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第二回コラボイベント前篇 その02

転生して進化したら最強になって無双します — novelba.com · All chapters

第二回コラボイベント前篇 その02

──『ファンタジークエスト』。

王道中の王道RPG。

攫われた姫を救うべく、勇者である主人公が魔王城を目指し冒険するゲーム。

一作目が売れ、その後もナンバリングされたタイトルが次々と登場。

数十にも渡るそれらのゲームは、ファンたちからファンクエの愛称で好まれている。

──『インベードガーディアン』。

最古に近しいシューティングゲーム。

EHOやファンクエのように(前者はいちおうだけど)家庭用ゲーム機ではない、ゲームセンターなどに置かれるアーケード版。

上から降りてくる宇宙人から、星を守るため迎撃していくという単純なゲーム。

多くの者たちが熱中し、表示されるスコアが少しでも高くなるよう工夫を凝らした。

「……で、今回はこの二タイトルがコラボに参加してくれたわけだよな」

《はい。旦那様が見ての通り、経験者たちが懐かしんでそこへ吶喊しました》

「歓喜の声を上げてたな……まあ、初見プレイは彼らに任せて、俺たちは[掲示板]の情報を基に動くことにしよう」

前回の復刻要素もあるため、この場には先に挙げた二つ以外にも絵が存在する。

五種類のタイトル、ソシャゲのスタート画面を模したそれらを確認した。

「前の五作品は、どう変わったんだ?」

《新規交換アイテムの追加、ルール改訂、また一部職業との紐付けがなされたと運営からの発表がありました》

「一つ目は分かる、二つ目も……カード系みたいだし分かる。でも、三つ目は?」

《一回目が行われた頃と比べても、『プログレス』や職業補正にイベントのアイテムを用いることが増えたのが要因でしょう。予め、それらでの運用を前提とした形となるよう、理を整えたと思われます》

具体例は無かったが、まあ先ほど発表されたばかりのことだ。

この場で公式のホーム画面を見ることはできるので、分かる人には分かる。

実際、一部の者がUIを穴が開くほどガン見しているのでそれは分かった。

……これまでもこういう発表の仕方をしているので、多くの者が慣れているのだ。

《旦那様、どちらから向かわれますか?》

「ふむ……まあ、決まっているんだけどな。最初は『アイラブ』からだ」

──『アイドル・ラブ・ユー』。

一種のリズムゲーで、アイドルたちのプロデュース的なことをするゲーム。

前回はPVに映る権利を求め、ファンたちが骨肉の争いを繰り広げたりしたのだが……俺の場合、少しだけ目的が違う。

「今回のことを風兎に言って、新規要素とかあるかもって言ったら……」

《なるほど》

「試練に向けて特訓にも付き合ってもらったわけだしな……アイツ用の景品確保もしておかないといかんわけだ」

ドルオタ兎、あと神様にもファンが居るのでそちら用もだな。

需要が大変ある以上、周回は必須……早めに始めておかないと。