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第二回コラボイベント後篇 その27

転生して進化したら最強になって無双します — novelba.com · All chapters

第二回コラボイベント後篇 その27

コラボエリア ファンクエ

モンパズコラボ後半にて、高難易度のモードが解放された。

俺はそれに正攻法から挑まず、数の暴力で蹂躙することに。

ワンパターン戦術はいつものこと、ポイントを荒稼ぎして終了。

そしてお次はファンクエ、魔王へ挑む擬似レイドを開始する。

「──やっぱり面白い……これが素のスペックでも機能するのかは気になるところだな」

『…………』

俺の星敵権能『超越生者』は、権能によらない攻撃の大半を死亡中無効化できる。

なぜそれを今語るか……死亡時にも関わらず、魔王の干渉が通ったからだ。

魔王といっても本来の、ファンクエに登場する魔王ではない。

彼の者を下し、魔王の座を奪い取った休人が強化されたNPCユニットだ。

また、受けた攻撃も物理ダメージが入ったわけではない。

それでも影響──デバフが通ったこと、その事実を受け止める必要があった。

「どういう仕組みだ? いやまあ、概ね察しはつくけど」

《はい、彼の持つ『プログレス:アブノーマルボディ』の効果です》

「名前……」

《仰りたいことは分かりますが、効果はたしかです。自身に掛かっているデバフ限定となりますが、直接触れることで耐性を無視して共有することができます》

「条件付け、あと対処もやり方次第で簡単だから成立しているのか」

自分も同じデバフを受けていることが大前提な時点で即死は不可、また触れることが条件なので物理無効な相手に通すのも困難。

そして何より、一方的に与えたり押し付けるのではなく、デバフの共有だ。

つまり相手側のデバフさえ無ければ、共有対象そのものが消滅する。

「万能薬をばら撒けば無力化できるな」

《なお、彼は対人戦を得意としており、それゆえに効果対象も対人限定です。そこまですることで、旦那様の純正権能にすら通すことができる効果となりました……現状ならば》

「普段ならそもそも通じないのか」

権能として、最弱レベルなのが俺の権能。

他の逸脱した連中の権能は無力化できず、劣化版なはずの『プログレス』であっても条件次第で通ってしまうぐらいには。

がまあ、万能薬は:DIY:というある種俺が持つもう一つの権能によるもの。

そちらは創造神様からの賜りモノで、ほぼ最上位級だからな……万能である。

「って、それはともかくだ。擬似権能、条件付きのブースト付きだとしても、耐性無視が通ったことは間違いない。これは不味いな」

幸い、この魔王(役)の主な使い方はデバフの中でも能力値弱体系だった。

デメリット付きの強化技を多用し、デバフのみを相手と共有する。

当人はそれを複数同時に使い、メリットで強引に使っているようだが、相手側ははデメリット部分のみを押し付けられる……戦闘スタイルは脳筋なのによく考えられているよ。