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天界外周調査 その02

転生して進化したら最強になって無双します — novelba.com · All chapters

天界外周調査 その02

天界に舞い戻り、建物の残骸を調査。

硬い鉱物を加工できる技術──職業能力でもスキルでもない、誰でも扱えるその存在を知り、俺はいつにも無くワクワクしていた。

「それが今の残っているのか不明ですが、ぜひともご教授いただきたいものです。できなくはありませんが、やはり未知の技術を試してみたい願望は人並みにありますし」

どれだけ硬い物だろうと、:DIY:を使えば何だって加工はできる。

だが:DIY:頼りではできないこともあるし、それ以外の方法を模索したいのだ。

たとえば【生産勇者】の生産物強化、アレは:DIY:で作ったモノには使えない。

現状は:DIY:で事前に作った加工道具で誤魔化しているが、補正が少々落ちる。

なので欲を言えば、一切を:DIY:に頼らない方法を見つけたい。

──いつかは、と考えてはいる……創造神様に、この御業をお返ししようとは。

「便利ですし現状に不満はありませんが、やはり足を引っ張っているのは間違いないですし……考えものですね」

俺が創造神様が分け与えたことで失った力の分以上に貢献できるならともかく、まだまだ平凡の身……まあその辺は、いづれきちんと相談して解消するので置いておこう。

仮に:DIY:が使えなくなれば、今は加工できている物もできなくなる。

ならばそれを可能とする、ここの技術をぜひ知っておきたかった。

「……ダメですね。何というか、情報が断片的です。おそらく、残骸からは相応に破損した情報しか得られないのでしょう」

考えてみれば仕方がない仕様だ。

それこそ、壊れた神代のアイテムを見ただけで何でも分かってしまえば、神代の技術を自由に再現できてしまう。

実際にはいくつも制限があり、俺が神代の産物である暗躍街を見てもそこまで技術を学ぶことはできなかった。

素人が携帯などを見ても、また説明書を見たとしても、どのように加工されて組み立てられているのかが分かるはずが無いのと同義だな……:DIY:はそれ以上だけど。

残骸から分かること、それは既知のものではない技術で加工されていること、そしてそれが純粋な技術として確立されていたもので行われたという事実。

知識にさえあれば、:DIY:はそれを教えてくれるはずだった。

それが無かったことから、未知のものだと逆算できるわけだ。

「……さて、そちらはどうでしょうか?」

そう言って俺は別の残骸に触れる……が、これ自体は同じ結果しか生まない。

今のは他の──視線の主に、勘違いさせるためのもの。

《──数と統率機を用意していただけましたので、抜かりなく。隠蔽される形で、いくつか彼らが用いている居住地がございました》

「準備ができ次第、調査を始めましょうか」

ドローンを大量投入することで、物量による捜索を終える。

──知りたいことがいくつもある、それを教えてもらえるような関係を築かねばな。