LNCrawler

第二回コラボイベント前篇 その36

転生して進化したら最強になって無双します — novelba.com · All chapters

第二回コラボイベント前篇 その36

インベードガーディアン ステージ1i

本当の最終ステージに挑むためには、アバターでのプレイを行うEHO版のクリアも必須だったインベードガーディアンコラボ。

アイスプルの戦力開示を恐れ、後回しにしていたのだが……まあいいかと思考放棄。

ダメならリタイアするということにして、挑戦してみることに。

「……おおっ、本当に上じゃなくて前だ」

ゲーム版は基本、上空から飛来するUFOたちを相手に防衛を行う。

だがEHO版は対空戦闘ができない休人にも(最初は)優しく、地平線から来るのだ。

そんな宇宙人たちを相手に、休人たちは設置されたギミックを使い防衛をしていく。

先ほどまで使っていたビーム砲(固定)や支援アイテムなど、いろいろ置かれている。

「で、重要なのは援軍が来るまでの時間……つまりクリアに必要なタイムだな…………あの、確認なんだが他の星の場合って?」

《ステージ1ですと……武闘世界、冒険世界が攻撃から三分。生産世界、魔導世界が五分後です。援軍の到達に加え、各世界数分の経過でクリア認定となります》

「で、アイスプルは……来るまでに十分、代わりに到着した瞬間にクリアか。何ともピーキーな仕様になってやがる」

ただまあ、うん……否定はできない。

準備に手間が掛かるアイテム、基本的にすることはない魔物の住民たち、そもそも全貌が明かされていない休人の滞在者……など。

アイスプルに降りかかる問題は、俺……というかほぼ『SEBAS』が対処している。

ただ、有事の際にはきちんと動いてくれるぞ…………俺たちがほぼ言わないだけで。

風兎にはその辺も報連相をバッチリしているのだが、そこはまあ過保護な風兎。

結局魔物の住民たちはそれを知らず、戦力だけが膨れ上がっているんだよな。

「今はまだカウントが進んでないしな……侵略者たちも動いていない。ここはまあ、試練と同じ仕様になっているわけだな」

あちらも行動に移るまで、敵性ユニットたちが動くことは無かった。

……イベントへの流用、その辺も上手く利用されているみたいだな。

「初動が大事だな…………『SEBAS』、何が正解だと思う?」

《まずは可能な限りアイテムの配置をしておきましょう。問題は……》

「時間か」

強力無比なアイテムをばら撒き、圧倒するという想定があったのだろう。

運営によって予め講じられた対策、それはアイテム展開への準備時間。

兵器系であればすぐには発射できず、近接武器であっても特殊能力などが使えず仮の耐久値が削られると使えなくなってしまう……普段通りに、とはいかないわけだ。