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第二回コラボイベント後篇 その34

転生して進化したら最強になって無双します — novelba.com · All chapters

第二回コラボイベント後篇 その34

荒廃し切った世界。

それはアイスプルの一部を切り取って複製した場所だった……のだが、風兎のアイデアによって住民たちが破壊し尽くしたのだ。

結果、更地と休人向けに設計された建物の残骸が少し残っただけ。

本来ならば、所属する星を防衛するという最終ステージのはずだったのにな……。

「……まあ、他の星と違ってアイスプルはいろいろ特殊な仕様だったし。それが伝わるよりかはマシか」

もともと前半から楽しめた、EHO版インベードガーディアン。

そちらにおいて、ステージ環境は据え置きだが各星の住民ユニットが登場している。

クリアに必要な条件や耐久できるダメージなどの違いだが、アイスプルの場合はいっさいの補正が無い代わりに時間経過で確定クリアとなっていた。

この最終ステージがまったく同じ仕様なのかは分からないが、要はそのままだった場合は特定が容易だっただろう。

アイスプルの中でも、舞台となっている偽装都市はある程度情報が出ている。

そこと現れるユニットたちを合わせて考察されると……バレそうなんだよなぁ。

「……まあ、結果オーライってことで。そろそろ時間だ」

《配置、完了しております》

「俺の方も職業能力の起動準備はできてる。風兎、住民たちは?」

『見ての通りだ。暴れ足りないそうだ』

すでに都市を壊し切って、これ以上は何も壊せないからな。

……人形たちが搭乗している乗り物を、壊さないよう我慢しているだけマシだ。

『「──来たな」』

3、2、1、とカウントダウンが進み、0となった瞬間にソレは訪れる。

俺と風兎が呟く先、上空に生じた亀裂から円盤や戦艦が現れだす。

これまで難易度向上に合わせ、様々な敵性存在が出てきた。

タコ型円盤やイカ型円盤、魚型戦艦などなど海産物的なデザイン多めで。

各モードの最後だと、鯨型に乗り込んで破壊するという内容だった。

──そしてこの最終ステージ、そんな鯨型が最初から登場している。

「事前情報通り、最初は三体か」

『おおっ、アレならば壊し甲斐があるな──ではよーい、ドンッ!』

『『『『『『『!!』』』』』』』

住民たちはいっせいに動き出す。

地上から砲撃を放つ者、一蹴りで戦艦の高さまで跳び上がり攻撃を行う者、そんな彼らに支援系の能力を使う者……。

多くの住民に参加してもらったが、全員が全員戦闘特化というわけでは無い。

特殊な支援を可能とする固有種や、『プログレス』を発現した魔物も居る。

一体一体がオンリーワン、多種多様な能力で防衛戦を行う。

……そんな彼らの邪魔にならないよう、機体を一ヵ所に纏める。

それが俺と人形たちの役割。

完全にお荷物なのだが、実際そうなのだから仕方がない……ただこのまま終わるのかどうかは、別な気がするけどな。