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秘された者たち 中篇

転生して進化したら最強になって無双します — novelba.com · All chapters

秘された者たち 中篇

秘匿から公式戦力に、その分表向き弱体化したことになる【魔王】改め【倣慢魔王】。

イレギュラー存在の扱いは、どの世界でも苦労しているのだ。

「というか、俺たちって他の世界的にどういう扱いになっているんだ?」

《形式上は、冒険世界の傘下のような形ですね。蘇生薬や万能薬などの上納により、その庇護を得ている……という 体 ・ です》

「うん、『超越者』だろうとお構いなしに暴れ回ってるもんな」

《実際には、【救星者】にして星敵である旦那様の支配領域となっております。星に住まう者たちは、その力により捻じ伏せられ従わされている……という 扱い ・・ になっています》

「またもや」

真実はどこにあるのやら。

俺が捻じ伏せられる生物なんて、世界中どこを探しても見つからない気がするのに……食べ物で釣れば死んだふりはしてくれるか?

まあ、これはもしもの時に備えての設定作りというもの。

全部俺が悪いことにしておく、住民を守るのにこれ以上ないほどに便利な言い訳だ。

「冒険世界として、俺たちをそういう扱いにしておく必要性ってあるのか?」

《ございます。各世界、休人を囲い込み臨時戦力としてカウントしております。臨時である理由は常駐できないというものですが、旦那様……いえアイスプルの場合は、旦那様以外にも戦力が居りますので》

「それらを丸っと、冒険世界が使えるって話でも無いんだがな。でもそうか、アイスプルの防衛が最優先にせよ、その後どこに手を出すかを考えると、たしかに冒険世界ってことになりそうだな」

知り合いも多いし、そうなりそう。

現実なら家族最優先ではあるが、こちらであれば失敗もまた経験だ……そうグッと堪えている自分が居ます。

しかし、世界間の戦争なんてことでもない限りは問題にはならないと思うが。

似たようなことと言えば、最近何度か見ている例の連中……ある種、秘匿された集団。

「ワールドクエストとかで関わったことのある休人って、どれくらい居るのかな? 神代魔道具以外にも、復活に使えそうなものを集めてそうだし」

《[掲示板]には時折、運営側で伏字処理を受けた投稿が見受けられます。その中には、彼らのような存在も含まれているかもしれません》

「だいぶ規制されるもんな……プロフィールとか出したとしても、勝手に全部黒塗りにされてそう」

星敵やら【救星者】やら、またアイスプルでやっていることなど。

結構な割合で、公にできないことばかりだからな……家族には赤裸々に開示するけど。