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アトランティス世界解放 その07

転生して進化したら最強になって無双します — novelba.com · All chapters

アトランティス世界解放 その07

イベントに参加しているルリとショウが、アトランティス世界に到着。

あっという間に人類と邂逅、まだ確認されていないはずの勧誘を受けているらしい。

「とはいえ、あくまで今後就いてもらえたらいいなって希望的な話か。そりゃそうか、今は就けないみたいだし」

確立世界にもあるのだが、各世界特有の職業というものが存在する。

たとえば冒険世界なら【探険者】、魔導世界なら【式魔師】など。

他にも地域由来のものだったりもあるのだが……話が逸れるので切り上げよう。

重要なのは、アトランティス世界における【科法師】と【魔学者】がそれにあたる点。

つまり就職するためには、必ず一度はアトランティス世界に来る必要があるのだ。

そのうえで、就職することができる仕様の『転進の翠晶』に触れなければならない。

──がここで問題が一つ、廃棄孔にそんな便利な代物は残されていないのだ。

置かれる場所が重要なため、それを移動させることができない。

そして、アトランティス世界においてそれらが置かれた場所は現在、例の神話の侵蝕を受けて狂気と混沌に包まれている……現状、誰も新規で就くことができないのだ。

「あっちの人たちも大変だろうな。メインの職業を切り替えたりする分には、消費アイテムで済ませることもできるからいいけど。新規はやっぱり触れないといけないし……それは俺も同じだからな」

いつでも自在に職業を切り替えられ、かつ擬似的に複数の職業に就いてもデメリット皆無というチート職業【救星者】。

そんな公式チートであっても、大前提である就職のルールには逆らえない。

一度は就職に必要な条件を満たす、地域特有の職業は場所がその条件のようなもの。

つまり、休人たちがどちらかの職業に就きたくとも、また俺が家族のためにそれらの職業の検証をしたくとも──部分的にでも、その地を解放しなければならないわけだ。

「で、ルリたちが聞いた話によると、特に手堅く守っているみたいなんだよな……知能が高いみたいだな」

休人云々に関係無く、アトランティス世界限定の特級職──【究学師】の存在もある。

それを理解しているのかしていないのか、重要拠点はきっちり抑えているわけだ。

二人を勧誘している集団は、就職してほしいがその方法が失われている。

だから協力してそこを解放してほしい、と頼み込んでいるんだとか。

……いろいろと言いたいことはあるが、当事者でない以上多くは言うまい。

だがそんな俺だからこそ、できることもあるわけで──

「大至急、用意していたアイテムを送っておこう……絶対に必要になるし」

対某神話系統の精神保護アイテム、気休め程度にしかならないだろうが無いよりはマシのはず……行くか、アトランティス世界!