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第二回コラボイベントその後 その05

転生して進化したら最強になって無双します — novelba.com · All chapters

第二回コラボイベントその後 その05

休人たちによる権利抽選へのアクセス殺到は、マザーAIによって守られた。

同じAIたる執事『SEBAS』に応募を行ってもらい、他の景品交換も終わらせる。

「イベント終了後限定の新規アイテムは、どれも特別なヤツが多いからな……今回はどういう景品だったんだ?」

《まずアイラブ、モンパズ、バトラーについては、抽選を要する権利を景品がそれに該当しております。前回終了後のみの交換だった景品は、期間中から応募できました》

「だな。でも抽選枠は一人一回しか応募できないって情報は出てたから、周回して溜めたポイントは他に使わないといけない……その情報が出て阿鼻叫喚になってたよな、[掲示板]が」

前回もアイラブは、握手会擬きを一回限りの応募としてスレを加速させていた。

俺は様々な観点から応募しなかったが……そうだな、今回は風兎に権利を譲ろうか。

「PVはさすがに諦めてもらうけど、握手会ならなんとか……ポイントは大丈夫だし」

《クローチル自身が稼いだ膨大なポイントがございます。それらを用いれば、充分かと》

休人間の譲渡はできないが、応募する権利自体を原人や従魔に譲ることはできる。

……なぜそんな仕様が言いたいところなのだが、言うまでも無く風兎と似たケースだ。

紹介してみたらドはまり、しかし彼らに応募する権利は与えられていない。

休人自身はそこまでの熱意が無く、どうにかしてあげたいとGMに相談したとのこと。

結果、自分自身が応募していない場合に限り、握手会やPVへの参加券は譲渡可能。

休人はだいたい自分自身で応募するため、あくまでおまけのようなサービスだ。

「運営……というかマザーAI謹製の特別な場所らしいから、スキルとか『プログレス』はほとんど機能しないらしいけど。俺はもういろいろアレだしな……」

虚弱過ぎるステータス、延命も称号やアイテム頼り。

握手会に参加して、アイドルたちに迷惑をかけるのは……一ファンとして断固拒否だ。

なのでそちらは前回同様諦める。

代わりにPVは当たったら普通に参加するし、譲渡の可能性すら残さない……すまん、そこはシンプルに行きたいんだよ。

「って、だいぶ話が逸れた。アイラブ以外もモンパズとバトラーは無いとして……じゃあイセ村はどんな感じだ?」

《今回は門を正式に運用できる機能です。旦那様が今回行った設定を反映し、門を設置したフィールドに許可を出した者を招くことができるとのこと》

「あー、門自体は前回もあったからな。で、それを使えると……アイスプルに人をむやみやたらに入れたくは無いけど、その制限もできるってことか」

《はい。門から指定した範囲のみ移動が可能で、そこから出ようとすれば警告が発生。再三無視した際は強制追放、旦那様次第で以降の来報を拒むことが可能です》

……これはいいかもしれないな。

アイスプルには偽装大陸もあるし、都市も全体を用いているわけでは無い。

その一部にイセ村のフィールドを組み込んで門を設置、そこに人を誘導する。

これならばお試し感覚でアイスプルへ呼べるし、余計なことをすれば追放可能だ。

俺たちに与えられた専用の空間──[マイルーム]を使うのであれば、そんな使い方はできないのだが……俺の場合、アイスプル全体をソレと同等の扱いにできる。

まあ、その分フィールドを反映するのにコストが掛かりそうではあるが。

その辺は『SEBAS』と相談すれば、まあ何とかなるだろう!