第二回コラボイベント前篇 その33
第二回コラボイベント前篇 その33
ゲーム仕様で、インベードガーディアンのコラボをプレイ開始。
実際に機体を操縦して防衛するわけだが、どうやら筋力のパラメーターが必要らしい。
たとえ『SEBAS』が強引に俺の体を動かしても、肉体が反応の限界を迎えてしまうと何もできないということ……十六連射とかそういうのができないとのこと。
「カラフルは連射とかじゃないから、問題ないんだよな?」
《そちらでしたら問題なく。最後に残す対象さえ間違えなければ発生するようですので》
特定の敵を残すことで、その後敵の軌跡がカラフルになるという……バグ。
一作目でそれが起きてから、以降は正規のシステムとして組み込まれたんだよな。
このコラボの場合、カラフルモードにしてからクリアすることで解放される実績もあるようなので、ぜひとも見ておきたい。
《──お待たせいたしました。機体の性能を完全に掌握しました》
「おおっ、それじゃあ!」
《それではさっそく。旦那様のため、カラフルをお見せしましょう》
そこからの『SEBAS』は巧みな操縦でUFOの攻撃を回避、機体からビーム砲を発射して次々とUFOを落としていく。
ただし、UFOも少しずつ地表に近づいており、いつかは接触し大破──すなわちゲームオーバーとなってしまう。
その直前、あと少しで当たるというところで『SEBAS』が肉体を強制的に操作。
自分でやっているとは思えないほどの俊敏さでボタンを叩き、ビーム砲を放っていく。
距離が近いためかUFOたちからの砲撃は当たらない……というのが初代からの仕組みなのだが、このコラボにおいてそんな優しいルールは存在しない。
ビーム砲での相殺はできない、当たれば一発で大破。
ならばどうするのか──ゲームならアウトなレベルで、すれすれの回避を行うのみ。
それこそ、現実であれば超人的な動体視力や反射神経を必要とするレベルで。
……都撃ちまでやってくれるとは、さすがは『SEBAS』。
ギリギリの状態から一気に、かつ残すべき敵は残しながら一掃していく。
そうして最後に残した、タコ型UFOの動きを待つと──その軌跡が七色に輝いた。
「うんうん、綺麗だ綺麗……[スクショ]も取れたし、『SEBAS』」
《はい》
最後の一体になることで、その動きは急速に早まる。
が、そこは『SEBAS』なので、寸分違わずど真ん中に当てて──ステージクリア。
「一回戻るかそのまま行くか選べるな……どうした方がいい?」
《一回のクリアでは、カスタマイズに必要なポイントも溜まっていません。そのまま攻略する方が良いかと》
「そうか……なら、次に行ってみよう」
都撃ちやらカラフルに成功すれば、その分だけスコアも多く稼げる。
その後『SEBAS』の活躍もあり、効率よくポイントを手に入れていくのだった。