ベル「今のモナはメイドだけど本当はここの料理人として十分働けるレベルの腕前なの」
レミア「それってどのくらい凄いの?」
ベル「さっきお昼食べたでしょ?」
レミア「うん、私のお家よりも美味しかったよ?」
ベル(そんなこと言っちゃいけないよ、レミアの家の料理人が可哀想だから)
「でしょ?あれは元々王家とかでも雇われるほどの料理人を雇ったんだよ、でもここに来てさらに料理が上達した結果があれなの」
レミア「そうなの?」
ベル「そう、それであのくらい美味しい料理をモナはここで雇われる前から作れる腕を持ってるんだよ」
レミア「じゃあもしかしてここで1番料理の腕がいいの?」
ベル「そう、元々料理人として雇うつもりだったんだけど本人がメイド希望だったからメイドとしてやとってるんだよ」
レミア「へぇー、じゃあモナさんは料理が上手だから失敗しなかったんだ、作ったことあったの?」
モナ「いえ、私はプリンというものを知らなかったので作ったこともありません」
レミア「どういうこと?」
ベル「モナは1回見た料理はどんなものでも材料さえあれば完璧に再現できるし、さらに美味しくすることも出来るんだよ」
レミア「完璧に真似をしたってこと?」
ベル「作ってる最中に俺の手元を写したでしょ?あれを見てモナは火加減やカラメルを火から離すタイミングを完璧に再現したから4班は俺が作ったものとほぼ同じ味のはず」
レミア「そんなすごい人がどうしてメイドをやってるの?」
ベル「俺には説明できないけど勝手なイメージは自由人って感じ?」
レミア(それはベル君もだよね)
「どうして?」
ベル「俺が話すよりモナに聞いた方が詳しく聞けると思うよ」
レミア「じゃあそうするね、どうしてなの?」
モナ「では私が1番最初にやったものから話しましょうか」
そこからモナは自身の過去を話していった
モナ「私が1番初めに始めたのは剣術などの武術ですね、これは5歳の洗礼の時に剣術を授かったので始めました」
レミア「それってモナさんが1人で練習してたの?」
モナ「いえ、私のお父さんが剣術など様々な武術だけで冒険者ランクSになれる実力があったので教えてもらいました」
レミア「そんなにすごい人なんだ、だったら私も知ってるのかな?名前はなんて言うの?」
モナ「私のお父さんの名前はゼルクですよ」
レミア「…ん?その人ってもしかしてマーベルド王国の学園で先生やってる人?」
モナ「そうですよ、確か2年生のSクラスで担任をしていたはずです」
レミア「じゃあ知ってるよ、私達が2年生だった時のクラスの担当の先生だったもん」
モナのお父さんは学園で先生として働けるほどすごい人らしい